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Instagramを使ったイベント集客の方法|成果を出すための秘訣を公開

割引あり

 イベントを成功させるためには、多くの人にイベントのことを知ってもらい、参加してもらうことが大切です。SNSを使ってイベントを宣伝し、多くの人にイベント情報を伝えましょう。SNSの中でも、Instagramは写真や動画を使ってイベントの魅力を伝えるのにとても効果的です。

 Instagramは、写真や動画を投稿できるSNSです。全世代で5割以上が利用し、20代の利用率は7割の人が利用しているというデータがあります。

 イベントの集客では、「インスタグラムを利用しない手はない!」というほど集客の主流になってきています。しかし、ただ単にインスタで投稿するだけでは、効果的な集客は期待できません。成功させるためには、インスタ投稿の戦略が必要です。

 この記事では、インスタグラムを活用したイベント集客のコツや、具体的な運用方法について解説します。弊社でのインスタ運用&広告の実践例もたくさん掲載しています。
 インスタ運用が初めての方でも分かりやすいように、たくさんの図解やイラストを入れて説明していますので、ぜひイベント集客の参考にしてください。

-----------目次----------------

 1. イベント集客はInstagramが最適!
 2. 目標を決めよう
 3. ターゲットを決めよう
 4. Instagramプロアカウントの設定
 5. イベント宣伝にはリール動画が効果的
 6. フォロワーを増やすにはフィードを活用
 7. 投稿でユーザーにアクションを促す
 8. 効果的な投稿時間でフォロワーを増やそう
 9. フォロワーとのコミュニケーションが大事
10. イベントの集客は広告運用が必須
11. Instagramイベント集客のまとめ

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1. イベント集客はInstagramが最適!

 イベントを成功させるためには、イベントの情報をより多くの人に届けること、つまり集客が大切です。その集客ツールとして、Instagramはとても有効です。ここでは、Instagramがイベント集客に必須である理由をわかりやすく説明します。

1-1.幅広いユーザーに情報を届けれる

 Instagramは、若者から大人まで、さまざまな年代の人たちが使っています。イベントの情報を多くの人に届けるためには、こうした幅広いユーザー層にリーチできるInstagramがぴったりです。イベントに興味を持ってくれる可能性がある人たちに、効率よく情報を発信できます。

1-2.リアルタイムで発信できる

 Instagramのストーリーズ機能を使えば、イベントまでの準備状況や当日の様子をリアルタイムでフォロワーに伝えることができます。例えば、「今、来場者プレゼントを作っています」や「あと1週間でスタート!」といった投稿をすることで、フォロワーにワクワク感を共有できます。リアルタイムの情報発信は、イベントへの期待を高めるのに効果的です。

1-3.手軽に始められる

 Instagramはアカウント作成も簡単で、個人でも企業でも、誰でも無料ですぐに始めることができます。特別な知識がなくても、スマホさえあればすぐに投稿を始められます。イベントの告知も、写真や動画を撮って投稿するだけでOKです。ちょっとした準備風景や、イベントの見どころをシェアするだけでも、フォロワーの興味を引きつけることができます。

1-4.フォロワーとの交流が簡単

 Instagramでは、フォロワーとの交流が簡単にできます。投稿にコメントをもらったり、ダイレクトメッセージで質問を受け付けたりすることで、フォロワーとの距離を縮めることができます。例えば、イベントに関する質問を受け付けて、その回答をストーリーズでシェアするなど、双方向のコミュニケーションが可能です。

1-5.ターゲットを絞って広告配信できる

 Instagramを使えば、イベントの告知もとても手軽です。ポスターやフライヤーを作るのは手間がかかりますが、Instagramならスマホで写真を撮ってすぐに投稿できます。また、インスタ広告を使えば、地域や性別、年齢、興味など、イベントに参加してほしいターゲットに絞って広告配信できるので低予算で広く情報を届けることができます。

2. 目標を決めよう

 イベントへの集客を成功させるためには、まず最初に「どんな成果を出したいのか」をはっきりさせることが重要です。目標を決めることで、次に何をすればいいかが見えてきます。「当たり前のこと」「目標はわかっている」と思っていても、一度考えを文字として書き起こしておくことが重要です。

