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自律神経を整える。やっぱり大事でした。

、一年前までは、周囲の人が『雨だと調子が悪い』と言っていた。私には梅雨と不調はつながらない。全く関係ない人間。気が付いたら梅雨が明けていた。

でも今年は、最近なんだか気分が憂鬱だったり、イライラしたり、急に不安になったりとなんだかスッキリしない日がちょこちょこあったり。

これはまさかまさか、梅雨のせいかしらと空を睨んでみるものの、当たり前だが何も変わらず。

いい機会だと思い気になっていた小林弘之先生の『整える習慣』を読んでみました。

その感想などを今日は書いてみたいと思います。

この本は、「自律神経」に注目をして、自分のコンディションを整える方法が具体的に書かれている本です。冒頭には自律神経って何か?またその影響力について詳しく書かれています。

自律神経とは。

自律神経とは、自分の身体の自分ではコントロールして動かすことができないところを動かす力を持っているところ。

内臓を動かしたり、代謝をしたり、血液を流しているのは全部自律神経ということ。ということはこの自律神経が、体の調子に大きな影響を与えているということです。

自ら自律神経を整える「コンディショニング」

冒頭で印象深かったのが、「一流スポーツ選手のトレーニングは3つからなる」ということ。

1、ストレングス・・・筋力をつけたり、技術を向上する

2、コンディショニング・・・持っている100パーセントの力を出し切る力をつける

3、ケア・・・けがをしたときに治す、従来通りの力が発揮できるようなリハビリをする

スポーツ選手としては、ストレングスやケアはもちろん大切だが、一流の選手はコンディショニングにとても力を入れている。

コンディショニングをする習慣が少なすぎる

スポーツ選手だけではなく、仕事をしたり家事をしたり、忙しいストレス社会で生きる私たち一般人もこの3つが大切。

私たちは、コンディショニングをする習慣があまりにも少ない。

結果的に、私たちが出せる力を出し切れなかったり、不調を来したりしている。

短期的には、仕事などのパフォーマンスに影響

知らず知らずのうちに自分のコンディションを乱す行為をたくさんしてしまっている。

意外なのは、乱れてしまった自律神経が元通りに戻るには、通常3時間~4時間かかること。

日中のパフォーマンスを上げるには、自律神経のリズムをできるだけ乱さずに過ごすことが大切。

長期的には、心身の不調や病気をもたらすリスク

自律神経が乱れることは、様々な不調につながっていきます。

自律神経が司っている血流が乱れることで高血圧や心筋梗塞などの血管性の病気。自律神経が司っている代謝に異常があると、糖尿病や肥満症になる。

もちろん、短期間の自律神経の乱れでこのような病気になってしまうということではないのですが、長期間自律神経の悪い影響を受けると、病気になってしまうリスクをかなり高める。

すなわち、日ごろから急激に自律神経のリズムを乱さないことや、日ごろ乱れてしまう自律神経に負担がかかってしまった身体をいたわってあげるということが大切ということなんだと思う。

この「整える習慣」という本には、その具体的な方法が書かれていて、すぐに実践できるものがわんさか載っていました。

寝る前のスマホは良くないとか。

ストレスがかかることは体に良くないとか。

いい睡眠をとらなくてはいけないとか。

いろんなことが言われています。

じゃあなんで悪いの?どうしたらいいの?という疑問を解決してくれる本でした。

この本を読んでスッキリしました。

最近不調かなと思う方。ぜひ一度手に取ってみてくださいね。


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