見出し画像

焼くのを止めるな!

巷では糖質制限、糖質制限と叫ばれていますが、ダイエットしなければと思いつつも、生まれが新潟なもので、ご飯大好き♡糖質大好きな吉原です。

さて、今回の出張(大阪~静岡の導入)の合間に立ち寄らせいただきました!京都は二条城のすぐ近く、京都の中でもローカル感が漂い、いい感じに落ち着く三条商店街にある「焼肉ロマンポップ」様。

昨年6月末にオープンされた新規ご開業のお店様です。
こちらのお店様、とってもユニークな点が2つあります。

1つは、京都に根付く舞台、劇を長年運営されてきた「劇団ロマンポップ」(2019年解散)の役者さんである肥後橋さんが店主ということ!
そして2つ目は、飲食店ながら「ペーパーレス」を実現しているということ!!

先日、代表の肥後橋様と電話でお話をしている中で、最近は日本人・外国人観光客を問わずスマホQRコード決済が劇的に増えているので、「でん票くんの会計画面に各社のQRコード表示できますか?」というご要望をいただきました。

でん票くんユーザー様の中で最も多い業態の一つが焼肉屋さんなのですが、比較的追加注文も多い業態のため、ほぼ皆様がプリンターをつなぎ運用されているなか、焼肉ロマンポップ様は、ご契約当初よりプリンターを一切接続せずに、スタッフ様による客席でのオーダーエントリーからお会計までを完全ペーパーレスで運営されているお店様です。

実際にどのように運用されているのか、ストレスはないのか、お客様とのお会計などどのようにされているのかなどなどお話をして中で興味が湧きまして、「現地現物」を確かめに、お店を訪れました。

私がアポなしでお伺いした日曜の夜20時半。失礼ながら三条商店街もこの時間は人出もまばらながら店内はほぼ満席という状況でした。
若いカップルなどが焼肉を美味しそうに食べながらお酒を飲まれています。

代表の肥後橋様がカウンターで忙しく肉の仕込みに励んできるなか、若いスタッフさんたちがテキパキと動きながら、私のもとへオーダーを取りにやってきました。もちろんオーダーはスマホを通じて、でん票くんのオーダーエントリーです。画面がチラッと見えて、なんだかすごくうれしいです。(素人みたいですみません。笑)

私がオーダーしたビールがすぐに出てきて、飲みながら店内の様子を見ていると、食事を終えたご家族連れのお父さんが「◎◎PAYで払いたい」とお会計の申し出がありました。

ホールの男性スタッフさんがポケットからスマホを出して、すぐにでん票くんの画面でお客様の金額を提示しています。
紙ではなく、スマホの画面でお支払い金額をお客様にご覧いただき、その後紙の◎◎PAYのバーコードを読み取り、無事に会計も完了。あっという間にお支払いが終了していました。(確かにそのQRコードがでん票くんの会計画面に表示できれば、よりスマートですね!前向きにカイゼンしたいとおもいいました。)

今までの飲食店なら、厨房用伝票に紙、お客様用明細に紙、レシートに紙、決済レシートに紙、領収書に紙とやはり紙の伝票・帳票が必須だったと思いますが、こちらのお店様はとにかく一切の紙を使わずに運用されていて、うまく回っているのがわかりました。

これは、代表の肥後橋さんが、役者さんだけあって、想像力が豊かなであり、舞台の世界でも基本としてのメソッドを土台として常に求められる革新性、新しいやり方を試すという文化があるのでしょう。「あぁ、こういう使い方ならいけるかも?」というお考えがあって、でん票くんでペーパーレスのオペレーションを実現されたのではないかとお察ししました。京都だけあって、まさに清水の舞台から飛び降りちゃったんですね!

その後、少し余裕ができた際に、オーナー肥後橋様にご挨拶させていただきまして、いろいろとお話もお聞きしました。開業前の物件が来まった時に、2階の客席からどうやって注文を伝えたら良いかということを考えた時に、紙の伝票では情報伝達するのが難しいと、何かよいシステムはないかと探しているなかで、でん票くんを見つけてくださったそうです。

当初はいくつかのアプリやサービスとも比較されていたそうですが、プリンターもつながずにオーダーエントリーができ、会計までできるということで、でん票くんに決められたとのことでした。

オープン当初は2階からのオーダーに対し、インカムも使っていたそうですが、今ではインカムもなし。でん票くんのオーダーエントリーだけを使い、厨房の受け側はダッシュボード(キッチンモニター)画面だけで問題なく運用できているとのことでした。

プリンターをつないでいないので、通信環境面もめちゃくちゃシンプルで驚きました。ネット環境はポケットWifiのみ(プリンターなし、端末だけならイケますね)。端末もレジにiPad(注文伝票の表示も兼用)と厨房にはAmazonのFire端末。ホールはスタッフさんごとにスマホ端末を数台のみ。

さらにスマホ決済、QRコード決済なら、ペーパーレスとの相性も抜群だということを実感しました。
お客様ご自身も自分のスマホで決済していて完了メールもすぐに来ますから、からわざわざ紙のレシートは要らないですよね?これ、実際に見ていてすごく感じたことです。

今後、遅れがちなスマホ決済を国を挙げて推進していくようですが、そうなるとレジでレシートを発行するということのほうがどんどん少なくなってくるかもしれません。

こんなことを私は、焼肉ロマンポップ様の美味しい焼肉を焼き続けながら、現地現物で現場を見ながら考えていました。
(やっぱりご飯も頼みました。土鍋で炊いたご飯大盛、美味しかったです。)

ペーパーレスで飲食店を運営。
整理してみるとこんなメリットがあるようです。

①スペースに超絶余裕ができる。(注文伝票もお客様用明細を並べるスペースもプリンターを置くスペースも不要。作業スペースが広がり、紙が散らかりません。)

②お店のどこにいてもすぐに情報の確認ができる。(今までは、所定の場所の紙を確認して内容、席、配膳順、お会計金額を確認していたのが、その場で端末を見ればわかる。スタッフの無駄な動き、確認にとられる時間が減る。)

③そしてコスト削減。(プリンターレスでのでん票くんの費用は月で1000円。(年間12000円。1日あたり33円♪ 今時33円で買えるものって!)導入時にかかるプリンターの購入費用や日々かかるロール紙の購入費もなくなるって。ある意味、30000円のメカレジ使うより、ランニングコストも考えたらよほど安いですね。さらにネット環境もミニマムでの運用も可。)

いかがでしょうか。かなりいい感じではないでしょうか。

もちろん客席数、お店の規模にも拠ると思いますが、このような可能性が十分にあるということ、ぜひ知っておいていただければと思います。

京都にお出かけの際には、三条商店街の焼肉ロマンポップ様にて美味しい焼肉をお召し上がりください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?