2-1. 目標設定の重要性

 Instagramでイベントを宣伝する際、具体的な目標を設定することはとても大事です。目標があれば、その達成に向けて具体的な行動を計画しやすくなります。また、目標を設定することで、どれだけ成功したかを後から確認することもできます。
 例えば、イベントの認知度を高めるためにどれだけの投稿が必要か、どの時間帯に投稿するのが効果的かなど、戦略を立てるための基準になります。インスタで集客する際には、必ず目標を文字化しておきましょう。

2-2.具体的な目標の例

 では、どのような目標を立てるべきでしょうか。Instagramでの目標は具体的かつ、測定可能なものにするのがポイントです。以下に具体的な目標例を挙げます。

  1. イベントの認知度を高める:例えば「名古屋市の女性5,000人に投稿を見てもらう」

  2. 参加者を増やす:例えば「イベントの1週間前までに、100人にイベント参加に申し込みをしてもらう」

  3. フォロワーを増やす:例えば、「1か月でフォロワーを100人増やす」

 具体的でわかりやすい目標を設定しておくと、どのくらい成功したかを確認しやすくなります。このようにある程度、数値を思い描いておくと、目標を立てやすく、インスタ運用がしやすくなります。
 しかし、あまり欲張って大きな数字を思い描いてしまうと、目標に届かなくなるので、現実的な数字を目標として設定しましょう。

2-3. 目標達成するためのコツ

 上記のインスタの目標を達成するためには、いくつかのコツがあります。そのコツを頭に入れて、具体的な目標に向けて計画的に取り組むことで、さらにInstagramを使ったイベント集客の成功率を高めることができます。

  • さらに小さな目標を設定する

 大きな目標だけでなく、さらに小さな目標を設定し、期限を決めて目標達成に向けて進めていきましょう。例えば、「1週間でInstagramのフォロワーを10人増やす」というように、小さな達成感を積み重ねることで、最終的な大きな目標に近づけます。
 これにより、途中で挫折することなく、モチベーションを維持しながら目標に向かって進むことができます。また、小さな目標を達成するたびにチーム内で達成感を共有し、次への意欲を高めることも効果的です。

  • 進捗を定期的にチェックする

 定期的にその小さな目標の進捗を確認し、必要に応じて計画を見直します。例えば、毎週末にフォロワー数や投稿のエンゲージメントをチェックして、次の週の戦略を調整します。
 進捗確認には、Instagramのインサイト機能を活用するのが便利です。インサイトを使えば、投稿のパフォーマンスやフォロワーの増減を簡単に把握することができます。
 また、進捗をチェックする際には、単に数字を確認するだけでなく、どの投稿が特に反響が大きかったか、どの時間帯に投稿すると効果的かといった具体的なデータを分析し、次のアクションに活かしましょう。

  • チームで目標を共有する

 Instagram集客の細かな目標をチームで共有し、全員が同じ方向を目指せるようにします。チーム内で目標を共有することで、一人ひとりが自分の役割に責任を持ち、チーム全体で目標に向かって一致団結して取り組むことができます。
 定期的なミーティングではInstagramのインサイトを分析したり、進捗状況を共有しましょう。また、改善点を話し合い、次の戦略を立てるためのアイデアを出し合う場にすることも大切です。
 チームメンバー全員が目標達成に向けて意識を高め合い、互いにサポートし合うことで、より効果的に目標を達成することができます。Instagram集客は、1人で動くより、チームで動くほうがより大きな効果が生まれます。

  • 定期的に柔軟に目標を見直す

 Instagramのインサイト機能を使ってデータを収集し、どの投稿が反応が良かったのか、どの時間帯に投稿するとエンゲージメントが高まるのかを分析します。そのデータを基に、目標と大きくかけはなれていれば、目標達成できそうな目標に変更しましょう。
 例えば、ある投稿が期待したほどの反応を得られなかった場合、そのキャプションや画像が他の投稿と比べてどう違ったのかを考え、定期的に目標を再設定し、次の投稿で試してみることが重要です。
 達成できそうにない目標をずっとそのままに追いかけていくと、イベント運営側のモチベーションの低下にもなります。常に目標を見直し、活気のあるインスタ運営にしていきましょう。


