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今週の読書 6/18「ダイエット幻想」

久しぶりにペースが上がってきた。今週はもう一冊読めるだろうか。

余談だが、私の文化人類学への扉を開いてくれた磯野真穂さんの「ダイエット幻想」のKindle版が筑摩書房の何周年かでお安くなっていたので、即買い。手元に置いておきたい一冊だ。値引きしてもちゃんと定価ベースで著者の手元には印税は入るのだろうか。。少し気になる。あまりに安かったので。

ということで、「ダイエット幻想」を再読しようと思う。10ヶ月ぶりくらい。何か変わるだろうか。

「はじめに」にあるこの「痩せたい気持ち」に向き合う姿勢は勉強になる。

痩せたいという気持ちの輪郭と中身を、承認欲求との関係、ジェンダーとの絡み、さらには世界にあるさまざまな理想体型や、理想体型の歴史的遍歴をお見せすることで明らかにしたいと思います。

これは何も「痩せたい」に限ったことではない。「美しくなりたい」でも「賢くなりたい」でも、多くのことが当てはまる気がする。

自分の「・・・なりたい」は本当に自分の希望なのか、実は思わされているのか、冷静に分析する方法として、使っていけると思う。あくまでも「痩せたい」は一例だと私は思う。

これは一度読んだからわかることなのだが。

前回読んだときは、まあ私は痩せたいとは思ったことはないな、という感じでこの「はじめに」はすっ飛ばしていた気がする。申し訳ない。

再読は前回気づかなかったことに気づける。

この続きはまた。

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