見出し画像

呪術廻戦 18巻 感想 五条死に確のおまけページが衝撃的すぎて本編が入ってこない。だから呪術の最終回を予想してみる。

ハッピ~~~~~ハッピ~~~~~メリークリスマー----ス!!!
どうも元気に今日も独身アラサーの647です!!
今年のクリスマスプレゼントは呪術廻戦18巻と呪術廻戦0だね!(0はまだ見てないけど!!!)
生きていてよかった!
私は学生の時、「鋼の錬金術師」が終わるまで死ねないとずっと言っていました。

今は、「呪術廻戦」が終わるまで死ねません。
学生の頃はガッツリおたくだった私。

社会人になって持続可能な”熱”容量が減っているのが悩み。

(秤さんキャラでSDGs風に言うと。うまくない!?うまいよねこれ!)

そんな私を救ってくれた。
それが「呪術廻戦」。

647は、呪術信者すぎて解釈違い拒否を起こすタイプのイタイファンですのでみんな黙ってスルーしようね!!

ちなみに推しキャラはハガレンではノータイム回答でロイ・マスタング大佐だったわけですが、呪術では鬼推しって居なくてですね。

まああえて挙げるなら、パパ黒・七海だったんですが、二人とも死んでしまったので。
しかも、私は主人公を嫌うちょっと捻くれた厨二心をまだ持っているイタイ人間なんですが、虎杖も好きだし、五条も好きなんですよね。

でね。伏黒はネガティブだから嫌いだったんだけど、この18巻で好きなシーンが出てくるのよ。

そんではそっから語りますぅ?

伏黒が最近頭角を現してきている件(さすがパパ黒の息子)

私基本ネガティブキャラNGなので、伏黒は全然刺さらないんっすわ~。
五条は刺さるんっすわ~。

そういやさぁ、五条って最近珍しい確固たる攻めだよね。最近のアニメ漫画では深刻な攻め不足なんて言われるくらい、絶対受けに回らない攻めって少ないんだけどさ。※647はCP厨です。NLもBLもいけます。
呪術は割と攻め多いんだわ。
五条なんてメンタル鬼すぎて受けに回る絵が浮かばないわさ。基本リバOKだから推しCPだったら受けでも行けるんだけど、沼ってなきゃ第三者的に見て絶対に攻め。でしょ?
あとね~虎杖も攻めだね。主人公受けってジャンルがあることを考慮しても絶対的攻め。
で、じゃあ推しCPなんなんだっていわれるとね。
呪術はBLで推しがないんですよね~。
CP厨的に虎杖x釘崎を推していまして。これは普通にメインカポーではないか?と思ってますね。釘崎が男っぽいからぶっ刺さりですね。スパダリ虎杖だもんな~結婚するならぜった虎杖!釘崎は幸せ不回避!
後五条のヒロインは歌姫だと思ってます。過去編での揶揄い具合はサングラス外したわ!!!ケンカップル永久不滅也!!!しかしこっちは亭主関白乙の歌姫不幸せ不回避!ですね!(笑)

ちなみに呪術を読んだときは、嵌まりすぎて、この作品で二次創作とかマジ考えてほしくない。メカ丸三輪っていう原作の正式CP以外認められん。解釈違いやろ。と思うくらいの原作厨でした。
そんなことよりメインストーリーの考察やろ。作品けがすなってやつね。
おっそろしいBBAですわ~~~。(今は落ち着いたよ!)

ちょっと待てそんな話はどうでもいいんだ。

んで私はネガティブキャラ嫌いだから伏黒刺さらないって話よ。
けどね18巻で伏黒くん大人になるのよね~。つーか五条に似てきてない?
たとえばここ。

「俺は虎杖とは違う 自分で100点獲ってもいいんだ」

呪術廻戦18巻より

私はマイホームヒーローの感想でも言ったけどね、自分にとっての優先順位を絶対に間違わないキャラが好きです。ネガティブなキャラが嫌いなのは周りの意見や優柔不断で判断を間違い、人のせいや自分のせいにして悩むからです。

伏黒はつみきの件があってから絶対的優先順位をつみきとし、ぶれない。だから男が上がってるんですよね。

ちなみに五条はさすが最強ですよ。”術師”という絶対的優先順位を絶対にぶれない。だから親友だろうが殺す。多勢を救うために少数の一般人を切り捨てられる。

それが強さで、人間的魅力ですよね。私はそう思っています。

だから、つみきがブレない伏黒は正直かっこいい。ウニ。

秤先輩を説得するときのここ。

「俺 禪院家当主です」 もういいや 利用しまくろう

呪術廻戦18巻より

これとか五条っぽいよね~。
目的のために、納得していなくても自分の立場や武器、何でも惜しみなく使ってやろうっていうね。
親の七光りって思われたくない!じゃなくて、親がいいんだから使っちゃえ~ってポジティブシンキング、私大好きよ。

