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インドネシア スンバ島 に行ってきました

時間が経ってしまいましたが、正月に行ってきたスンバ島のことを少し。
3泊4日のローカルツアーに参加しました。(プライベートツアー!)

オススメのインドネシアの旅行のしかたをにまとめましたので
よかったら見てみてください。

スンバ島は、東ヌサトゥンガラというエリアに属する島です。
日本と時差はなく、台湾と同じくらいの経度です。
バリよりも大きな島で、オーストラリア北部に近い、そんな場所です。

インドネシア人に聞いてもどこ?って聞き返されるくらい、
現地での知名度も低い模様です。

なんでここに行くことにしたか、ちゃんと覚えていないんですが、Instagramで見た景色が美しく、行き先を決めたのだった、と思います。

行ってみると、驚くくらい、自然以外何もない島でした。それがかえってよかったのですが。

まず車がほとんどいない。バイクはいても、車は少なかったです。なんならひたすら歩いている人たちもよく見ました。
(ちなみにgrabやgocarもサービス対象範囲外です。笑)

時速100キロくらいで走ってる車に乗ってても、近くに家も何もないなあ、と思ってるその道路を歩いてるんです。みんなどこからきたの?という感じ、、

カフェみたいなところもほとんどない。一番の都市にもモールも無くて、ほんとうにローカル感溢れる商店しかなかったです。

そして、ホテル近くの売店ではなんと

カセットテープがびっしりと並んでおりました。。需要あるんだな、、

外資はおろか、内資すらほとんど入っていないように見えたこの地は、時が止まっているかのようでした。

伝統的なとんがり屋根の集落。集落以外にもこういう家がほとんどでした。屋根の素材がトタンになったりしてたけど。

葉っぱを傘にして歩く少女たちの可愛さよ。。

後から調べると、農業がメインの産業にもかかわらず、その基盤すらできてない非常に貧しい地域だったそうです。


観光地化がまだまだなスンバですが、人は素敵だし、見たことない建物があるし、、異国感に溢れていました。

そして、ものすごく美しい景色がありました。

こんな景色とか


こんな景色とか

私はこの景色に感動しました。とっても。南米(ウユニとかその辺も)やアジア各国行ってきた私ですが、まだ見たことがない景色でした。

でも、同時に不思議さも感じました。

たいして標高も高くなく、緑はあるのに、なぜこんなにも木がないの?

調べてみると、過放牧や野焼きで土地が荒廃してしまったようなんです。
今スンバ島の森林被覆率は8%-10%ほどとのこと。

こんなにも資本が入っておらず、自然が残っている島なのに、これは結構な異常値じゃないかなと思います。

自然を壊すのは文明の進歩だけではない、そう学んだ旅でした。

独特の文化が息づくこの地、来られて良かったです。ありがとう。

Instagram @sk_idnp

#エッセイ

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