2-4.目標の立て方のまとめ

 目標を設定することは、Instagramを使ったイベント集客の最初の大事な1ステップです。具体的で測定可能な目標を設定し、それに向けて計画を立て、実行していくことで、イベントの成果を確実に上げることができます。投稿内容などを考える前に、まずはしっかりと目標を決めておくことが成功への鍵です。イベントの成功に向けた具体的な道筋が見えてきますし、常に達成感を持って取り組むことができます。


3. ターゲットを決めよう

 インスタでのイベントの集客を成功させるためには、誰に向けて情報を発信するのか、つまり「ターゲット」を決めることがとても重要です。イベント告知を成功させるためには、そのターゲットを明確にして、そのターゲットに届くような投稿の内容や表現方法、テイストを正しく選ぶ必要があります。

3-1. なぜターゲット設定が必要なの?

 ターゲットを設定することで、投稿やイベントの告知がより効果的になります。例えば、年齢や興味関心が異なるグループに対して同じ内容でアピールしても、全員に響くわけではありません。
 ターゲットを絞り込むことで、その特定のグループに刺さる内容を発信でき、集客効果が高まります。その人たちが普段どのような時間帯にInstagramを利用しているのか、どんなハッシュタグをよく使っているのかといった具体的なデータを基に、投稿のタイミングや内容を最適化することができます。
 ターゲットに合わせた投稿を続けることでフォロワーとのエンゲージメントが高まり、イベントへの参加意欲も向上します。ターゲットを明確にすることで、広告費用や労力を無駄にせず、効率的にリソースを使ってイベントの成功に繋げることができるのです。

3-2.具体的なターゲットの分類例

 まず、どんなターゲットを設定すれば良いのかを考えてみましょう。ターゲット設定は、そのイベントに参加してほしい人たちを具体的に言葉で表現してみることがポイントです。以下にいくつかの具体例を挙げてみます。

  • 年齢層:例えば、20代の女性、30代の男性会社員、30~40歳の子育て世代ママ、60代の夫婦など

  • 興味・関心:音楽好き、アートに興味がある人、スポーツ愛好者など

  • 地域:イベントが開催される地域に住んでいる人、特定の都市やエリアに関心がある人

3-3.ターゲット設定の方法

 インスタグラムでターゲットを設定する際には、次の3つのステップで考えてみましょう。

  1. 興味を具体化する

    • 音楽フェス、アート展、スポーツイベント、体験会、販売会など、そのイベントに参加する人がどういう興味を持っているか具体化します。

    • 具体例:音楽フェスなら、音楽好きの若者やライブイベントに興味がある人

  2. 特徴を具体化する

    • 年齢、性別、興味関心、居住地などを具体的に設定します。

    • 具体例:20代の音楽好きな男女、都内に住んでいる人

  3. 内容やビジュアルを考える

    • ターゲットが興味を持ちそうな内容やビジュアルを考えます。

    • 具体例:音楽フェスなら、過去のライブ写真や動画、出演アーティストの紹介など、飲食系ならそれを好きな人が食べたいと思うようなキャッチコピーを考える

【具体的な例:アートに関する展示会の場合】

 例えば、アートに関する展示会を企画しているとしましょう。以下のようにターゲットを設定してみます。

  1. イベントの内容:若手アーティストによる現代アート展

  2. ターゲットの特徴:「30代~50代のアート好き、都内在住、文化や芸術に興味がある人」

  3. ターゲットに合わせたコンテンツ:「展示作品の写真、アーティストのインタビュー、展覧会の舞台裏など」

【具体的な例:スポーツイベントの場合】

 次は、スポーツイベントを企画しているとしましょう。以下のようにターゲットを設定してみます。

  1. イベントの内容:市民マラソン大会

  2. ターゲットの特徴:「20代~40代のスポーツ好き、ランニングに興味がある人」

  3. ターゲットに合わせたコンテンツ:「過去の大会の写真、練習の様子、コースの紹介など」

 このように、具体的なターゲットを設定することで、誰に向けて情報を発信すれば良いかが明確になります。

3-4.より多くのターゲットにリーチするコツ

  Instagramの投稿でターゲットに効果的にリーチするためには、ターゲットを決めただけでは不十分です。
 ターゲットに確実に情報を届け、興味を持ってもらうためには、インスタグラム特有のコツがあります。ここでは、ターゲット設定を基にした効果的なリーチ方法を説明します。