呪術廻戦って特殊な漫画で、世界観が雑多ですよね

さて。死滅回遊が始まった18巻なんですけど。
秤先輩のギャンブルで稼ごうってところの雰囲気は、急に!ミリオンダラーベイビー(洋画)を彷彿とさせるような、地下ボクシング的な感じ。

確かハンターハンターでも、ボクシング的なのあったよね?念の修行の塔みたいなところで。

でも、ハンターハンターは、なんというか、ハンターたちがいるという世界観があって、その中に町があって、それでそういうバトルマッチ的な塔が存在する。塔の中の雰囲気は町と違っていても、まぁハンター御用達の施設なら納得できるよね。っていう統一された世界観がある感じがするけど、呪術廻戦はそうじゃないんだよね。

例えば虎杖のいた中学校は普通の現実にありそうな中学校。
そこから転校した高専は一般人からは隠された施設。←ここで少し異世界観がでる。
そこから一般人はあまり出てこないところ(帳をおろすから)で宿儺の指と戦ったのち、VS京都校。←ずっと異世界。
夏油真人VSメカ丸も一般人はいないなんか異世界。
過去編なんて一般人皆無。ところがどっこい。
渋谷編で急に現在の駅。
しかし五条の戦いでのみ一般人が出て来て、後半は異世界状態に。
そして夏油が去ってからはまた異世界トーキョー+天元様まで出て来て超異世界だったのに、急に出てきた秤のバトルマッチ部分は学校っぽくて現実味がある。
さらにその後の弁護士なんて、めちゃくちゃ一般人。

アタマ混乱するわ。
面白いからいいんだけど。
こんなちぐはぐ漫画、見たことない。
芥見先生は0巻おまけページで呪術廻戦の連載が決まった、という所のコメントで、自分が好きな要素を呪術廻戦を使って描いていくから、大枠の題材が呪術だろうがなんだろうがいいんだ。的なこと言っていましたね。
まさにその通りに描いているな。と思います。
本人も言っていたけどメカ丸の最後はまさにエヴァだったし。メカ丸でメカ要素も出せたわけだ。
そしてNARUTOの傀儡のように、メカ丸や夜蛾+パンダっていうキャラ要素も出せているよね。
そこにハンターや幽遊白書ライクなバトルマッチ要素も追加。
好きなことを漫画に落とし込むのが上手ですね。そして、作者の知識の幅がとても広い。まさか弁護士出してくるとはねぇ。

漫画としての完成度はハンターハンターのような世界観を統一していた方が美しいとは思う。富樫は天才だと思うよ。だって蟻編ですら、ハンターハンターの世界観を崩さず描いたんですよ!?グリードアイランドもゲームにすることで、世界観を崩していない。キルアの実家も山奥にすればおかしくない。
多分絵柄や、背景の統一感もあると思うんですけど、富樫は本当にすごいや。だって実写っぽい幽遊白書も描けて、すごくアニメっぽいハンターハンターも描けるんだからさ。

呪術廻戦のおもしろさ

呪術廻戦は、正直ハンターハンターと張るくらい面白いと思いますが、それはパパ黒の死や、夜蛾の死、七海の死、という切り取ったワンシーンや、キャラクターの完成度という断片的な部分で、総合的に統一された美しさという観点では劣っているなと思います。

そんでね~18巻の感想なんだけどね~

17巻ほど、衝撃的シーン(死とかね…)がない、死滅回遊へのつなぎだったじゃないですか!
けどね、まさかのバレンタイン獲得チョコ数の発表のおまけページでやってくれるやないか芥見先生よう!!!

五条死に確やん

まだ死んでないもんね

呪術廻戦18巻より

おー-----------い。まだってどういうことや?
説明してもらっても良い?

芥見先生はキャラ殺すシーンの描き方がえげつないくらいうまいから、五条殺してくれて構わないけど

ネタバレ速くない!?!!?
そんな遠くない未来、死ぬんじゃない!?!?
なんなら最終章まで五条生きてないんじゃない!?つまり死滅回遊編でワンチャン死ぬよね!?

まさかの最強なのに全くストーリー本筋で役に立たず死ぬ、出オチ代表進撃のリヴァイ兵長みたいなことにしないでよね

(リヴァイは死んでないけど後半キャラの出番的には死んでたよねwww←こら)

わたしね~。
芥見先生が公言している

虎杖・伏黒・釘崎・五条のうち、一人が生き残るか、一人が死ぬか

という発言を常々考察しているんですよ。
それでね。

一人死ぬなら五条。一人生き残るのも五条。

だとおもうんです。でね、どちらにせよ

呪術廻戦はハッピーエンドだと思う。

それは、キャラの生死は関係なく、呪術廻戦の世界が平和になるといういみで、作品的にハッピーエンドってことです。
つまり、虎杖や五条が死んでも、世界が平和ならハッピーエンドってことです。
私はそういうハッピーエンドが大好きなので、芥見先生を信じています。
バッドエンドが嫌いなんだけど、それは救いのない世界って意味でのバッドエンドが嫌いなだけで、正直推しキャラの生死なんて関係ない。何ならうまく殺してくれたらむしろ光栄ってタイプです。

物語の面白さ>>>>>>>キャラの生死

これ常識ね?

