イノッチから励まされる、大きな仕事のまた次に

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.41】

どんな仕事にも必ずお客様がいる。
仕事をしていると、お客様がどんどん増えたり、でも図らずもいいお得意様と終わってしまうこともあったり。

学生さんなら、いいバイト先で働けたり、でも急にお店が潰れたり。


「学校へ行こう!」というテレビ番組は、ある程度の年齢の方ならご存知かもしれない。今でも年に1回スペシャルでやっているから、若い方でもご存じの方が多いと嬉しいな。

「学校へ行こう!」は、V6の代表的な番組。
デビュー2年目の1997年から、後続の「学校へ行こう!MAX」を含めれば2008年まで、足掛け11年間放送された。
今も年1回スペシャルでやってくれるのは、それだけこの番組が楽しかった方が多いからだろう。


その「学校へ行こう!」が終わるってなった時、メンバー(誰だか覚えてなくてごめんなさい)が回顧して言っていたが、「終わる時が来るんだ」と思ったのだそう。
いつも収録があった番組、特に大きな仕事であればあるほど、最中は終わることはイメージしづらいのだろう。

芸能人以外の仕事でいえば、大きなお得意様をなくすようなことだろう。
そんな時、気持ちや行動の切り替えはどうすればいいのだろうか。


井ノ原快彦くん(イノッチ)が、これも有名な大きな仕事であるNHK平日朝の帯番組「あさイチ」の2010年の放送開始時から、有働由美子アナウンサーとともメインMCとなった。「学校へ行こう!」の2年後である。
朝の帯番組、それもNHKのメインMCは一朝一夕にできる仕事ではない。

この時、あくまでも私目線で透かして感じたことは、イノッチがこの「あさイチ」の仕事に至るずっとずっと前から、色んなスタッフ、共演者ときちんといい人間関係を築いてきて、「イノッチの実力と人柄なら、初めての番組も任せられる」と信頼されたのではないかということだった。

イノッチは、公式ブログも毎日更新、色んな雑誌に文章を書いて本にもなっている。
それらを昔から何気なく読んでて、節々でイノッチが人間関係を大事にしていることを感じていた。
イノッチは、普通ならあまり知られたくないようなことも書いてて、小学校の時友達から話してもらえなくなったことも読んだことがある。
その時私なりに感じたのは、これを書くってことは、イノッチなりにその時の後悔がいっぱいあって、それが今のイノッチが人を大切にする様(さま)となってるのかなってことだった。そしてそれが、おそらくはジュニアの頃から、事務所の仲間やマネージャーさん、いろんな現場での共演者さんやスタッフさんへの対応となっているのかなって。
我々ファンへもアツいし、何かの形で常に何かを伝え続けてくれている。

こういうイノッチの積み重ねが、大きな仕事が終わった後、新しい大きな仕事へとなったんじゃないかって感じたり。


とはいえ、イノッチの真似をするのは難しい。タレントさんって選ばれた能力者だし、イノッチのようにずうっとずうっと前から積み上げてもなかったらどないしよう。
でも、ちょびっと真似できるかもしれない。今までやってないことでも、今からでもちょびっとちょびっとずつ、間が空いたってまたちょびっとずつでもいいから、やっていければそれでいいのかな、なんてイノッチ見ながら考えて励まされたりもしています。



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