4歳娘と2歳息子の運動会への気持ちがだいぶ違う。

今週末、4歳の娘と2歳の息子の通う保育園で運動会がある。
今年は保護者の見学はできないので残念だなと思っている。

ただ保育園全体が運動会モードになっていて、子どもも先生たちもテンションが高まっているのがよく分かるのである。

昨日、娘と息子を保育園にお迎えに行った時に娘が浮かない顔をしているのが気になった。

家の玄関を入りドアを閉めると娘は大きな声で泣き出した。びっくりしてどうしたのか聞くと「運動会の練習が大変。先生にまた怒られた」とのことであった。

家に帰るまで泣くのを我慢していたことに成長を感じ、きっと責任感の強い娘は健気に頑張ってるんだろうなと思うと私も涙が出てきた。

先生も運動会の最後の仕上げの時期なので、指導にもついつい気合いが入るのだろう。

今年の娘の担任は今までとは違う、熱血タイプの先生なので運動会など行事には特に力を入れるタイプだと予想できる。

そういえばこの前、平日の昼間に近所の小学校を通りがかると運動会の練習をしていて、先生がマイクを通して子どもたちに「今日の練習が今までで一番良かったです!先生はちょっとウルっとしてしまいました!本番もこの調子でいきましょう!」と語りかけていた。

保育園、小学校とも先生たちにとっては運動会というのはきっと大イベントで、気持ちが入るものなんだなーとここからも感じた。

娘は真面目で人の期待に応えたいという気持ちが強いので、このような先生の熱量に触れると必要以上に頑張らなくてはと、プレッシャーに感じるのだろうと思う。

それに対して息子は運動会が楽しみで仕方ないようである。家に帰ってからも「運動会つる!(する!)」と言って大はしゃぎで運動会のテーマソングらしきものを歌いはじめた。

そして歌が終わると、次のプログラムうつったようで突然駆け出した。「はちった!はちった!(はしった!はしった!)」と満足そうに私の近くに戻ってきた。
息子の中では徒競走が行われたのであろう。

最後は何やらダンスらしきことをし始めた。歌をうたいつつウサギやゴリラの真似をして部屋を歩き回る。

一通りプログラムを終えると満足したようで、夜ご飯を食べてくれた。

まだ娘より息子の方が小さいので、運動会について無邪気に受け止めているのか、お調子ものな性格なので運動会が楽しみでしょうがないのか分からないが、娘と息子の運動会の受け止め方のギャップにびっくりしてしまう。

息子はこの後も興奮してお風呂に入る前に、服を脱がすと、風呂に入ろうとせず裸で動物のダンスをもう一度披露してくれた。

娘は「運動会の練習、明日も頑張らないと!だから早く寝る」とお風呂を出て早々に自ら布団に入り寝てしまった。

本番の晴れ舞台を見に行けないのは非常に残念だが、二人とも笑顔で運動会を楽しんでくれると信じたい。

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