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12ヶ月、まだまだ奥深い国ベトナム。

ハノイに来て12ヶ月 = 丸1年経ちました。
去年の4/6にこちらに赴任し、ちょうど1年です。早い。。
ベトナム生活、特にこのハノイという場所に心を惹かれて1年になります。
いや、実はその前から惹かれていたのかもしれません。
2022年9月にもハノイを訪れていましたが、その時にも
似たような憧憬を抱いていたものだと、過去の自分の記事を見返して思います。

当時は半年後に自分がハノイに赴任するなどとは夢にも思わなかったものです。
奇縁。今住んでる家は昔来た時に最初に訪れたショッピングモールでした。

そんなこんなで、1年。
ベトナム赴任にあたり、当地でやってみたかったことがいくつかありました。具体的には
①ベトナム語上達。現地人と会話。
②ベトナムの全省を踏破。
③ベトナム x ホッケー。

こんな感じでしょうか。1年経った今改めて振り返ってみます。

①ベトナム語
これは、結構上達したんじゃないかな。
上記22年9月に来た時はものの一言もわからず本当に苦労しましたが、
こっち来てコツコツやってる中で、レストランの注文とか、タクシーでの会話とか、
簡単なやりとりなら交わせるように。逆に言うと、1年でそのレベルなんですが。。
特に私は北部ベトナム語話者なので、ホーチミンとかダナンとか地方のベトナム語は本当に難解です。。

一つの進歩は、発音・ヒアリングを伴わないテキストメッセージはベトナム語で基本問題なし。
ベトナム人とも問題なくベトナム語でやりとりできます。
英語が上手じゃない会社のドライバーさんとのやり取りとかは、だいぶ助かる。

一個の壁?なのか、例えば友人同士のカジュアルなスラングとか
恋人同士のロマンティックな表現
なんかは、当然ベトナム後の教科書には載ってなくて、
例えばベトナムの音楽だったり、映画だったり、
そういうエンタメから学ぶことも多いんだろうなあ
って感じます。
(まぁロマンティックな言葉をどこで使うねんって話ですが笑)
活きたベトナム語というと仰々しいですが、実生活に根ざした表現ももっと取り込んでいければ、よりベトナム人に近づけるのではと思ったり。

②全省制覇
ベトナムは省と中央直轄市(ハノイ・ホーチミン・ダナン・ハイフォン・カントー)を合わせて63の地方自治体が存在します
訪問した場所を数えてみたら、13/63 = 進捗 20%くらい。。
電車で通過したことを訪問とカウントするなら格段に増えますが。。笑
(一度ハノイ→ホーチミン 電車で行ったので、途中の場所は大体通った)

これこないだ行ったホイアン。綺麗。

この縦に長い国、全省制覇。。はなかなか出来ないんだろうなあ。
そもそもこの国、田舎はガチ田舎なので、行ったところで観光地として楽しくない、という側面もあり。
まずは有名な所から、制覇していきたいなあと思ったりします。
北だと友誼関、ニンビン。
中南部だとダラット、ニャチャン、ファンティエット、ブンタウ、カントー、フーコック。。

特に南のメコンデルタ地域は全然行けてないので、積極的に訪問したいですね。
北と南でそもそも言葉も文化圏も別なので、自分が知らないベトナムを知ることを目標にしたく。

③ホッケー
これに関しては完全に進捗なし。笑
ハノイはホッケー不毛の地です。ホーチミンには一応インターナショナルホッケークラブなるものあり、
定期的にトーナメントなんかもあるようですが、北部は全く。。
諦めて、2月に日本に一時帰国した際にホッケー一式持って帰っちゃいました。笑
これに関しては帰国後の楽しみとしておこうと。
一回くらいホーチミンのホッケークラブ顔出して、ベトナムでホッケーやった実績は作って帰りたいですね。笑

ホッケーから話は逸れますが、ベトナムは容易に運動不足に陥りやすい国です。
移動は基本車、道端でランニングしようと思っても舗装が整備されてない
道汚いのと、バイクで、、なかなかハードルが高い。
(一回陥没した道の側溝に足取られて死ぬかと思いました)
まぁ言い訳はいくらでもできるんですが、体重増加と運動不足はなかなかに
由々しき事態なので、せめてジム行くとか、歩くとか、
最低限、自分の筋力を保つ努力はせなあかんなあと思ったりするものです。
まあ、食べる量を減らせばいいのだけど、ご飯もビールも美味しいので。。

仕事ではあるものの、せっかく海外に住むチャンスをもらってるのだから、
その国のことをもっと知りたいというのが自分の基本的なスタンスです。
インドに住んでればインド人の生活を体験したいし、ベトナムもそう。
この1年、少しはベトナムに対し知識が深まったかなあと思いながら、まだまだ。。
警戒心が強く内気なこの国の人々とコミュニケーションを取ろうと思えば
やっぱりもっと①:言語は頑張らないとなあって感じます

という意味で、まだまだ道半ば。
正直日本にあんまり帰りたくないというか。。
別に日本が嫌いになった訳でもなんでもないのですが、折角ならもっとこの国を
深く知りたい、というか、やり残した感を持ったまま帰りたくないなあという感じで。
1年という時間は長いように見えて、何かを成すには微妙に物足りないかもしれませんね。

まあご飯は美味しい、女性は綺麗、雰囲気はのんびりとしたハノイの生活を多分に気に入っているところが一番のモチベーションかもしれません。
それくらいのゆるい感じで、生きていけたらいいんじゃないかなあと最近よく感じる次第。

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