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映画みたいな人生

私の人生は、B級恋愛映画みたいだ

浅いようで深くて、深いようで浅い
見た人の3、いや、2割はそこに価値を見出し、大半の人は「くだらなかった」と言って星1のネタバレありレビューを書く
そんなB級恋愛映画みたいな人生を歩んでいる気がする

自分の人生を振り返った時に全国大会に出たとか、何かで優秀賞を取ったとか、これと言って大衆から褒められるようなことをしていない
かと言って誰が見ても不幸で感情のない可哀想をたくさん吐かれるようなことも起きていない
私が感じる幸せも悲みも全部、8割の人からしたら「くだらない」ことなんだろう
薄っぺらくて、浅はかで、どうでもいい
そんな人生に見えるだろう

でも、私はそんな「くだらない」人生が好きだ
私にとっては素敵な映画だ
それは、私がB級恋愛映画が好きで価値を見出し、星5のレビューをあげる2割の人間だからかもしれない
浅くて、浅はかでたまに深い、ようでやっぱり浅い

アカデミー賞を受賞するような肩書きで溢れる人生なんて、私にはつまらない
肩書きで私を見てくるような人も好きじゃない
私は、主演映画のワンシーンで、色鮮やかな衣装を着て、素敵なBGMをつける
肩書きなんてなんにもなくても、それでいい
それでも見てくれて、それを好きでいてくれる人たちが共演者になってくれれば、それだけで幸せだ

こんなB級恋愛映画みたいな人生を誇りに思う

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