・ハッシュタグを活用する

 ターゲットがよく見るハッシュタグを使って投稿することで、関連性の高いユーザーに見てもらいやすくなります。例えば、イベントが音楽フェスティバルの場合、「#音楽好き」「#フェスティバル」「#ライブイベント」などのハッシュタグを活用すると、音楽に興味を持つユーザーにリーチできます。
 また、ハッシュタグのトレンドを定期的にチェックし、最新の人気ハッシュタグを取り入れることで、さらに多くのユーザーにアプローチできます。

・フォロワーと交流する

 コメントやメッセージに丁寧に返信することで、フォロワーとの信頼関係を深めます。フォロワーが投稿にコメントを残してくれたら、必ず返信し、コンタクトを取ってくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。また、フォロワーの投稿にも積極的に「いいね」やコメントをすることで、フォロワーとの絆を強めることができます。    
 これにより、Instagram側からも積極的なアカウントと認識され、投稿の露出が増えやすくなります。さらに、フォロワーが自分のアカウントを他のユーザーに紹介してくれることも期待できます。

・投稿のタイミングを最適化する

 ターゲットの生活スタイルを想像し、ターゲットがInstagramを見ているアクティブな時間帯に投稿することで、よりターゲットに見てもらいやすくなります。
 例えば、学生をターゲットにしている場合、授業が終わる夕方や夜の時間帯に投稿するのが効果的です。一方、ビジネスパーソンをターゲットにしている場合は、通勤時間や昼休みの時間帯に投稿すると良いでしょう。 
 Instagramのインサイト機能を活用して、フォロワーが最もアクティブな時間帯を分析し、その時間に合わせて投稿することが重要です。

 このように、具体的なターゲットを設定し、その人たちに向けたコンテンツを発信することで、集客効果が高まります。ハッシュタグの活用、フォロワーとの交流、投稿のタイミングの工夫、視覚的に魅力的なコンテンツの作成、そして定期的な投稿を心がけることで、より多くのターゲットにリーチし、イベントの成功に繋げることができます。

3-5.ターゲット設定のまとめ

 ターゲットを設定することは、イベントの集客においてとても重要です。ターゲットの設定を間違ってしまうと、せっかくの投稿も見てもらえません。具体的なターゲットを決め、その人たちに向けた投稿やコンテンツを作成することで、より効果的に集客することができます。
 イベントのインスタ運用を行う前に、まずはしっかりとターゲットを設定して関係者と共有し、実際の投稿の際や運用時に考え方がぶれないようにしておきましょう。


4. Instagramプロアカウントの設定

  Instagramを使ってイベントの集客を行うためには、ビジネスアカウントに切り替えます。ビジネスアカウントを使うと、通常のアカウントでは利用できない、さまざまな機能を活用できるようになります。ここでは、ビジネスアカウントの設定方法やそのメリットについて詳しく説明します。

4-1. ビジネスアカウントとは?

 プロアカウントは、企業やブランド、イベントの運営者がInstagramでマーケティング活動を行うための特別なアカウントです。個人アカウントからプロアカウントに切り替えることで、以下のようなメリットがあります。

  • インサイトの利用:投稿やフォロワーのデータを詳細に分析できる

  • 連絡方法の追加:プロフィールに電話番号やメールアドレス、所在地などの連絡方法を追加できる

  • 広告の作成:簡単に広告を作成して、ターゲットを絞り、情報を広めることができる

 しかも、このプロアカウントの作成・運用は、完全無料(広告費は別途)なので、イベント集客にプロアカウントを使わない手はありません。集客ではきちんとデータを把握していく必要があるので、個人アカウントではなくプロアカウントで運用をしましょう。

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