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ユーザーインタビューに悩んだら読むべきnote6選

こんにちは、デザイナーのちょいちょいです🕶
普段は、瞑想アプリCoralのUI/UXデザインや、いろんな企業様のチームメンバーとしてサービスやWebサイトの設計からデザインまでをお手伝いしています。

今回は、サービス開発過程でのユーザーインタビューのnote記事を読み漁り、特に学びになったnote6選をまとめてみました。
ユーザーインタビューの流れは大まかに下記の3つに分かれますが、

設計 → 実施 → 分析

今回は特に「設計」「分析」に絞ってまとめています。


設計編

メルペイでUXリサーチャーをしている方が、質問のスムーズな流れの作り方を、これでもかと丁寧に教えてくれています。
インタビュー中の注意点も簡潔に書いてくれているので、時間がない方はまずこの1本を読んでみてください。この内容を無料で、かつわかりやすく出してくれていることに有り難さしかないです...🙏

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顧客の課題を把握するためのユーザーインタビューについて、まとめられている記事です。「インタビューでWhy?を聞くのは危険だよ」とはよく言われますが、その理由と解決策が具体的に書かれています。
特に学びになったのは「脳内マップが想定通りかを「実際の行動や振る舞い」という証拠を集めることで明らかにしていく」という部分です。
最後に紹介されていた「対話型ファシリテーションの手ほどき」は早速ポチりました🙏

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Google提供のUXデザインオンラインコースで学んだ、7つの認知バイアスについての記事です。
認知バイアスは、ユーザーを深く理解する障害になります。あらかじめ認知バイアスを理解しておくだけでも、設計時・分析時の偏りに気づける可能性が大きくなります。それぞれのバイアスについて、気を付ける点が簡潔にまとめられているので、設計を見直す際に✅チェックリストとして再読したいですね。


分析編

設計編の1つ目に挙げた記事の続編です。
ビジネス面での実践だけではなく、学問的な分野からの学びもわかりやすく凝縮してくれています。ただフレームワークに頼るのではなく、その分析手法ができた背景から学んでほしい気持ちが伝わってきます。
この記事の最後で紹介されている川喜田二郎先生の「発想法」は、質的分析でよく使われるKJ法の原点が書かれている本で、学生時代にお世話になりました。こういった本を読むことで手法の理解が深まり応用が効くようになるので、紹介をしてくれてありがたいですね。

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クックパッドのディレクターさんが、インタビューの実施中・分析で気をつけていることをまとめた記事です。インタビューは「終わった後が本番」と、分析の目的をクリアにしてくれます。
得に学びになったのは、「インタビュー中は行動と状況の話を引き出すことに専念し、背景の感情はチームで考える」という点です。インタビュー後、どのようにチームで理解を深めているのかも、実例の写真付きで(!)載せてくれています。
最後は「力ずくで発散と収束」と書かれている通り、インタビューの内容を鵜呑みにするのではなく、脳汗をかきまくって考えることが大事だということを教えてくれます。

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クラウドワークスのUXリサーチャーさんの記事で、上の記事の手法を使って、さらに分析を深めるための案内をしてくれます。
個人的に特に印象に残ったのは「インタビューはそのまま議事録起こしする」「理解した内容を文章化してみることで、構造化できていない部分の矛盾がわかる」の2つでした。早速活用させていただきます💪(文字起こしはクラウドワークスに頼もうかな...)

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