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ボクの細道:ボクをつくったもの

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ドイツハイデルベルクを発ち東ヨーロッパを巡りながら、7倍のペースで移動し続ける松尾芭蕉と競争しながら51篇の自由律詩を詠みながら、22年間の人生をかたどってきた「ボクをつくったも…
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2022年10月の記事一覧

【ボクの細道】#15#16「火鍋」「マジックカット」

ブラチスラバを出てバスに揺られて数時間、ハンガリーの首都ブダペストの風景が窓から見えてき…

【ボクの細道】#35#36「Little Miss Highway」「チェバプチチ」

ボスニア・ヘルツェゴビナのヘルツェゴビナ部分、国土の南部にある都市モスタルに来た。日本語…

【ボクの細道】#24「すばらしいおやすみ」

これから国際線で帰る君に送る言葉は昼前だって「さよなら」より「おやすみ」 とりあえず2週…

【ボクの細道】#25「シナモンロールで巻き取って」

夕方前ぐらいにコシツェについた。コシツェはスロバキア西部の都市で、ホステルに荷物を置いて…

【ボクの細道】#13#14「曇天」「地球のWikipedia」

ウィーンから国鉄みたいなボックスシートの地域列車に揺られてスロバキアの首都・ブラチスラヴ…

【ボクの細道】#22「片耳ずつのイヤホン」

ワルシャワから拠点にしていたクラコフまで帰る電車で、隣のボックスシートの女性がAirPodsが…

【ボクの細道】#8・#9「吉祥寺にもある」「You will be Queen 」

『オシムの言葉』でオシムさんが作っていたグラーシュという料理が気になって何度か日本で作っていた。グラーシュとは、一般に牛肉とパプリカの煮込み料理で、ハンガリーが由来といわれており、そのパプリカの赤はハンガリー人の血であるという人もいるぐらいだ。 グラーシュは名産だから食べようなどと宣っていたボクたちは早速、チェコ・プラハのパブでグラーシュを頂いた。それからウィーンに移動してきてお店を覗くとやっぱりグラーシュがある。それにドイツで散々見てきたシュニッツェルも余裕である。 し

【ボクの細道】#3「等倍」

旅先で個室をもらえることがある。どんないびきをする奴がいるかわからないホステルの6人部屋…

【ボクの細道】#4「星宿り」

戦場のメリークリスマスを初めて見たときの第一印象は「気持ち悪い」だった。それも人間を雑巾…

【ボクの細道】#2「フルネーム+ちゃん」

幼稚園の頃の思い出はいくつか残っている。 近くの席の女の子に、「バカ」と言われて「バカ」…