75mm

5歳の頃から東京に憧れ続けてきた田舎者が、上京し、幸せに生きている様子。

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5歳の頃から東京に憧れ続けてきた田舎者が、上京し、幸せに生きている様子。

最近の記事

とても好きになった人

【眠れぬ夜〜】 中学時代、部活で虐められていた。休日関係なく、朝も夕方もある部活。行きたくなくて、寝たらすぐに朝が来そうで、リビングで、朝が来ないように椅子を机代わりにiPodで夜な夜なネットサーフィンをしていた。 【君に出会った〜】 メッセージアプリで、今後10年以上の関係になるあなたに出会った。たくさんのメッセージを交わしていた中の1人。とても好きになった。東大卒というあなたに、話す口実として理科の質問をした。 【夕方の雨〜】 会ったことも、顔も見たこともないのにネッ

    • もどりたい

      嘘だ。 昔の日記を読んで、その文章に心囚われて 今の私もそんな風に書けたらいいのにと 昔の自分を羨んだ。 感情がこもった文章に心揺さぶられて そんな感情を私も持ちたいと思った。 でもこの羨ましい気持ちは嘘だ。 当時の感情を持ったって、 幸せになれるわけじゃない。 ただ目の前のことに精一杯だっただけだ。 今の私は空白だ。 もどりたいなんて弱音を吐いている暇なんてない。 手に入れたいのなら進むしかない。

      • 断捨離をした

        iPhoneのソフトウェアアップデート中に家の模様替え。友人を呼ぶと間違いなく引かれるであろう変なレイアウトを人並みに戻した。 模様替え途中、毎度のように昔の日記を読み始めたり、本棚を解体してみたり回り道。断捨離も進む。払ったかも分からない水道局の支払書も、昔のメモ書きも、アイシャドウも、ネイルも捨てる。本は30冊、古本屋に出すようにダンボールに詰め込む。 一仕事を終えて、真っさらになった机の上を見て満足する。一緒にiPhoneのホーム画面も真っさらにする。 こうして断

        • グレイスケール

          今日、私はiPhoneの設定をグレイスケールにしました。 グレイスケールは簡単に言うとモノクロ。 黒と白で表せる色しか使わないのがグレイスケールです。 設定方法は下記------------------------ 設定→アクセシビリティ→画面表示とテキストサイズ→カラーフィルタ→グレイスケール ------------------------------------------- 『ヤバい集中力』という本を読んでこの設定があることを知ったのですが、まあ落ち着く。色の刺激

        とても好きになった人

          逃げ

          広田さんに会いたい。 ただ居るだけで、わたしの存在が認められる気がするから。 それはでも気のせいなんだろうけど、 それでも会いたい。 わたしはわたしという現実から逃げようとしている。 なにも成していない、成そうともしていない事実から目を逸らそうとしている。 だからこうして文字にする。 人に感情を伝えることが苦手だから わたしはちゃんと考えてるんだって 文字にすることで言い聞かせている。 わたしは肉体と感情を切り離すことでしか生きられない。

          まだ放浪

          料理ができる人がいいなんて言う人はイヤ。 ずっと家に閉じ込められるんでしょ? 家庭につくのはまだまだ早い。 早いどころか、その時が来るかさえわからない。 いつまでも遊んでいたい。 馬鹿をしていたい。 社会の一員になることで、 「一般的な」生活を認めたくない。 2人で工作をしたり、 お菓子を作ったり、 本を読んだり、 そんなことを週に一度したいの。 毎日なんていや。 あなたは私のものじゃないから。 ちゃんとあなたを認め続けたいの。

          まだ放浪

          ベビースター

          優しくて 温かで 少し寂しそうな、 そんな人にもらったベビースターが すごく嬉しかった。 もしその人と仲良くなったら、 ベビースターじゃ我慢できなくなるのかも もっと求めてしまうかも。 いくら求めても 満たされることはないだろうな... 孤独が幸せなの。 寂しいな。

