【保存版】Zoomウェビナーでワンオペするノウハウ公開!
こんにちは、近森満です。
みなさん、DXしてますか?
今回は初めてのオンラインセミナーで、
司会、講師、パネリストとの対談をし、
しかもワンオペを行いました。
そんな体験談を、すこしでもみなさんのお役に立てて頂ければ、
と思いnoteで記録に残しました。
もちろん、次回の私の備忘録でもあります。
今回のセミナーはIoT検定制度委員会が主催した、
初めてのオンラインセミナーでした。
集客はconnpassという勉強会支援プラットフォームで、
配信はZoom社のウェビナーというサービスのみで行いました。
※この初回投稿後、かれこれ6回ワンオペしています。
十分にこなれてきました!
✅ウェビナーってなに?
ウェビナー(Webinar)とは、従来のように会場でセミナーを行うのではなく、オンライン上で動画と音声を配信し、セミナーを開催することです。
ウェブ(Web)+セミナー(Seminar)と、2つを組み合わせた造語で「Webセミナー」「オンラインセミナー」とも呼ばれます。
✅ワンオペってなに?
ワンオペとは、ワンオペレーション(One Operation)の略。
ワン=ひとり、オペレーション=操作を組み合わせた造語です。
本来ならひとりでは回らないような作業や操作を、たったひとりで担当しなければいけない過酷な状況wのことをいいます。
✅今回の環境準備
今回の仕組みはZoom Video Communications社のZoomビデオウェビナーというサービスを使っています。
1)Zoomミーティングのプロ版を有償契約する。
(私はプロ版に契約しているのでアップグレードを薦められている^^;)
よくZoomで会議をするという場面では、「Zoomミーティング」を使うのが一般的です。無償と有償では使える機能や制限が違い、基本、無償のミーティングでも、普段、使うには十分です。45分以上打合せをしたい場合は、オーナーがプロライセンス以上も持っていないとできません。
45分って、微妙な時間割ですねw
2)Zoomビデオウェビナーをさらに有償契約する。
※月々または年間ライセンスで契約が可能です。ミーティングのプロ版は1年間のライセンスで契約し、ウェビナーは参加者100名の、月単位契約にしました。
月単位にした理由は、
・どの程度のパフォーマンスを発揮できるかわからない。
・2ヶ月間(10月と11月)しか使う目処がない。
・それ以降の予定が不明だった。
(後に継続することが判明します!)
3)ウェビナーを設定し、スケジュール予約する。
まずは、
・管理者設定をひとつひとつ読みながら設定していきます。
・意味がわからなくてもコツコツと設定していきます。
そして、次にウェビナーを設定していきます。
録画(レコーディング)するかどうかも設定次第です。
私はパネリストの同意の上、後日Youtubeに公開する予定でしたので、録画設定(デフォルトでスタートする)をONにしておきました。
録画を使わないにしても記録として残しておけば良いかと思います。
ちなみにQAやメッセージもテキストとして記録しておいてくれます(さすが
録画やテキストはパソコンのローカルにフォルダ化してダウンロードしてくれます。録画の変換中は、くれぐれも途中で止めないでください。
さらに、Zoomウェビナー奥深くて、募集ページや受講者管理などできる機能がありますが、今回は使いませんでした。
4)当日のその時間になったら、「このウェビナーを開始」ボタンを押してスタートします。(ドキドキします!)
✅配信機材や設備
なんといっても気になるのは配信機材や設備ですよね。
以下は私がワンオペでは「最低限」と思っている設備です。
・インターネット回線
…光回線があるとベスト、パソコンも有線で接続する。
※パネリストも有線接続が望ましい。
・メインPC1台
…MacBookProで十分、マイクもスピーカーも内蔵でOK。
・サブモニター1台
…カンペ、募集ページ、Zoom設定画面などに使用。
・スマートフォン1台
…参加者としてどのように写っているか確認用。
・照明ライト1台
…別名美人ライト。今回は自席からだったので1台ですが、左右2台がベストでしょう。
✅高機能な機材で迷っている方へ
よく放送・配信用のマルチスイッチャー(放送切り替え卓)を使っている方や現場を見かけます。
私の会社は研修を専門にしていますので、スタジオでカメラ機材を使った、オンライン講座、eラーニング収録には、Blackmagic Design社のATEM MINIを使っています。 機種はATEM MINI PRO ISOを1台、ATEM MINI PROを2台持っているので、現場に合わせて活用しています。
今回のワンオペセミナーではZoom社のウェビナーが、しっかりとした機能を有しているので、上記の環境で十分対応できました。
高機能な配信機材に慣れている、またオペレーターがいるのでしたら、大いに使うと良いでしょう。
動画のバックアップ、画面の切り替え、待機時の動画配信など、やりたいこと満載ですね。
細かいことは割愛致しますが、機種として、ATEM MINI PRO ISOは最強です(弊社のスタッフが一押し!)
