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肉、星野源

2023年7月30日
昨日は肉を食べました。アチアチの皿に載せられて運ばれてくるTボーン。表面はカリカリと香ばしくて、赤い肉は噛み締めるとあまい。存分に酔いしれました。

肉食べて酒飲んで上機嫌で眠りについたのですが、起きたらちょっと、胃腸が処理落ちしてました。
三十路が見えてきたこの数年、何をするにも体力が資本だと思い知ります。遊びに行くようなことは当然として、飯を食うにも体力、寝るにも体力。映画を観るにも本を読むにもゲームをやるにもやっぱり体力。
あと気力、元気ってやつ。


先にいろいろ列挙したけれど、元気がなくても聴ける音楽というのはあります。最近のわたしの場合は、星野源の2枚目のアルバムを聴くことが多いです。
初期の星野源は今よりも全体にシの匂いが漂っています。1枚目はそれがすこし強すぎて、今の私には2枚目くらいが丁度優しい感じです。赤いジャケットの「episode」。
星野源の歌詞には生活の質感と暖かみがある。味噌汁を啜っているような気持ちになれます。この人の音楽は本当にすごいなと、年に2回くらいは思っています。
ラジオもこの前久しぶりに聞いたらやっぱり良かったです。その日は「子供って結構大人だ」という話をしてました。良かったです。この人のこういう眼差しが、あの歌詞を生み出しているのだと、わたしにはそう感じられる話でした。極めて繊細で、優しさがあり、驕らない、そういう眼差し。先入観やステレオタイプをぱっと脱ぎ去ったことが垣間見えるエピソードで、気持ちがよかったです。
(ラジオは一時期は毎週聞いていたけれど、なんとなく空気が苦手になった時期があって、久しぶりに聞いた。星野源がちょっと浮ついてた時だったんだって思ってる。)

ラジオは広告はちょっと多いけど、世の中とゆるやかに繋がっている感じがして安心しますね。家に閉じこもって無気力をやっていると不意にドアの外が自分を除いて回っていることに強烈な不安と寂しさを感じたりすることがあります。だから少しだけでも窓を開けて外の空気を入れる、窓のところで世の中と繋がっている、ラジオを流しているとそういう安心感があります。ここにこうして書いて公開しているのも似たような気持ちな気がしています。

さて、リンクを貼っておわりにします。

【episode / 星野源(2011)】
https://open.spotify.com/album/63gQEvQUZN16y0uROFo1ir?si=PIO2Q-y6SQyU7rgIq1CQtw&context=spotify%3Aalbum%3A63gQEvQUZN16y0uROFo1ir

【星野源のオールナイトニッポン】
https://open.spotify.com/episode/7d23riPop5W80lxVRuwmUF?si=SSzptVGWSWWqR6S8aH4Evg


おやすみなさい。

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