ミハエル

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最近の記事

小学生の時の読み聞かせの時間のありがたさが大人になってわかってきた。

ぼくの通っていた小学校では3年生ぐらいまで週一で誰かのお母さんが読み聞かせに来てくれていた。 その時は読み聞かせの本の内容よりも、誰のお母さんが来るのか、自分の親が来ると教室の後ろで何となく恥ずかしさを感じていたことぐらいしか考えていなかったように思う。 しかし、そんなぼくも小学校を卒業して、十数年経った今、読み聞かせを当たり前のように行ってくれていたお母さん方に感謝の念を抱くようになった。(今更ですみません) というのも、最近になって自分が読書に対してポジティブなアプ

    • 新型コロナに関する書籍に思うこと

      書店に足を運ぶと新型コロナウイルスに関する書籍が増えてきたなと感じるようになりました。 それでも裏を返せば、書籍を執筆してそれを出版するという当たり前の経済活動がしっかり維持できるようになったということは素晴らしいことであると再認識しました。 しかし、そうした新型コロナウイルスに関する書籍を手に取って、購入したいとは僕はまだ思いません。 もちろん、そうした書籍がダメだと言っているのではなくて、単にまだ時期尚早なのではないかと思うからです。 素人目に見ても、新型コロナウ

      • 本を読む順番

        最近感じるのは、実用書などを読む際には「先に読んでおいた方がいい本」つまり、「読む順番」があるということです。 これは僕が個人的に思うことであって、自分でもその順番が正しいのかはよくわかっていません。 ですが、いわゆる「名著」と言われる書籍や、現在まで何十版も発行されているような書籍は「先に読んでおいた方がいい本」に該当する事が多いように思います。 僕自身もまだまだそういった未読の定番の名著は文字通り山積みの状態ですが、読了した本の中の一例では、D・カーネギーの『人を動

        • 『人類5000年史』をどう読もうか。

          出口治明先生の著書である『人類5000年史(I〜Ⅲ)』を読んでいます。 内容としては、タイトルから分かるように文明の誕生から現代までの5000年に渡る人類の歩みをまとめた書籍です。 書籍の巻頭にも紹介されていますが、出口先生は人類の歴史をまとめることを自身のライフワークと位置付けています。出口先生が現代でも有数の読書家であり、博覧強記の人であることは広く人口に膾炙されていることかとは思いますが、5000年に渡る人類の歴史をまとめようとする気概には圧倒されます。 それ故に

        小学生の時の読み聞かせの時間のありがたさが大人になってわかってきた。

          「好き」と「憧れ」の混合

          山口周氏の『仕事選びのアートとサイエンス』の中に仕事を選ぶ際に、「自分がその仕事を好きなのか、それともその仕事に就いている自分に憧れているが故にその仕事を選ぼうとしているのかを混合してはいけない」という箇所がある。 確かにこの指摘は言われればその通りだと合点がいくものの、第三者などに指摘されないままに自己分析などを行うと簡単に陥ってしまう罠のように感じる。 実際に社会に出たことのない学生が自己分析をする際に、「自分の好きなこと、得意なことを活かす仕事が適しています」とアド

          「好き」と「憧れ」の混合

          僕なりの本との向き合い方と買い方

          書店で書籍を購入する際の判断基準のお話。 普段書籍を購入する際は、Amazon6割、書店4割ぐらいの比率です。Amazonでの購入はピンポイントで目当ての書籍が’ある際に利用することが多いです。新刊ではない場合は、店頭には置いていないことが多く、Amazonで入手するしかないかなと思っています。 Amazonは世界で一番豊富な在庫を持っているのでAmazonにない書籍を手に入れるには古本屋での運命的な出会いに期待するしかないかもしれません。 ただAmazonの欠点という

          僕なりの本との向き合い方と買い方

          完全な治療を望むよりも、躁うつの自分と上手く付き合っていくことを考える

          感情の浮き沈みが激しい故に、一年の中で、何もできない時がある。何度かこの状態を経験すると、これを完全に治すのは多分無理だなと自分でわかる。投薬治療やカウンセリングを行っても一時的にはよくなるが、なんとなくいずれはまた元の状況に戻るんだろうなという感覚がある。その思いを持っているから繰り返すのかもしれないが、拭い去れる気がしない。 拒んでいてもやってくる鬱ならば、いっそのこと受け入れてやろう。 一年の中で何もできなくなる時期は長くて2ヶ月ぐらいある。文字通り何もできない。朝

          完全な治療を望むよりも、躁うつの自分と上手く付き合っていくことを考える

          大学入学前にタイムマシンで行けたら

          もしも、大学入学前に戻ることができたら。 今春に卒業を控えている人間なので、最近こんな事をよく考えたりする。 最も、僕の大学生活がつまらなかったということではない。 幸いにも、志望した大学に入学することができたし、友人にも恵まれた。両親にも大きな援助をもらうことができた。 春からは僕を迎え入れてくれる会社がある。 当時は常になんらかの不平不満を抱いていた気がするが、こうして思い返せば充実した学生生活を送らせてもらった。 とは言っても、人間は妄想が大好きな生き物であ

