いらんこと考える

人の薬指についているキラキラした大きなダイヤモンド
価格高騰の値上げ前に購入したという。
「同じものなのに。どうせ買うなら安い方がいいと思って。」
確かに。その分、別な思い出作りができるかもしれない。

2021年の暮に見つけた32万のショルダーバック。
機能性ほぼ皆無で、アートに全振りのデザインと色味に惹かれた。
それが今、セールで19万だと聞く。
そうか、約1年半の時間が13万円の差を埋めるのかもしれない。

"その指輪は、バックは、どんな気持ちなんだろう。"
"何を思ってそこにいるんだろう。"
"人の都合で、価値が変わるその子たちは、どうやって存在意義を確立しているんだろう。"
"それとも、そもそもその子たちは「自分の価値はお金じゃない」って思えてるのかな..."

こんな問い、笑える。
(そもそもものに自我はないとか)答えは知り得ないし、もっと考えることが他にある。(明日の飯の準備とか)
この時間違うことをすれば、幸せに、楽しい気持ちになるのかもしれない。
そんなこと考えてるんだ…、って、いやいや天然の皮肉やがな。

でも、毎日がハッピーでラッキーなのが、どこか味気のない蛋白な人生に思えてしまったりする。
せめて自分では、ここまでの軌跡に趣があったって思いたいな。

そんで、ただ、今日も生きました。それだけ。
おーるおっけいぴーすぴーす

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