見出し画像

外でパン食べてエビ捕まえた日

2023年8月3日(木)
今朝は7時くらいに目が覚めて、なんだか外の風が少しさわやかな気がしたので散歩に出ました。出てみたらバリクソ夏でした。

家の割とすぐ近くに、ちょっと水が流れててデカい木がいっぱい生えてるみたいな、つまりは最高の公園があるのを発見しました。朝から開いているパン屋に寄って、公園で蝉時雨を浴びながら、硬いパンをかじって朝食。ベンチ代わりの石の上で、サンダルを抜いで裸足で食べました。途中、蚊にエサをやる羽目になりましたが、気分がよかったので存分に喰わせてやりました。
木があって水があるところは涼しい。裸足で触れる冷たい石は優しい。大人はもっとこのことを知ってていいと思います。小さな水路にたくさんいたのは、たぶんカワニナです。いいところだな。

公園のすぐ近くには大きな川が流れていて、橋の上から眺めると鴨が気持ちよさそうに水の上に浮かんでました。うらやましい。
鴨が羨ましくなった私は、川沿いの道を歩くことにしました。こういう川はだいたい一箇所くらい、岸に降りていける場所があるものです。幸い、ちょっと歩いたらすぐに階段がありました。ヤッタネ。
水に足をつけてやろうと思って岸まで降りましたが、水面を覗くと信じられないくらいヒルがいたのでやめました。蚊はいいけどヒルはちょっと嫌です。ヒル差別。XX年後にヒルに糾弾されたら言い訳できません。
ヒルの他には小さいエビたちが沢山。かわいいです。
ちょうどヌマエビがほしいと思っていたので、何匹か連れて帰りました。ありますよね、ちょっとエビ欲しいな〜みたいなときって。
堤防のアスファルトに膝ついて、手を伸ばしてエビ追いかけて、完全に夏休みでした。小学生の夏休み。

少し前までオタマジャクシから育てたカエルを飼ってたんですけど、元々いた場所へ里帰りさせたのでさみしくて。エビは可愛いけどあんまり個性が感じられなくて、そのバランスがなんとなくちょうどいいです。
とりあえず、水草と一緒に水槽にいれてやりました。かつてオタマジャクシと一緒に住んでいた、無限に増え続けてたタニシ達も一緒です。(正確にはタニシではなくラムズホーンっていうオレンジ色の貝。形はほぼカタツムリ。)

現実逃避の手段って、人によって、読書だったり映画だったり漫画だったりゲームだったり色々あると思うんだけど、私は自然を眺めているときがいちばん良い感じです。東京のど真ん中の花壇の根元とかでもいい。
蛇足だけど、渋谷の植え込みのところにネズミが住んでるのを見た時は興奮したな。走って逃げるとかじゃなくて、人が通り過ぎてもふつうにそこにいるの。またあれを見るためだけに渋谷に行きたいな。

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?