V6では3種類のコンサートが融合する

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.25】


V6には、グループ内ユニットが2つある(Coming Century と 20th Century)。

コンサートは、V6、Coming Century(カミセン)、20th Century(トニセン)が行えば、3種類あることになる。

V6はデビュー後は年3回のペースでコンサートをやっていたが、カミセンとトニセンも、かなり早い時期から、それぞれのコンサートを行っていた。
ファンの一人としては、自然な流れだった。カミセンもトニセンもユニットとしてあるから、コンサートやるよね、といった感じで。


でも、改めて振り返って考えてみると、カミセンもトニセンも、それぞれの色があったから、事務所もやらせてくれたのかなと思う。

カミセンコンサート(カミコン)も、トニセンコンサート(トニコン)も、本家V6コンサート(Vコン)とはまた違ったカラーを見せてくれる。


カミコンは、ひたすらカッコよく色気ダダ漏れ。またMCでは、Vコンで話を回してくれるイノッチがいないので、3人でちょっとグタグタ気味にまわしているのがまたいいんだなぁ。

トニコンは、ファンを楽しませることに徹底していて、何かしらネタをしこんできたり、さすが年長組の聞かせるセットリストと演出だったり。
いつぞやのネタの仕込みは、トニセンの3人がカミセンになりきって、衣装もカミセンので半ズボン履いたりで「俺らカミングセンチュリー!!」と年齢ギャップをネタにして、大いに会場を笑わせてくれた。


んで、V6でコンサートをやると、3人と3人が融合してまた違う団結力を見せてくれるし、6人の中でのそれぞれの立ち位置もまた違って面白い。

なので、V6のファンは、内容が違う3種類のコンサートを楽しめるのである。
私が一番好きなのは三宅健くんだが、6人全員が好きなので、3種類とも行けるだけ行って、大いに楽しませてもらった。私の周りの健くんファンもおんなじ感じだった。


今になって思うが、こちらは観せてもらう立場で、出来上がったものを楽しみにして受け取る側。
でも、6人は、特にデビュー数年後は、Vコン年3回に加え、更にカミコンとトニコンの内容をねって創り上げ、もちろん全曲の振り付けも入れないといけない。
今までちゃんと考えてなかったので彼らに申し訳ないが、彼らがファンを楽しませようとどれだけの力を入れてくれていたのか、彼らの創造性がどれだけすごかったことか、こういう時期になって、初めて思い至った。

作る側の労力は、観る側(もちろんこちら側もチケット争奪戦やお金など大変だが)とはまた違う質と量があったと思う。


今はデビューから四半世紀、最近はVコン自体が2年に1回くらいになっていた。
なので、あんまり意識してなかったけど、調べたらカミセンもトニセンも、2009年以来、もう10年以上コンサートをやっていない。もうそんなに経ってしまうのか。


解散しても、トニセンは活動を続けるとのことなので、トニコンを久しぶりにやっていただけたらな、と切に切に願います。

カミセンは解散後なくなっちゃうそう。剛くんの決意もあるから、あくまでも一ファンの勝手の想いとしては、解散後もまた、剛くんがたまに歌って踊りたくなったら、事務所は違っても、トニセン+健准(健くんと岡田准一くん)+剛くんでステージやってくれたらなとも妄想してしまいます。

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