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バトンズの学校あれこれ

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自分のために、古賀さんが「バトンズの学校」をつくるまでのnoteをまとめたいと思っていました。ところが気づいたら、授業で古賀さんが話していたことにリンクするようなnoteや「これ…
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「1000枚のフィードバック」がくれるもの

「1000枚のフィードバック」がくれるもの

信頼する友人で編集者のNくんは、とても端正な文章を書く。論理的でシャープ。きっと頭の中も机の中も整理整頓されているんだろうな、京都や名古屋の道路みたいだなと思っていた。

彼は知識幅が広く、取材での反射神経もいい。しかも東大卒ということで、(単純ながら)わたしの中で「頭がいいひと枠」に入っていた。つまり「地頭がいいから理解力も高く、あんな文章が書けるんだろうな」と勝手に納得していたのだ。

ところ

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“レギュラー”を目指すあなたへ(主にライターとしての)

“レギュラー”を目指すあなたへ(主にライターとしての)

こんにちは。編集者の今井ともうします。さっそくですが、少し昔話をさせてください。

12年、熱心に野球をやったけれど小1で野球をはじめ、高3の硬式野球部引退まで12年間、野球中心の生活を送りました。頭を丸め、毎日朝晩の練習に出て、時には昼休みにも素振りをし、たまの休みは『実況パワフルプロ野球』をやり、あだち充の『H2』や、満田拓也の『MAJOR』をセリフを覚えるまで読み込み——それはそれは、夢中で

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いいインタビューの条件。

いいインタビューの条件。

来年ぼくは、「文章の教科書」のようなものを書くつもりでいる。

いまのところそれは、「ビジネスや就職活動にも役立ちますよ」的な本ではなく、もっと具体的で専門的な「ライターの教科書」に近づけたかたちの本をイメージしている。なんといってもコンセプトは、「ぼくが文章の学校をつくるとしたら、こんな教科書がほしい」なのだ。

当然その本には、「取材について」の章も設けようと思っている。ライターにとって、取材

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