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映画 呪術廻戦0 感想 乙骨声優・緒方恵美さんのクオリティ=映画自体のクオリティと言って良いほど緒方さんが素晴らしい。

見てきたよ!!!!!!!!!!!

正直これほどの期待・事前告知・金をかけられた作品ということを踏まえると、よかったと言わざるを得ない。

ただし期待以上ではない。

二回目見ようとは思わない。

しかし、ファンは納得のクオリティだったんじゃないでしょうかね?

それと一番初めに言わせて。

私の最後のシーンの予想当たっとるやん!!!!

虎杖たちにつなげなかったので、2年生初登場シーンの部分は外れていましたが、まじの最後の最後。ミゲルと乙骨のシーンで終わるという予想は的中。

これは嬉しかったね~~~~!!!
自画自賛で天才だわ~~~~!!!

んじゃ自己満足はこの辺にしておいて感想いきますぅ?

乙骨の声優、碇シンジくん……じゃなかった緒方恵美さんが神過ぎて信者納得のクオリティにかろうじて足がかかったと言える

呪術はギャグセンスもかなり高いのですが、漫画のギャグはアニメにすると滑ってしまうあるあるがありますよね。”間”の取り方が重要ですからね。
乙骨は割と冷静な突っ込みシーンも多いので、声優さんの実力はかなり重要です。
しかしさすがシンジ君……。
ってか一つ言わせて!乙骨=シンジ君ははまりすぎなんだわ!!!
つーかキャラかぶってるからさぁ!!!!まんまなんだわ!!!なんなら多作品モチーフをよくする芥見先生ですから、乙骨のモチーフは正直シンジ君なんじゃないかとすら思うもんね~。
話それたけど、まじで緒方さんがうますぎて映画のクオリティ引き上げてる。
1巻分しかない原作を2時間の映画にしているからテンポはかなりスローリーなんだけど、それでも成り立っているのは主役声優のおかげだと言っても過言ではないね。
私の映画終わった後の一言目

「緒方さんがうますぎる」

だったからね。

正直乙骨の声優が緒方さんじゃなかったら駄作になっていた、とまではいわないけど、信者納得のクオリティにはならなかったんじゃないかな?

追加描写も、渋谷編で術式既出キャラ(七海、冥冥、京都メンバーetc)の戦闘シーンのカットがちょっと出てくる、あと過去編の学生時代(五条と夏油)の説明描写、のくらいで、そんなに多くないのでまじで話が進むのが遅いのよ~~~。
原作を読んでいるからかもしれないけど、丁寧に丁寧に描いていて、まるでスローモーションで見ているみたいな感覚になるってレベル。
それでも楽しめたのは絶対に乙骨の声が、台詞が、上手だったからに違いないと思います。一緒に行動する棘はおにぎりの具しか喋れないから、ほとんどしゃべっているのは乙骨一人ってところがあったしね。
それを説明クサくせずにやり遂げてたからね~。すげえわ。
まぁ、もともと呪術廻戦は説明不足ってくらい説明がないので、原作力も大きいとは思います。

正直原作にかなり忠実だったからあんまり感想がなくて(笑)
批判するほどのところもなかったしね~。
でも二回は見ないんだよね~。

漫画を読んでいるときに頭の中で想像していた映像にそのままなっていたって感覚かな。

そうそう、泣けるシーンなんだけどね。2つありました。

①「呪力がないのに頑張っている真希さんみたいになりたい」と乙骨が言うシーン
②里香ちゃんが「生きているときより幸せだったよ」と乙骨に言って消えるシーン

この二つでした。
そしてどちらも、しつこいくらい言うけど、乙骨の声の演技力が9割感動させてくれました。
これはあれだね、鬼滅の刃の無限列車編の花江夏樹(たんじろう役の声優)がうますぎて、最後の「俺たちはいつも鬼に有利な条件で戦ってるんだ!!逃げるなー!!」が泣けるのと同じだね。

だって原作で泣けるのは夏油が「最後くらい呪いの言葉を吐けよ」というシーンと、五条が「親友だよ。たった一人のね」というシーンだからです。

でもやっぱり映像にすると短すぎて(1コマ分だからなー)漫画ほど”余韻”が残らず、泣けなかったんだよね~。

ま、とにかく駄作にならなくてよかったよ。
アニメの京都編がとりあえずダラダラしてたから心配してたけどよかったよかった。(あいかわらずテンポ悪いけど……)

あと言っておきたいのは……

過去編はどう料理しようが原作がよすぎるから心配してないので早く映像化してね。

それと、夏油の顔の作画がしつこすぎたから、過去編では、もう少しさわやかイケメンのキャラデザと描写を希望します。

多分しつこいと感じたのは顔面ドアップ静止での尺稼ぎが多かったからだろうな~~~。追加戦闘とか適当に描いて尺稼げばいいのに……テンポ悪く感じられるよね~~。
ま、いいけどさ。

しっかし、すさまじいプレッシャーだっただろうに、期待を裏切らない呪術廻戦に、これからも目が離せないですね。

最後に流行に関して一言。

最近のSNS戦略、おおいにいいと思うけど、ネタバレとか激しすぎて公開初日で視聴が価値みたいになってるのどうなの?
今回は、ネタバレ踏むの怖すぎてTwitterとか、検索すら封印したもんね。
バスれば売り切れ、バスればネタバレ。
そんな世の中どうなんかね。
とにかく情報に早く反応しないとおいて行かれる。自分のペースで楽しむってのがむつかしくなっていないか?
まあ、じゃあネットシャットアウトすりゃいいじゃんってことなんだけど~……(実際そうしてたからいいんだけど)
なんかねえ。

バズる=価値=レアになって、皆自分で考えて物事を評価していないんじゃないかな?

いやまあ私は自衛するからいいけど、どーなんかなぁーと思わなくもないって話。
ってそんなの昔からか。流行ってたあの頃、似合わなくてもみんなルーズソックスはいてたもんな。ってのと一緒か。

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