見出し画像

ネガティブでも素直でいたい

ネガティブな言葉を
ポジティブに言い換えていたら、
自分を見失った。


メンタルにいいことを調べると、
ポジティブになる方法がよく出てくる。
「リフレーミング」や「いいこと日記」、「出来たことリスト」など。
ネガティブを減らしポジティブを増やす方法。
それが僕には合わなかった。

「ネガティブな考えが浮かんでも、物事の見方を変えましょう。」
「出来ないことより出来たことを数えましょう。」

僕もよく試していた。
コーヒーを飲んだみたいにすっきりと前向きになった。
それはうつからの回復に効果的だったけど、
同時に違和感も覚えていた。

テクニックでポジティブに言い換えても、
それはネガティブにも変換できるでしょ?
そんなことを考えてしまう。
こういう性格なので、
結局自分だましになる。

いろんな角度から物事を見るって、
サイコロを振るみたい。
沢山の目が出てくるよ、
でもどれがほんとの自分なの?
分母が多くて見失う。
6分の1の自分。

一時的にすっきりしても、
根本的な解決になっていない。
素敵なことだけど、どこか違う。
変換がうまくいくごとに、
言葉が心から離れていった。

ネガティブが悪くて、ポジティブがいい。
それがメジャーな考え方だろう。
でも感じたことがネガティブなら、それが僕。

死にたい
殺したい
もう駄目だ
あいつが嫌だ
気持ちが悪い
でもなんでもいい。

ネガティブでも素直でいた方が、
僕は自分を大切にできる。
テクニックじゃない自分の言葉が、
実感として身体に響く。
受け取る人が少なくなるのは、
覚悟しないといけないけどね。

ほんとはもっと共感が欲しいけど、
みんなに受け入れられる言い回しより、
自分の言葉を口にしたい。


僕はカフェインに耐性がない。
午後にコーヒーを飲むと、夜眠れなくなる。
コーヒー好きだから悲しいけど、
体質だから仕方がない。
朝に飲む一杯を楽しみにしている。

同様にポジティブにも耐性がない。
僕には裏目に出てしまう。
だから周りに合わせて摂取しないで、
たまに飲むくらいがちょうどいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?