KeiYanagi

94年産大阪人独身商社マン。 2022年7月〜インド/ムンバイ→2023年4月〜ベトナ…

KeiYanagi

94年産大阪人独身商社マン。 2022年7月〜インド/ムンバイ→2023年4月〜ベトナム/ハノイ 人見知りなので専らblogが主戦場かもしれません。 ※旧blog:http://blog.livedoor.jp/liubenchoi-rikeiinsei/

最近の記事

14ヶ月、旅の終わりに寄せて。

いよいよ帰国が迫ってきました。残り1週間です。 フエとホーチミンのメンバーにもさよなら言って、ハノイに戻ってきて 家に届いた仕分け用のダンボールに荷物を分けたりし始めようか、 けどまだいっか、、みたいな そんな前進と後退を繰り返してます。 家を引き払う時っていうのは何となく感傷にかられるものですが、 実際のところは業者の人がやってきて、あっという間に手際よくラッピングして、箱詰して、というので 感傷に浸る余韻もそんなになかったりします。 人間帰る時には「ああ、帰るのか。。」

    • 日本 x ベトナム

      実は7月1日に日本に帰ることになりました。 ちょっとばかし、バタバタとしております。 今日は6/9なので、あと20日とちょっと。 元々期限付きの海外トレーニーなので、帰ることは折り込み済だったのですが、 日本を離れて2年、ベトナムに来て1年以上経ったと思うと早いものです。 改めて思い返してみると、日本にいる時のベトナムの捉え方ってすごく断片的だったなあと思います。 経済発展してる!フォー?ベトナム戦争?技能実習生?みたいな。 日本人からするとこの国は観光地として人気もあり、

      • ブレインフォグ

        ハノイは雨が降る回数が増えてまいりました。 東南アジアっぽいというか、何の予兆もなく急にバケツをひっくり返したような雨が来ます。 放っておいたら30分くらいで小康状態にはなるのですが、基本道の排水システムとか あまり宜しくないので、水たまりという言葉では収まらないくらいには水が溜まります。ちょっとした池。 そんなこともあって?まだ五月病が尾を引いてます。 頭が非常にスッキリしません。特に深酒してる訳でもなく、一応12時には寝てる時でも 何か日本語が全く頭に入ってこない事がし

        • ゆるゆる書評コーナー(2024.05)

          なぜか、全く気力のわかない日曜日です。五月病? だらだら本を読んだりベトナム語の勉強したり、ですが、何か身が入らないというか。 特に長期休暇を取った訳でもなかったはずなのですが、無気力という言葉が非常に当てはまる。 ポジティブに考えれば本を読む時間を確保できてるってことかもです。 土日が完全に埋まってKindleの本が増えてく一方、みたいなこともあったもので。。 書評コーナーも書いたり、辞めたり、でしたが、久々に書いてみようと。 ①ふつうの相談(東畑開人) 精神科医の先

        14ヶ月、旅の終わりに寄せて。

          13ヶ月。涓滴、岩を穿つ。

          表題の感じは「けんてき、いわをうがつ」と読むそうです。 昨年の4月にハノイに来てから、13ヶ月目に入りました👏 考えてみると、実は海外の国どこかで1年を超えて暮らしたことは初めてでした。 カナダは1年、タイも累計で1年、インドは結局1年に満たず。。 節目という事で。 1年前自分の書いた記事を読んでみると、実は結構悩んでたんだなぁとわかります。 (タイトルから既に溢れ出る悩ましさ) 中々ベトナムっていう国は内側に溶け込んでいくのが難しいよね、という文脈での悩みだったように

          13ヶ月。涓滴、岩を穿つ。

          声調言語に恋して

          ベトナムは今日が連休(4/27-5/1)の最終日になりました。 週の真ん中、中途半端なタイミングですが記事を書こうと思い立った次第です。 ベトナムの歌を最近、意識してよく聴いております。 教科書を通じた勉強をずっとやっていますが、もっとこう実用的な 表現とか、教科書には出てこないような詩的な言葉だったり、表現だったり。 昔、英語の勉強をするのに英語の曲をノートに書いて訳してたなあ、なんて思い出しながら 慣れないベトナム語の歌をノートに書き出しつつ、四苦八苦しながら勉強してる

          声調言語に恋して

          「よはくじかん」の重要性

          仕事が少し佳境?というか、色々とタイミング的に重なることもあり、かなり忙しい。 気づいたら毎日9時くらいまで残業してる感じになってます。 元々あまり要領が良い方でもなく、マルチタスクなるものが非常に苦手なので、 仕事が切羽詰まってくるとミスが増える、処理しきれず、で また仕事が増える、の悪循環に。。 基本的に神経が過敏な方で。 外の雑音とか周囲の人の話し声がうるさいと、そっちに意識を持っていかれるし、 近くに怒ってる人とかイライラしてる人がいると、何となく雰囲気って伝染する

          「よはくじかん」の重要性

          12ヶ月、まだまだ奥深い国ベトナム。

          ハノイに来て12ヶ月 = 丸1年経ちました。 去年の4/6にこちらに赴任し、ちょうど1年です。早い。。 ベトナム生活、特にこのハノイという場所に心を惹かれて1年になります。 いや、実はその前から惹かれていたのかもしれません。 2022年9月にもハノイを訪れていましたが、その時にも 似たような憧憬を抱いていたものだと、過去の自分の記事を見返して思います。 当時は半年後に自分がハノイに赴任するなどとは夢にも思わなかったものです。 奇縁。今住んでる家は昔来た時に最初に訪れたショッ

