哲学を学ぶ②〜死ぬってどういうこと?〜
最近哲学を学び始めて、人類はこの世の事象や意味についてひたすら考える生き物なんだなぁっと実感してます。
今回は、人間には必ず訪れる「死」について何人かの哲学者を紹介しつつ考えたいと思います。
死ぬとどうなる?
死ぬってどういう事なのだろう。考えたことがない人は少ないと思います。
死後の世界を描いた、漫画やドラマ、映画も多数ありますよね?
理屈で言うと、
1. 死んだら全て失われる。
2. 死後の世界で生き続ける。
この2つしか答えはありません。
しかし、生きているという事実しか知らない私達はただ考える事しか出来ないのが現実です、、、
死ぬことについて考えた3人を紹介し、わたしの考える「死」とは、どういうことなのか考えてみたいと思います!
ブッダの「死」
ブッダは、紀元前463〜383年頃に仏教を開祖した人物である。
仏教ができる前、古代インドでは万物は輪廻転生するという信仰があり、人々は苦しい一生が永遠に繰り返されると言う苦痛の中生きていた。
そんな中、ブッダは人間の苦しみは執着心に由来すると考え、その執着心を制御したり心を平和に保つ方法を説く仏教を布教した。
執着を捨てれば苦しみから解放される。
死(輪廻)を怖いと思い、輪廻したくないから生命に執着するいう執着心を消すことで死(輪廻)の苦痛から逃れられると考えた。
ソクラテスの「死」
ソクラテスは、紀元前470〜399年のギリシャの哲学者である。
誰も死後の世界を知らないのに、死を恐れるのは賢くないのに賢人を気取ることと同じだ。私は死についてはなにも知らない。
死の直前の言葉である。
ソクラテスは、哲学の出発点とも言える考え方をである、知らない事を自覚するという無知の知を唱えていたが、まさにそのとおり死後の世界についてはなにも知らないから、熟睡した夜のように、不安を感じる必要はなくむしろ幸福だと考えた。
ハイデガーの「死」
ハイデガーは、1899年〜1976年のドイツの哲学者である。
一回きりの人生を死と向き合って生きろ
ハイデガーは、死の不安などから他人に倣って振る舞う事で、不安から目を逸らした生き方をする人を「世人」(ダス・マン)と読んだ。
人間が、本来の自分に向き合って生きる為に、死を重視した。自分の死は、他の誰とも違い、自分しか体験できない事から、そのような自分の死と向き合う事で本来的な自分の姿も見えるようになると考えた。
おのほのかの「死」
おのほのかは、1997年〜2020年現在を生きる人間である。
死とは、この世界を生きるエネルギー
であり
誰かを悲しませてしまう事
私は常に、明日死ぬと思って今を生きるようにしています。
明日やろうはバカやろう。
高校の時に、塾の先生に言われた一言です。
調べたら、プロポーズ大作戦でも登場した言葉らしいです。(笑)
明日、なにが起きるか分からないから今日できる事を全力でする。そうする事で、今を生きるエネルギーが生まれると考える。
エネルギーをたくさんためて過去の自分にかめはめ波を打ちまくって成長し続けて生きていきたいです!(笑)
また、自分の事だけで考えると死んだら無または、死後の世界だけを考ればいいが、他人にとっては違う。誰かが死んだら悲しいのである。ということは、死とは自分だけのものではなく他人のものであるということも、忘れてはならないと思う。
コロナと向き合う
今回のコロナで、好きなこともできずずっと家にいる時間はとてもしんどいですが、毎日亡くなっている人がいて、悲しんでいる人がいる事は事実です。
そんな悲しみを少しでも減らす為に出来ること、そして自分自身が限られた環境の中でなにをして楽しむかをしっかり考えて、他人事でなく自分事と捉え行動しようと思います。
まとめ
自分の考えを語源化する事って難しいですね。
これでもわかりやすく書いたつもりですが、もっと深く考えてみたいし、いろんな人の意見を聞きたいと思いました!
最後に、死後の世界を描いた物語の中で一番好きな映画を紹介します。
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」
死後の世界(地獄)を明るく、面白く描いてます。死にたくないけど、死んでも楽しいって思えたら死ぬのもなんだかんだで怖くないなぁって思う、、、笑
地獄を描いていますが、死ぬほど笑わせてくる映画です!
自粛疲れ、暇疲れしているそこのあなた!ぜひ、見てみてください!少しは元気が出ると思います。
そして、余力があれば死について少し考えてみてください。
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