見出し画像

小売業の現場からDX 北のスーパーから 

毎度! 北のスーパーで店員をしながら明るい未来を夢見ております。明るい未来は自分で作るをモットーに、デジタル技術などなど勉強しながらDXや効率改善を目指したりしています。
今回は職場の問題点、課題を集めた中から同僚や上司と相談した内容を参考に具体的な解決方法を考えてみました。

↓ 前回の記事からの続きです


1. 現場に関わる問題課題の収集が出来ていない

具体的な問題点の内容
これまで色々な方法で現場に潜む問題や課題を探し、解決方法を考えたが、問題や課題というものは。その人の立場や境遇によって違うので限定された組織内ではなく、広く問題や課題を収集するべき。相手の気持ちになって考えてみようと道徳の時間でよく言われたけど、多分誰しも正しくすべて他人の気持ちを汲み取れない。お客様の声を聴いたり、業務上の問題点は上司に報告しましょう、という風潮はあるが業務は忙しくなかなかコミュニケーションを取り合う時間が取れていないのが現状だ。

解決方法
LINEbotで手軽に問題課題を収集できると、思いついたら即入力できるのでわざわざ上司にかしこまってメールを打ったりアポイントを取る必要が無い。また集めた問題や課題をLINEbotとGooglesheetsやAirtable、Notionなどのデータベースに連携させれば分類や閲覧の効率が良い
さらにプログラムを組んでデータベースから使われている単語の頻度などを集計すれば、高頻度な単語ほど広く多く問題視されているなどの分析が容易くできる。

2.情報が入ってこない、共有出来ていない

具体的な問題課題の内容
先日本社のデジタル推進部の部長が講和された中で印象に残ったのが
「従業員一人一人がDXに関心を持つが必要」という内容だった。
現場は、社内の他の店舗で導入された新しいシステムの事を知らない、競合企業の取組内容を知らない人が多い。
また、技術や知識が属人化しており、技術や知識を持っている人と問題を抱えている人が結びついていない。社内のコミュニケーションがほぼメールか電話、直接会って会話する事だけなので知識の蓄積が進まない。
情報が入ってこない情報を得ようとしていないなど。

解決方法
まず大前提に
SlackやMicrosoft Teams、Discord
などのコミュニケーションツールの導入、お店の中限定のWEB掲示板であったり、noteの様にそれぞれの知識やノウハウを共有しあえる場があれば、知識を共有したり、お互いの意見をフィードバックする事もできる。他の人によい知見を与える事ができればいいねをもらえる機能付き。普段時間が無くコミュニケーションが取れない、店長や副店長店管理職が持っている情報もブログのように書いてもらったら時間や場所の制約なく共有できる


3.お客様へのアプローチ

具体的な問題課題の内容
我々のおかれている小売業は、ただモノを並べていれば売れる時代は過ぎ去って、差別化や価値の訴求をすることがとても必要。また、モノ消費からコト消費と言われ買い物を体験と捉えお客様の感情をくすぐる売場体験が必要とまで言われている。とはいえ、少子高齢化や業務の多様化が現場の人員不足を招き丁寧な接客や商品の販促に使えるコストも限られている。

解決方法
デジタルサイネージを活用してお客様と双方向コミュニケーションを図る
LINEのチャットボットを活用して商品やお店のおすすめ案内を送付する


4.コロナウイルス感染対応チェック

具体的な問題課題の内容
例えばお店の従業員が、本人や家族にPCR検査を受けなければならなくなると陽性か陰性か、本人なのか家族が対象者なのか、保健所の判断は濃厚接触者であるのか、また自宅待機の際は有給扱いになるのか、自宅待機の期間、などを本社からの案内された事例別のPDFファイルとにらめっこしながら判断しなければならない。この様な事例が人事や会計などのバックオフィスでは恒例行事となっており、色々なコストが無駄になっている。

解決策
アンケート式に応えれば回答へたどり着くLINEbotなどのチャットボットの作成


5.シフト集計システム&作成 配布の省力化

具体的な問題課題の内容
休み希望を紙で集計する、みんな書いたらエクセルに転記する、だいたい転記漏れや誤りがある、業務内容や予測売上などを考えつつシフトを考える、社内専用システムに入力、入力完了後シフト表をプリントして従業員に手渡す、時々無くす。

解決策
休み希望をWEBアンケートで行う、集計作成はクラウドのエクセルやGooglesheetsで行う、社内システムにPADで自動入力印刷し配布、もしくは
クラウドのエクセルやGooglesheetsで作ったシフト表を共有する。
モバイル端末で共有できればいつでもどこでもシフト確認でき、集計も楽になる。またシフトの修正などをLINEなどで共有する事も容易になると思う。

6.レジ込んだらお知らせBOT 通知

具体的な内容
レジ混む、レジ担当者手元に設置されているボタン押す、サービスカウンターにアラートが鳴る、それを聞いたサービスカウンターの担当者がレジ応援の店内放送を流すために、放送用の機械のスイッチ操作して店内放送を流すのだが、サービスカウンターの担当者が接客などで手が空いていないと、放送がかけられない。そしてなんとか店内に流れて、レジ応援の放送を聞いた手の空いている従業員が駆けつける。その間お客様ずっと待ってる。
時間と手間の削減がしたい。

解決策
レジ混む、レジ担当者手元のボタン押す、それがトリガーとなって従業員のスマホに通知が行く、従業員レジ応援に入る。早い!

あとがき

これからがウチのお店のDXが本格始動します。先を行く世の中に追いつくために楽しくいきたいと思います。(^_^)v

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?