          12ヶ月、まだまだ奥深い国ベトナム。

          北ベトナム-心が穏やかであればそれでいい-

          インスタには写真上げてますが、ベトナム北部のサパという所に週末1泊2日で行ってきました。 ハノイからバスで6時間ほど、かなり中国国境寄りの山あいの場所です。 言ってしまえば辺鄙な場所にあるんですが、元はベトナムがフランス統治下の時代に フランス人によって開拓されたのがきっかけで、今でも観光地として人気なのだそう。 *思いっきりHISのサイトですが、こちらも参照。 3/16-17の2日間で、友人夫婦と行って参りました。 10年ぶりに会う高校の友達と、その奥さん。時間は経って

          北ベトナム-心が穏やかであればそれでいい-

          11ヶ月、30歳。

          またまたサボってしまいました。 3月はベトナムに来て11ヶ月の節目でもあり、僭越ながら30回目の誕生日でもあります。 時間が経ったもんだなあ。。という感じ。 誕生日メッセージくれた皆様、ありがとうございました。 ありがたい事にインドから、タイから、日本から。。世界各国からメッセージをもらうにつけ、 自分が今まで辿ってきた足跡を辿れるような気がしています。 30歳になりました。 だからと言って何が変わることもないのですが、一つの境目として 今後の自分の人生について考えないとい

          11ヶ月、30歳。

          韓国〜高齢化・伝統・情〜

          長いテト休暇(2/9-2/17)を終えてハノイに戻って参りました。 大阪の実家に戻ってたのですが、2/13-2/15は実に10年ぶりに韓国に行ってきました。 トランジットを除けば、大学2回生の夏に一人で行った2013年ぶり。 当時は韓国語も勉強したて、ろくに会話も出来なかったのですが、 10年を経て、ネイティブとはいかなくても「あ、自分意外と韓国語できるじゃん?」という手応えを感じています。 基本ソウル郊外と、祖父の故郷である全羅北道・益山(イクサン)という場所へ。 日本で

          韓国〜高齢化・伝統・情〜

          9ヶ月...10ヶ月?

          ブログの更新頻度が停滞気味になってたこともあり、気づいたら2月に突入してました。 1月は行って、2月は逃げて、3月は去る、という言葉を思い出すくらいに 1月は旅行から帰ってきてあっという間に終わってしまい、2月はベトナムはテト(=旧正月)で1週間ほど止まりますので、 実質的に月の大半は休みという感じです。私もこのタイミングで日本・韓国に帰ります。 10年ぶりに韓国に行きます。寒いだろうなーというのと、10年経ったら風景も変わってるのか、どうか。。 とりあえず、美味しいもの食べ

          9ヶ月...10ヶ月?

          イタリア〜パスタ・ワイン・ボディタッチ?〜

          前回の続きです。ポルトガルで5日ほど過ごした後、イタリア/ミラノへ。 イタリア自体は8年前に行ったことあり、でしたが、その時はローマとナポリでした。 ローマは中部、ナポリは南部に対し、ミラノは北部。ベトナムもそうですが、 縦に長い国ほど南北で文化も言葉も異なるわけで。 昔テレビでナポリ人が「ミラノのピザはピザじゃねえ」って言ってたのが印象的です。 日本はそうでもないけど、外国って自分の郷土意識すごい強いよね。 【ファッションの街・ミラノ】 言わずと知れたファッションの街

          イタリア〜パスタ・ワイン・ボディタッチ?〜

          ポルトガル〜栄華・没落・郷愁〜

          あけましておめでとうございます。 23-24の年越しはヨーロッパで過ごしておりました。 少しお休みを頂き、ハノイ→ポルトガル→イタリア→ドーハ(乗り継ぎ)→ハノイと 1週間強ほどかけて、回ってきました。海外で年を越すのは人生2度目です(前回は2015年、ヘロヘロになってたどり着いたカナダ・トロントで)。 ポルトガルという国には以前からずっと言ってみたいと思っていた訳です。 「サウダージ」という言葉は日本ではポルノの歌で専ら有名ですが、 「哀愁・郷愁」とも表現されるも、日本語

          ポルトガル〜栄華・没落・郷愁〜

          8ヶ月、always be a student。

          急激に寒くなってきたハノイより。 気温は11-12度、風があるので体感はもっと寒いです。 今年の頭にスイスで着てたダウンジャケットを着てても違和感ないくらいは、寒い。 良い点としては、風が吹くと汚い空気が滞留せず若干空気が綺麗になります。 (ハノイは排気ガス+内地に空気が滞留しがちなので、空気がめちゃくちゃ汚い) あとは冬服着れるのが地味に嬉しいです。これがホーチミンだと、1年中夏みたいな気候なわけで。 気温の変化から、季節の移ろいを感じられるのは好きであります。 気づけば

          8ヶ月、always be a student。

          続・ベトナム語にまつわるエトセトラ

          ちょっとずつ、あくまでちょっとずーつですが、脳がベトナム語に馴染んできたような感じがしております。 依然、現地の人がわーっと話し始めたら着いていけないのですが、 2-3単語の文なら「あ、こう言ってんねんな」がわかるのと、 逆に自分も2-3程度の単語の組み合わせなら、ベトナム語がすっと出てくるようになりました。 Zaloとか文面でのやり取りは、かなりスムーズに出来るようになったと思います。 今まで色んな言語をやってきた経験則から言えば、脳の中に「ベトナム語の回路が出来てきた」

          続・ベトナム語にまつわるエトセトラ