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コンプレックスに、いつか二重丸を

人は皆、何かしらのコンプレックスを抱えて生きているのではないでしょうか。特に要因として認められるのが、容姿だったり。どれだけ見た目の良い人でも、自分自身ではどうしても劣等感を抱いてしまうところがあったりするように、なかなか自分自身を肯定的に認め切るのは難しそうです。

私の場合、なんというか、丸いんです。肥満体形というわけではないのだけれど、なんか丸い。たぶん、見た目もそうだけれど印象も含めて丸い。自分自身のキレが悪いというのが1番のコンプレックスになっている。

そこまでいうのだから、もちろん丸顔です。頬の張りはさながら、あごも丸いから余計にそう見えてしまうのか…
引き締めようとして顔のマッサージをしたり表情筋を鍛えてみたり色々してみるけれど、元からの骨格はなかなか変わらない。基本的に顔のパーツも丸いのでどうしたものか。フェイスラインの角度を確認する日々を送っています。

一応運動部なのでそこそこ筋肉がある方だとは思います。しかし、シュッとした体形に憧れながらも、ついてしまった筋肉がなかなか落ちない。体には太い筋肉と細い筋肉があるそうですが、たぶん私についている大半のものは太いやつじゃなかろうか(元柔道部)。そして筋肉を覆う脂肪も落ちない。骨が太いのもあるがどうしようもない。

ここでふと考える。私はなぜ、丸いと駄目だと認識してしまうのでしょうか。色々考えてみた所、私の芸能人の好みが影響していそうだと考えつきました。椎名林檎女史、菊池亜希子さん、満島ひかりさん…皆細身だ。しかも独特のオーラを持つ方々なのです。こんな方たちに憧れを抱いているからこそ、そこと対比してしまっているのだなと思います。私はあまり目鼻立ちははっきりしていない方ですし、かなり庶民っぽいと言われるのもあり、そこを目指すのは恐ろしく難しそうだ。

さて、どうするか。全部は無理でもちょっとだけ自分の推しポイントを探せばコンプレックスも薄れるのではないかと思いつく。推しポイント、というか好きで通しているものはありました。
前に投稿した自己紹介文の見出し画像が、私の愛用する丸眼鏡。多くの眼鏡屋さんのサイトやお洒落に関する記事などを見ると、丸眼鏡は丸顔には似合わないとされています。しかし私は、推しキャラが丸眼鏡かけがちなのもあって高校から丸眼鏡を掛けている。保守的な私にとってそれは大冒険だったけれど、今では意外と好評を頂けている。ちょっとだけ、丸い自分が好きになりました。

お菓子の中でも大福系が好きで、特に雪見だいふくなどを食べている時は共食いとまで言われる私であるが、丸眼鏡は掛け続けるし、大福は食べ続ける。体形やら顔の形やらはやっぱり気になってしまうけれど、抵抗はしながらもちょっとずつ寄り添えたらいいなと思うこの頃です。

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