✅ワンオペ手順のノウハウ公開
1)5分前くらいに「開始」ボタンを押します。
参加者やパネリストに開始まで待まっていてもらうのですが、待機室を用意しないので直接、視聴できる状態で待っていてもらいます。
・「オーディオ接続:OFF」にします。
これでこちらの音声や準備音などは漏れません。ONしておくとバタバタしている状態がダダ漏れなので、注意すべき点です。
・「ビデオ開始ON」にします。
ただし、物理カメラはオフにする!
あらかじめバーチャル背景に設定しておくことで、参加者が間違いなくこのセミナーということで待っていてくれます。ビデオOFFにすると何も写っていない状態なので不安になります。セミナーによっては注意事項やプロモーションを流しているものもありますね。
ちなみに、物理的にOFFににする場合はこういう小道具があると便利です。
2)セミナー開始
「オーディオ接続のミュートを解除」し、「物理カメラをONの状態」にします。
開始挨拶〜講演1〜講演2〜終了挨拶とプログラムを進め、Zoomのセミナーの終了ボタンを押すまで、Zoomでのウェビナーは続きます。
終了ボタンを押した時点で、録画の変換保存が始まります。
QA(質疑応答)ですが、今回は取りませんでした。
講演時間帯をお昼に設定したことで時間が限られていましたので。
後日、アンケートと一緒に集めて、コメント返しをしたいと思っています。
ちなみにアンケートはGoogleフォームを使って回収します。
ほんと、デジタル化された世の中は便利でいっぱいです。
3)パネリストを参加者から昇格する。
事前にウェビナーのスケジュール設定でパネリストを登録しておくことができます。ただ事前にメールアドレスと氏名をウェビナー管理画面で登録するのですが、どのように機能しているのか、理解できていません。今回は参加者リストボックスに居たパネリストを手動でパネリストに昇格しパネリストボックスに入れました。
4)共有画面をパネリストに設定
パネリストに共有をかけることで、画面共有が可能になります。パネリストはPowerPointのスライドを共有して頂き講演を行ってもらいました。
ここで注意事項!
パネリストを昇格させただけでは画面できないことがわかっていたのですが、昇格時に併せてアドバンス共有オプション追加を行いませんでした。
この画面共有をしておかなかったことで、もたついてしまいました(反省
✅初めてにしては及第点
今回は私が司会+講演者を兼ねているので、自分のペースで進められました。またパネリストを含めて2名でしたので、煩雑にもならずにスムーズに終えることができました。
ちなみに、平日お昼の時間帯、12時から13時、結構穴場だと思っています。在宅勤務やテレワークが増えたことで、日中でも自由に参加が可能なはずですし、オフフィスの自席でもこの時間帯なら、だれにも邪魔されず、お昼休憩時なので仕事の影響もすくないのでは、と思っています。
スキルアップ、それも仕事でしょ?と言われると、働き方改革という文脈では、なんともお答えのしようがありませんが、私が参加者であった場合、お昼を取りながら参加できる、ありがたい時間帯です。
他の団体でもお昼に行っているセミナーがあり、参加して非常にコンビニエンスだったもので、そうしました。結果、良かったです。
✅それでも反省点
・事前の準備不足
事前に何度も自分ひとりでですが、セミナーのつもりでやってみました。
PCを何台もつないで、ウェビナーの設定、機能確認、動画の写り具合、インターネット接続やワンオペ手順、本当に参加者が視聴できるのか、など実験しました。
イメトレもたくさんしました。
さらに、前日はパネリストとセミナーの全体確認して、
当日午前中にパネリストと参加者1名(社員)で本番前テストも行って、準備万端でセミナーに臨みました。その時点でいっぱいいっぱいでしたが。
・カンペは最低限すべてテキスト化しておく。
アドリブが得意な私でしたが…カンペはすべてテキスト化しておくことをおすすめします。
これは事前の準備段階で課題であったのですが、カンペを読んでいる自分の目が泳いでいるのがわかります。なのでカンペを読まずにやろうと決めたのです。が、カンペを読まない、アドリブは余計なことが起こります。ついつい、話を膨らませてしまう癖がでて、いらない着地点を作ってしまいます。
✅最後に
良い経験をしました。
本番を1回でも実施したほうが身になるのですよね。
IoT検定制度委員会のセミナーはシリーズなので、今後も数回続きます。
ワンオペで十分できることが、実証できましたので、次回はもたつかずに実施したいと思います。
チャレンジはカンフル剤、経験は人生の宝物です。
✅音声配信でも熱量を伝えています。
Zoomウェビナーのワンオペデビューについては、以下の音声配信(Himalayaラジオ放送局)でお届けしていますので、ぜひ、ご視聴ください。
ではまた。
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