さて、ここで唐突に呪術の最終回予想

そんで五条って最強かつ、色々動いている割に(後人を育てたり、高専内のスパイをさぐったり)自分の目指す姿の主張が作品で全くないんです。(リヴァイと一緒で怖い……)

つまり、世界を平和に保とうとしているのか、術師を幸せにしようとしているのかすら謎。
術師の幸せ願ったら今のやり方(一般人から隠れて、術師が犠牲になり続ける=夏油)がまずいってことは分かるよね。
でも五条は上層部と仲は悪いものの、術師のしきたりに一応従ってる。秤や九十九みたいに一抜けしてないわけ。
何がしたいのか分かんない。
しかも思想を一切語らない。

私は渋谷編を読んでいるときに五条が怪しいとすら思っていました。

ただ、五条は悪ではないとおもいます。しかし、上層部とも違う何かしらの考えがあり、見込みのある乙骨や虎杖を育てている。
五条派と言えばいいんですかね。そういうのを作ろうとしているように思います。しかし、その思想は謎……。

偽夏油派(術師最強の世界・いわばタカ派)≒宿儺(ただし宿儺は夏油には下っていない)

上層部派(保守・現状維持)

五条派(???)

って構図だと思う。三すくみね。

でも芥見先生はうまくはぐらかして、術師(上層部・五条)VS呪霊(夏油・宿儺)に見せているんだと思うなー。

で、ここで明かされていないのは、五条の思想のみね。
だから怪しいんです。

五条が夏油の死を経て、何を思い、どういう思想で動いているのか。たぶん誰にも明かしていないよね。そして封印されてしまった。

学生時代の五条は夏油の感性に感化されていた(ファンブック)と書かれていましたが、夏油亡き今、彼は何を考えているのか、非常に気になります。

で、物語の大きな流れはこうなんだけども、小さな流れで解決しなければならない問題と絡めて考察するね。

①虎杖の中にいる宿儺をどう処理するか
②夏油をどう処理するか

多分だけど死滅回遊編で②が終わると思う。
で、夏油処理班が誰なのかってことだけど、多分五条かねー。
親友2回殺すのも乙じゃない?エモいでしょ。

しっかしそれやったら芥見先生、ホント五条に厳しいよね。
メンタル鬼じゃなきゃ自殺しとるわ。

封印解除された五条が責任もって偽夏油殺して、夏油の肉体救うって流れが綺麗ですよね。

で、そこから①だけど、宿儺ちゃんは多分死滅回遊で頭角を現してくるよね。理由は死滅回遊で昔の術師の術式にスポットライトが当たっているからそう考察できますね。18巻でも宿儺を探している100年前の術師も出てきています。

指20本集まって、復活した宿儺をじゃあ誰が処理するのか?ってことだけれども、これがエモくするならば伏黒。

宿儺の指を取り込ませた虎杖を助けてほしいと五条に頼んだのは伏黒です。
だから、ちゃんと責任を取るのも伏黒。うーん、綺麗ですね。

そこでめちゃくちゃレベルアップした伏黒と戦うのは五条かな。

ここは昔の御三家で五条家VS禪院家で相打ちになっていた、という伏線を生かすため。

じゃあ何で伏黒が五条と戦うのかというと、五条の思想が分からないから何とも考察できないんだけど、たとえば思想の違いかもしんない。つみき関連、もしくは宿儺を処理した後の虎杖の扱いに関してかもしれない
優先順位を間違わない五条と伏黒。
御三家という因縁もあるし。
もしくはパパ黒(を殺したのは五条)関連かもねぇ。ただねぇ。そこは伏黒はどうでもいいと一蹴しそうですけども。

伏黒(+真希)VS五条になる理由(21/12/26追記)

