小売現場の問題解決 非線形アイデア編
はじめに
こんにちは、
読んでくれてありがとうございます! 北のスーパーで店員をしながら明るい未来を夢見ております。最近はノーコードツールを勉強しながら効率改善したりしています。
今回は職場の自分の周りに人々が抱える問題点、課題をより良い解決策を導き出すために、「非線形のアイデア発想」を使って解決方法を考えてみました。
非線形のアイデア発想とは
実施編
①問題、課題収集
仕事上の課題・問題をお店の従業員から部門を限定せず、自作アプリ(具体的方法はあとがきに記載)広く浅く収集しました。
②解決策のアイデア出し
箇条書きにした問題に対して、書いた人以外がそれぞれ思いついた解決方法を記入しました。
非線形のアイデア創出を念頭にして欲しく「デジタルなど先端技術で解決しよう、未来から来たドラえもんになって考えよう」をテーマに設定。
③最終案の実現性を考察
参加者3名
・自分 sawayama スーパー勤務20年目 最近デジタル技術を勉強中
・同僚 入社10年目 趣味漫画鑑賞(主に少年マガジン)
・友人 元小売業アルバイト数年の現在フリーランスのWEBデザイナー
出された回答をさらに深堀、実現可能性や具体的に扱う技術などをわいわい考察してみると、ひみつ道具のアイデアがいくつか生まれました!
解決策編
せっかくなので「ドラえもん風」に 結果発表!
質問 001
お客様におすすめワインについて聞かれた時に上手く答えられないよ!
考察
カメラ付きのパッドに商品をかざすと商品情報が表示される端末は現在も存在している。
AI技術の発達やネット回線の高速化が進めば、リアルタイムでの対話や売場状況などに応じた発信ができる。
また、単純に質問に答えるだけではなく、栄養士や有名料理人が、食育情報や健康に関する情報等を発信する。子供に人気のキャラクターが売場で子供たちの相手をするなどできれば、CXの向上にも繋がる。
質問 002
手描きPOPが上手に書けないんだ!
考察
「ビレッジバンガード」や「ドン・キホーテ」でよく見かける手描きPOP。
技術発展が進みデジタルサイネージが町や売場に増えてくると、逆に手描きPOPが必要になってくるのではないだろうか。
Aデザインの知識がなくとも手軽に作成できるサイトがある(Canva、Fotor)、これにお店毎の顧客データやAI活用により客層に合わせた作成が自動化できれば面白いだろう。
質問 003
やらなきゃいけない事が多くてパニックになるよ!
考察
タスク管理のアプリやスケジュールソフトのアラート機能などを活用。
最近、Outlookはメールの本文に「○○日までに」という言葉があれば、自動でタスク化のみではなくアラートまでも行ってくれる様になっており、いずれ会話の中からでもタスクやアラートを記憶してくれるようになるのでは。
タスクやスケジュールを職場で共有できるソフトはあるけど、スマホなどを逐一チェックしなくても必要な情報を通知してくれる機能は良いと思う。
あとがき・感想
・非線形のアイデア創出として行った事で、できるだけ突飛な解決策を探そうと思う事自体が楽しかった。
・できるだけ多くの人から広く問題点や課題を集めたく、また集計の手間を省くためにアプリを作成して収集した。Glideというノーコードアプリ作成ツールはプログラム知識の無い自分でも簡単に作成できて、アプリの配布も簡単で助かりました。
(使用した自作アプリのプロトタイプ:データはダミーです)
・Amazonやgoogleなどの強敵にどんどんお金の使い道を持っていかれている事に対抗するには、日本の小売業もどんどん挑戦変革する事が必要だと思いました、現在の延長だけでは尻すぼみになるだけ、その為に自分もどんどん考えアウトプットし続ける事が必要だ。
・ドラえもんの作者はマジで凄い。
今回の解決方法の策定は練習であって、これから現場でこの手法などを使った現場に活かすか?お店や会社の仲間たちをどんどん巻き込んで、実践していきたいと思います。
また、小売業に関わるDX情報や面白いお話などあったらコメントや連絡いただけたら嬉しいです!
読んで頂いてありがとうございました!!
参考にさせて頂いたサイト
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