          ベビースター

          付き合うということ

          付き合うということがわからない。 恋人をつくるということ。 わたしは「契約」が好きではない。 実社会においては 「契約」を結べば約束は守られる。 しかし、付き合うという「契約」では 人の心は縛れない。 そう思うから、わたしは好きな人に 「付き合いたい」 なんて言葉は言えないのだ。 もし付き合って仕舞えば 永遠なんてものを期待してしまうからだ。

          付き合うということ

          トイレの蓋

          トイレの蓋を閉めない人を 軽蔑するようになった。 誰かが使った気配がするのが嫌というより、 次の人にその気配を感じさせる無神経さが 許せないのだ。 でも、トイレの蓋が 閉まってるかどうかなんて、 本当のところどうでもいい。 こんなことを 気にするようになってしまったのは、 きちんとした生活を心がけてからだ。 こんなに細かいことに躍起になっている。 他人に厳しくなっている。 くだらない。 私は変わってしまった。 良いことなのか、 悪いことなのか。 もう元には戻れない

          トイレの蓋

          お酒で潰れた

          久しぶりにお酒で潰れた。 実に2年ぶり。 痩せてから飲まなくなっていたけれど まさかここまで飲めなくなっているとは... それも結構ちゃんとした集まりで かましてしまった...... 寒くて、気持ち悪くて、怠くて、 立てなかった。 他人への迷惑を考えるよりも 自分の体調のことしか考えられなかった。 痩せたせい? 歳のせい? もうお酒は程々にしよう...

          お酒で潰れた

          断捨離

          断捨離

          久しぶりに

          久しぶりに

          缶ビール

          お店でいつも缶ビールを飲んでいる人。 陽気でやたら馴れ馴れしくて社員さんにいつも叱られているお客さん。 飲みすぎて、叱られて、もう飲むなと言われることもしばしば。 それでも通い続けてくれている。 初めてお店に入ったとき、すごく緊張した。 でも、その人が私の緊張を解いてくれた。 その人は私のことを好きだと言う。それはおじさんがよくいう冗談の一つでもあり、本音でもあると私は思う。 その人は接客における私の悪いところを指摘してくれる。それは、私のことが好きだから故のことだと

          缶ビール

          気になっている人

          いま、私には気になっている人がいる。 その人は私より10歳以上歳が上で、同じ場所で働いている。 初めて会ったとき、ビビッときた。 しかし、その「ビビッ」は私にとってはよくあることだ。当時、彼もその1人にすぎなかった。 私はビビッときた相手にはとことん媚びを売る。他の人よりもほんの少し親切に接する。そうして距離を縮めていくのが私のやり方だ。 その作戦はほとんど失敗に終わる。なんとも自分勝手なことだが、途中で相手に飽きてしまったり、縮まったとき、相手の出方に嫌になってしまうの

          気になっている人

          ギターの弦を買った

           ギターの弦を数年ぶりに張り替えた。  整体師さんとギターの話をしたからだ。  昔バンドをしていたという彼は、週に一度はギターの弦を張り替えていたらしい。今でも実家に帰ると、弾かずとも弦を張り替えるという。私はそれをとても丁寧な生活だと思った。  身体が軽くなったその足で楽器屋に出向いた。たくさん並べられたピックを眺める。特にポムポムプリンの柄に惹かれ、その中でもどの柄にするか悩んだ。楽器屋で1番ピック選びに時間を割いたが、結局買わなかった。  ギターやベースのコーナー

          ギターの弦を買った

          文章を書くこと

          私はずっと内気だった。 5歳の頃、近所にできた初めての友達。 彼女が母親の影に隠れる姿を真似していた。 幼稚園ではいじめられていた。 「一緒にお昼を食べるのと、休み時間に遊ぶのどっちがいい?」 と同級生に聞かれた。 私はお昼ご飯を選択した。皆が集まる中、一人ぼっちはあまりにも惨めだ。 昼休みは1人で遊んでいた。 意地悪されないぶん楽だった。 小学校に上がり、休み時間が来るといつもビクビクしていた。 周りはみな友達とお喋りをしている。 私には友達がいない。作り方がわからな

          文章を書くこと