これ、分かりました。
最近16巻で、天元様が、偽夏油の計画がうまく進んでいる理由の一つに、パパ黒(伏黒甚爾)がいると言っていましたよね。
呪力が全く0の異次元な存在。
それが五条(六眼+無下限術式持ち)と天元(代替わり)の運命を狂わせた、と。
つまり、五条のような六眼+無下限術式持ちが生まれ、天元が存在する限り、呪術の世界は今のままなんです。
運命が廻り続けて戦い続ける=廻戦ってなわけだ。うまいね~。
ところがどっこい、伏黒甚爾は天元になるはずの、天内理子を殺してしまった。つまり天元は自分でも説明したように、かなり存在が危うい状態です。
さらに五条は死ぬのではなく封印されたもんだから、”今”の呪術の世界は廻戦していない状態。ただし、偽夏油にとって都合がいい状況で、決してハッピーエンドの方向ではない。
つまり、目指すべきハッピーエンドは
五条の生まれ変わりを産まないで、天元が消滅し、でも呪霊が力を持ちすぎない状態って事。
じゃあ誰が犠牲(平定する)になるの?もちろん偽夏油がそんなことするわけないですから、もしかしてそれが主人公である虎杖・伏黒ってわけかな……。
だとすれば伏線(御三家の因縁)を回収できる美しい流れをつくるという意味で、始末しなければならない五条を消すのは、虎杖ではなく伏黒かなと思うからです。で、伏黒甚爾あたりの伏線を絡めてくるとさらにストーリーとして美しいので、真希が出てくるわけですね。

伏黒恵は五条を弱らせ(もしくは死亡させる)役割
禪院真希は多分次の五条(生まれ変わり)を産まない役割
というのが私の考察です。

五条の思想について(21/12/26追記)

もう一つ追記させて。
五条の思想について、予想できない(語られていな過ぎて)と言いましたが、私はコードギアスのルルーシュのような存在、もしくは、攻殻機動隊SACのアオイのような存在ではないかと怯えています。

つまり五条一人が悪者になることにより、世界の敵=五条となり、五条以外が団結し、世界側は平和になると言う事です。

是非コードギアスを見てください。呪術廻戦好きな人は絶対好きだから。ただのロボットアニメじゃないよ!私が学生時代の作品なので、古いのですが(なんと14年も前…えっうそ…やだぁ)完成度高いし、それにあのラストは当時かなり衝撃的だったなあ。

攻殻機動隊SACはね……もうね……すごすぎて……言葉がないんだわ。日本のアニメはね、もう文化って枠を超えた、教典ですよ。

トグサがアオイの似顔絵を描いて見せた絵面が笑い男のシンボルだった時のあの鳥肌……忘れられないね。

五条もアオイやルルーシュのような卓越した天才だから、その才を与えられた代償として、世界の為に尽くさなければならないのかな?
だとすれば神様ってのは残酷ですね。

”才能”ってのは恵まれすぎても酷だよね……。

強く生まれたという代償の責任がある。

強く生まれて怠惰にしていればそれだけで怒られる。
でも弱きものは?たとえ怠惰でも誰かに守られる。

何も持たない者は、何も持たない(責任すら持たない)ということ自体恵まれているってことなのかもね。。。

そこで伏黒が勝つことによる世代交代……だと五条は死にますよね。
多分術師が重要でない世界になるんじゃないかな。六眼の生まれ変わりが生まれないようにするとかね。宿儺を処理して六眼が生まれなければ、もう巡り巡った呪い合いの戦いもなくなるわけですから。多分ここで重要になってくるのは真希だと思いますが……。。。
これはかなり単純なハッピーエンドだよね。
五条はぶっちゃけ死に対してそんなにビビってないと思うしね。

↑追記により削除

でもさ五条は持つべきものの責任感があるから、術師が報われる世界が構築される(やり方は違えど亡き夏油が望んだこと)が達成されるならば自分の命なんて、どうでもよさそうだからね。

BANANA FISHのアッシュ・リンクスを彷彿とさせて、存在がせつねーわ。でも五条もアッシュもメンタル鬼強だから、私なんかに心配されなくても大丈夫だろうけどさ。

もう一つ。
五条が生き残るパターンだけど、これは五条にとってはバッドエンドで、世界も若干バッドエンド気味かもしれない。つまり見せかけの平和。
親友2回殺しで伏黒も殺して、つまり亡き夏油が過去編で五条に言っていた術師だけの世界にきみならできるってやつね。
つーかむしろ術師=五条のみの世界かもね。
正直五条のみ生き残るパターンはあんまりすんなり理由付けが出てこないけど。
たった一人で平定すんのかなー。いわば天元様みたいなさ。悲しいけど……。
五条の精神力ならそれをやり遂げそう(夏油を殺した責任感からも)けど、あまりに悲しすぎるよね……。

そんなこと考えてたら、今回のおまけページで五条死が暗示されているってことは、やっぱ、五条は伏黒に殺されるんじゃないかなぁ。
五条は喜びそうだけどね。
後人が育ってさ、夏油の所行けるんだからさ。

やっとやりがい出てきたね。だって一番上にずっといるのって、つまんないでしょ。

とか。五条なら言いそうじゃない?

あー。まじで最終回見るまで死ねねぇわ。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?