むすめが安心できる自分の場所が、家の中にあることはぼくもうれしい
むすめが自分のつくえに座っています。勉強をしているのか、タブレットをつついているのか、絵を描いているのか、何をしているのかはわかりませんが、とにかくむすめがつくえに座っています。それだけでいいと思うのです。
むすめの学校の懇談会に行ってきました。まだ新学期が始まったばかりなのでクラス全体の懇談会。夜になって、仕事が終わってから、保護者が学校に集まります。担任の先生が学校での様子などを話してくれます。クラスの目標とか生活で注意してほしいことなどを話してくれます。
先生の話が一段落すると、今度は保護者の方から順番に家での様子を話していきます。いろいろな家庭での様子を保護者の方々が順に話していきます。「ウチのむすめは何をしているのかわかりませんが、つくえに座っていることが多いです。」と。タブレットを構っていることもありますが、絵を描いていることが多いです。たまに宿題もやっているようです。
ぼくが子どもの頃はつくえに座っていることなんかどちらかというとほとんどなかった。つくえの上には無造作に置かれたカバンや荷物でいっぱいでした。大学受験のときとか専門学校の受験のときはつくえで勉強していました。いまもデスクでパソコンを触ることがあります。
むすめのつくえは特に高価なものではありませんが、つくえを置く位置には注意するようにしています。
つくえを壁につけるのではなく、壁を背にして座るようにつくえを配置します。通常だと部屋の面積を消費するので、つくえは正面が壁を向いていると思います。壁を向いてつくえに座る。イスを収納したらスペースが縮小できます。
でもウチでは壁を背にしてつくえに座るように配置しています。もちろんイスを収納しても、座る分のスペースが消えることはありません。一見すると無駄なように思います。しかし、これはエリアや方位にこだわらない風水の巒頭という技法のひとつです。
壁を目の前にして座ると、子どもは余計なプレッシャーや居心地の悪さを感じます。圧迫感があるんですね。つくえ自体に大きな奥行きがあれば回避できますが、そうではない普通サイズのつくえだと前方の壁が子どもの集中力を欠くなどの邪魔をします。
反対に壁を背にして座るようにすると、集中力がついて、落ち着くそうです。これは後方に壁があることで、後ろ盾がある、守りがしっかりしている、という心理的な安心感が生まれるようです。その副次的効果として成績がよくなるというのもあるようです。
風水の知識を生活に取り入れることはとても有用です。子どもだけではなく、ご自宅で使用される書斎のデスクの配置も壁を背にするといいですよ。
ステイホームになったときにいろんなひとが「リモート環境を整備した」というnoteを書かれていて、ご自分の書斎をあげておられましたが、ほとんどの人が壁に向いて座るような配置にしておられました。
子どものつくえや書斎のデスクはいわば自分の世界に浸れる、世界観を養う場でもあります。
たかがつくえの配置かもしれませんが、デスクが自分が安心できる城のように感じられることはとても幸せなんだと思います。
むすめは今日もつくえに座っていることでしょう。むすめが安心できる自分の場所が、家の中にあることはぼくもうれしい。何をやっているのかはわかりませんが。
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