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コンフィデンスマンJP 英雄編 感想 安定した面白さ。なぜ他の日本のドラマ・邦画はこのクオリティが出せないのか。

やっほ~~。
そういえば、2022年の目標とか書いておこうかな。
今年は貯蓄して老後に備えようと思ってます。
2020~2021年は体調を崩して食・運動と健康に気を使い始めたので。
私オタクなので、嵌まったらとことんなんですよね。
ガス台物置女が、料理・パン・お菓子まで作るようになったわけですからね。

50m13秒の女が毎日フィールサイクルに通っているわけですからね。

こういう風にですね、自分で解決できる問題を解決して、嵌まったらとことん、な性格な訳ですよ。
ですので、一人ではどうにかできない恋愛は諦め、もう自分で自身の老後を担保していこうかと思い始めております。

恋愛結婚って相手があるからめんどくさいよね。
大体のこと一人でこなせてしまうので、自分より段取りが悪い奴って一緒にいてイライラしちゃうんだよな~。もうアラサーだしこの性格は今更改められないでしょ。

さて。本題。

半沢直樹、民王、信長協奏曲に並ぶ名作ドラマ、コンフィデンスマンJPの劇場版最新作 英雄編!見て来ましたよ~~~。

安定のクオリティ

ドラマ→劇場版1→2(プリンセス編)と続き、今回の3(英雄編)

正直全部おもしろーい!

ドラマが一番好きなのはもちろんですが、(テンポいいしね)劇場版で失敗するドラマが多い中、このクオリティを維持できるコンフィデンスマン……素晴らしいですね。また作ってほしいな~。

長澤まさみの隙のない演技。

正直、女優のなかの女優ですよね。
私はめちゃくちゃ長澤まさみ世代なので、正直一番好きな女優かもしれません。
他に好きなのは深津絵里とか。「恋ノチカラ」見てほしい。深津絵里はうますぎる……。
若い世代であれば高畑充希かなぁ。過保護のカホコも名作ドラマですよね!
まぁ私、例によって演技派が好きでね。

俳優なら小栗旬とか、堤真一(「やまとなでしこ」は号泣)。
三枚目演技のできる女優・俳優さんが好きかもしれませんね~。
飛ぶ鳥を落とす勢いの菅田将暉は言わずもがな、濱田岳とかも好きなんですよ。
三枚目のプライドのない演技で、涙がね~……止まらなくてね……。
自分第一主義の私はやはり自分を犠牲にするというテーマに弱いようです。
高橋一生もいいよね。「民王」の演技。遠藤憲一もよかったなぁ~。菅田将暉は実力あるけど、実力の出せる役に抜擢されないイメージがあるな。やはり主演だと色を出しにくいのかな。
小栗旬なんかは主演なのに色が出せるんだけども、作品に恵まれないイメージはある。小栗だと「信長協奏曲」が好きかなー。「花男」みたいなイケメン役よりもさっぱ三枚目が好きなのでね。

いかんいかん、コンフィデンスマンの感想から逸れたけど。

3作目にして東出昌大の演技力が上がっている

私、演技力は全く評価していないんですけれども、東出昌大好きなんですよ~。スタイルのいい人が好みなので。ただのタイプですね。

2作目までは相変わらずの棒演技、しかも離婚の時期もかぶって最悪&最悪でしたが、3作目、なんか演技上手くなってない!?

相変わらずダー子に騙されることで、お人好しを発揮し、”役割”を果たす役回りでしたが、お人好し部分の演技が、前よりもうまくなっている!必死感とか最高!
あと、ぼくちゃんは、まじではまり役だよね!キャスティングうますぎる。
なぜかっていうとね、ぼくちゃんが「ダー子に足を洗ってほしいんだ!」といういつものくだりが今作にもありましたよね。
メインの3人が瀬戸康史(瀬戸康史も好きです!演技上手いよね~。ドラマ「私、結婚できないんじゃなくてしないんです」がおすすめ!!!)につかまったとき、ガチで捕まったと思っているぼくちゃんが、ガチ泣きするシーンがありました。あんまり上手じゃないんで、本気の感動シーンならば、白けるくらいの演技なんだけども、視聴者はダー子がカメラ越しの瀬戸康史(本当のターゲット)に気づいているということに感付くんですね。で、ダー子もオーバーに泣きの演技を入れます。(しかし本当に長澤まさみはうまい!うそっぽい感動シーンを”演じているフリ”が!)なので、ぼくちゃんが、わざとらしい泣きでも、寒い演技にならないんですよ!長澤まさみも寒い演技(こちらは、わざと)だから!逆に先の展開が読めて笑えるんですね。

実際ガチ感動シーンであの東出昌大の泣きの演技は白けますが、コメディだと分かっていれば話は別。

キャスティングこそ、俳優の実力を一番カバーできるのかもね。
洋ドラとかわりとそういうところある(ドラマが長いからかもしれませんが、キャスト自身の人間性をキャラクターに乗せていく)から、全然アリだと思うけどね。

話としては、(備忘録)

だまし取った金額を3人(ダー子、ぼくちゃん、リチャード)で争う。勝った1人の言う事を聞く。
というところからはじまる。
3人の詐欺師の師匠(通称ツチノコ=英雄)は引退する際に誰に英雄を引き継ぐかっていう過去の話を交えながら進んでいくのですが、3人とも引き継がないんですね。

んでね、亡きツチノコを騙る美術品詐欺師・瀬戸康史の存在をダー子・リチャードが知る。
んで、そいつがツチノコの名前を使って結構あくどい詐欺をやっているので、やり返そうって事で今回のターゲットは瀬戸康史!

コンフィデンスマンのうまいところとして、視聴者に向けて、本命ターゲットをミスリードするという話の構成にしているところ。

瀬戸康史が本命ターゲットなんだけど、はじめは大金持ちの元893、城田優から3人が別々に「踊るヴィーナス」という美術品を奪って儲けを競うという風に描かれています。
ただし、本当にガチでやっているのはぼくちゃんだけ。
実はこの城田優も、同様に「踊るヴィーナス」を狙っている国際警察インターポールに成りすました詐欺師・瀬戸康史を釣るためのダー子・リチャードが用意した子猫ちゃんなんですね~。
んで、捕まったりピンチになるんだけど、実は全部ダー子が描いた通りに進む。
「踊るヴィーナス」のみならず、瀬戸康史がツチノコを騙りだまし取ってきた美術品をすべて奪って終了。一番最後にガチのインターポールにつかまる瀬戸康史、で終了です。

この話の構成で、視聴者はぼくちゃんと同様にダー子に騙されているんですね。
でも途中でおやおやなんか変だぞ……?ってなって本命のターゲットに気づく。

つまり詐欺師の人情コメディのはずがですよ、ミステリ的な楽しみ方ができるんです。

そんで、ギャグセンスもあるから、飽きずに2時間見れるんですよね~。で、いきなり話が始まるし、種明かしもテンポがいいからまったくだるくない!

これくらいテンポのいい映画やドラマを、日本はもっと作るべきだ。
ダラダラ2時間尺をどうにか稼ごうと回想なんか入れ始める邦画、もういい加減やめろよな。

日本のドラマと邦画がまじで嫌い

コンフィデンスマンはずっとこのクオリティを保っているんだから、他のドラマでもできるはずなのに、日本って、ドラマですら面白いのって本当に少ないよね。
エンタメの才能ないよね。
説明過多・回想過多・テンポ最悪。
2倍速で見れなきゃ絶対見ないわ。

数少ない名作のコンフィデンスマンJP、出演者に不幸も多いけどキャストもいいし、また続編出てほしいな~~~。

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