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薪ストーブ付近の壁を保護する

そろそろネタも尽きかけていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

以前ご指摘もあったのですが、延び延びとなっていたことを実行しました。

薪ストーブを使用する場合、壁から30cmは離しましょうね。

壁に防火対策をしましょうね。

床も対策しないとダメだよ。

というものがあり、今回材料が揃ったのでまずは壁から対策をしていくことにしました。

本当は床もやりたいのですが、補強する必要があるかどうか、薪ストーブを交換するかどうか。いろいろ決まっていないこともあるのでもう少し先になります。


詳しいことを知りたい方は「低温火災」で調べてください。

低温火災というのは、早い話がじわじわと木が炭化してそのうち燃えるよ!というものです。

そうなる前に壁に熱が伝わらないようにするための対策です。

ガスコンロ付近も対策した方がいいらしいです。


用意するものは30×40×2000の垂木2本とケイカル板5mm厚で1畳のサイズ。


ケイカル板の1辺が910mmだったので角材を910mmに切ります。


なるべく垂直になるように壁に取り付けます。


こんな感じです。中央にもう1本追加したほうが良いかな?


現在は石膏ボードを壁に立てかけているだけですが、温度的にはこれだけでも効果はあるようです。

が、しかし。

長期的には石膏ボードは断熱材ではありますが長時間高温に曝されるのは良くないそうです。

そこで、高温に耐性のあるケイカル板というものが必要になってきます。

ケイカル板というのは石膏ボードによく似た素材ですが別物です。


先日某コメリ的なお店でゲットしてきましたので取り付けていきます。

ケイカル板は石膏ボードのような素材なので取扱には注意が必要です。

5mm厚程度だと変に力をかけると簡単に割れます。

購入時、台車に乗せようとしたら縦に真っ二つに割れてしまい、「うそーん」と思いましたがしょうがないので会計しようとしたら店員さんが交換してくれました。

コメリ的なお店は親切だ!

ありがとう!僕らのコメリ!


ケイカル板をカットします。

石膏ボードと同じ要領でカッターで切り込みを入れて折ります。


折った個所は荒れているので軽く整えてから取り付けていきます。


結局3本にしました。

位置を微調整して・・・


20mmのステンレスビスがあったので取り付けます。

ケイカル板専用のビスもあるようですがコメリでチラ見したのですが見当たらなかったのでこのままでいきます。


もう一方の角も同様にします。

この角材は30mm×40mmなので壁の杉板とケイカル板の間に30mmの隙間ができるようになります。

この隙間が空気層となりますので通気しやすいように下から10cm程度隙間を開けて取り付けています。

こうすることで温められた空気が壁に冷やされて上から下に流れていくと思います。

カーテンの冷気が下に流れるコールドドラフトと同じ原理なのかな?


位置を微調整して両角を取り付けました。

さらにビスを打ち込んで固定していきます。


レーザー水平器を持っているので位置を出してビスで固定。


はい。完成。


よくあるパターンとしては、ケイカル板にアク止めのコーティングをしてから漆喰を塗るのが多いようですが、漆喰は持っていないのでとりあえず当分の間このままです。

漆喰は気が向いたらやるでしょうね。

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