見出し画像

夢叶う、新しい歴史の始まり。

ついに東北に深紅の大優勝旗がやってきます。
仙台育英、夏の甲子園初優勝おめでとう。
すべての関係者の皆さん、本当にありがとうございます。

育英といえば、強打で押していくイメージでしたが、今年は投手力と機動力がすごかったですね。

特に投手陣は140km/h以上を投げる選手が14人もいたそうです。
そのうちの5人が甲子園のメンバーに入りました。

緒戦はひやひやする展開が多く、打ちまくって勝った試合があまりなかったのでまさか優勝できるとは思っていませんでした。

でも、尻上がりに打線がつながってきて確実に勝ち星を挙げていき、迎えた下関国際との決勝戦。

下関国際のピッチャーの仲井くんはインコースを積極的に攻めてくる強気のピッチングに加え、フィールディングが良かったので「彼を打たないと勝てないな」と思っていました。

終わってみれば8−1の快勝!

母校が東北勢初優勝を勝ち取ってくれて本当に嬉しいです。

さて、応援団のはちまきに書かれている「日本一からの招待」の意味、気になった方も多いのでは?

この言葉、須江監督が系列の秀光中学校の軟式野球部の監督をしていた頃からのスローガンだそうなんです。

「厳しい練習を日々続けていけば、日本一の方から自分たちを招待してくれる」という意味で、高校の硬式野球部にも受け継がれたということです。

去年の夏、育英は県大会4回戦敗退。
その悔しさを胸に刻んでの今年の優勝は、本当によく頑張ってくれた結果です。

私は仕事を終えた後3回表からテレビで観戦していましたが、急遽現地に飛んだ同級生、自室のプロジェクターで観戦した後輩、仕事の合間に経過を教えてもらっていた同級生と、みんな期待を込めて応援していました。

中でも、いつもはクールな同級生の旦那さん(彼も同級生)が熱くなっていたというのが彼らしくていいなと思いました。

直後のSNSには現地の同級生から校歌の動画がアップされ、タイムラインでそれぞれの思いの丈が熱く綴られていました。

今回の東北勢初優勝は、東北の方々が100年待ち焦がれたもの。
東北の方が厳しい冬の間、なかなか来ない春を待ちわびるような気持ちに似ているなと思いました。

本当に、育英を卒業できて良かったです。

今年のチームは2年生のメンバーも多いので、新しいチームに期待しましょう!

この記事が参加している募集

お気に召していただけましたか?いただいたサポートは、活力をチャージするためのお茶代になります。よろしければサポートお願い致します。