          大学入学前にタイムマシンで行けたら

          ジムを継続するコツは最初から真面目に行かないこと

          「ジムはちゃんとした格好で行かないといけない」 「ガチ勢じゃないからなんか浮きそうでやだ」 「しばらくは家でトレーニングしてからジムデビューしよう」 「マシンの使い方とかよくわからん」 上記のような考えは必要ありません。まずはジムに行きましょう。 入るだけでも問題ないです。「ジムに行く」事が一番重要。 やる気が出たらジムに行こうと思ってたら永遠にジムには行けませんし、理想の体になるのも夢のまた夢になってしまいます。 やる気を待つ前にまず「ジムに行く」という行動に移しましょう

          ジムを継続するコツは最初から真面目に行かないこと

          感情の共有の意義

          人間は他者との共有を望んでいる。 他者と共有するのは体験だけではなく、感情も共有したいと願っている。 Twitterがあれほど世界でしようされているのはそのリツイート機能があるからである。「バズ」を求める根底にもこの他者との共有という願望がある。自分が「バズ」を生み出せれば、自分が共有の中心になることができる。 私たちが旅行に行ったとしてもその体験を共有したりする人がいなければその旅行の楽しさは薄れてしまう。逆に友人と近場でBBQをするという旅行に比べたら小さな出来事でもそ

          感情の共有の意義

          オナ禁の所感 21日目〜25日目

          20日目を超えても案外普通 今年の1月ごろにオナ禁を知って以来、恥ずかしながら20日を超えたのは初めてである。2週間ぐらいのサイクルでリセットしていたのもあるし、最近は3日〜5日でリセットを繰り返していた。個人的にはあまり日数にこだわるべきではないと考えてはいるものの、一方で、長期のオナ禁をした経験がある人間が「日数は重要ではない」と言ったところで説得力もないと思っている。なので、今回はその意味も込めて日数はかなりフォーカスしている。 オナ禁初心者(僕を含めて)にとっては

          オナ禁の所感 21日目〜25日目

          オナ禁の所感 【18日目〜20日目】

          18日目。16〜17日目にかけて体調を崩してしまっていた影響がまだ響いており、朝から体調が優れない日であった。オナ禁をしていても常に身体的な健康を維持できる訳ではないので特に気にならなかった。だが、16日目の記事でも言及したが、まだオナ猿の習慣が抜けていないと、こうした些細な状態不良を格好の言い訳にしてリセットしてしまいがちなので、調子が悪い時ほど踏ん張りどきである。 肌感も若干悪化してしまった。顎のあたりに小さなニキビができてしまったり、肌の張りも少し弱くなってしまった。

          オナ禁の所感 【18日目〜20日目】

          オナ禁の所感 【15日目】

          サウザー先生が言っていたように、性浴の高まりは落ち着いてくる。まだまだ道のりは長いと言えども、少しずつ安定してきている感じはある。睡眠の質が向上した事で、朝の時間に余裕が生まれ、一日のスタートが好調になる。自分で自分のモチベーションを高められる状態なので、朝から筋トレするのも良し、読書や勉強をするのも良しで非常に気分が良くなる。 仕事や人間関係で少しぐらい上手くいかなくても引きずる事もないし、切り替えも早い。僕はどちらかと言えば、過剰に物事をネガティブに受け止めてしまうタイ

          オナ禁の所感 【15日目】

          オナ禁の所感 【16日目〜17日目】

          16日目から17日目は少し体調を崩してしまい、やや満足感を感じられない2日間となってしまった。オナ禁をするとテストステロンという男性ホルモンが分泌されるのは広く知られている。そして、テストステロンは免疫機能を低下させる働きがある。つまり、風邪などに罹りやすい状態になるのだ。 これは、サウザー先生の白熱教室の中で言及された事で知った事実である。それを踏まえて考えると多少の体調不良は想定の範囲内という感じである。しかし、元から風邪に罹りにくい人は、オナ禁をしてもそこまで影響はな

          オナ禁の所感 【16日目〜17日目】

          オナ禁の所感 8日目〜14日目

          この記事では、禁欲(通称:オナ禁)をしてみての僕個人の所感を、自分自身の備忘録も兼ねて書いています。 前回に1日目〜7日目に関する記事を書きました。 今回は8日目から14日目の所感について書いていこうと思います 【8日目〜10日目】 僕の中での第一関門である7日目を超えて8日目から10日目になってくると、性欲は一旦落ち着いてきます。7日目に到達したという少しばかりの自信も付いてきたこともあり、自分の欲をコントロールできてきたと感じるようにもなってきます。また、このあた

          オナ禁の所感 8日目〜14日目

          ”物理的”の効果

          何かを始めようとしたり、何かを達成しようと決心することは多々あるが、それを当初の予定通りにこなせることは少ない。 毎日ジムに行こうと息巻いていても、結局今日も行かなかったなと何度、天井を見上げたことだろう。 少なくとも僕はそう実感している。 そうした”失敗”の多くは自分の理性に過度に期待しているのだと、最近になってようやく気がついた。 (今までできなかったのにも関わらず)今のオレならできるはずだ!というどこからともない自信が不思議なほどに湧いてくる。 できるはずだ!

          ”物理的”の効果