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腰痛持ちさんに捧げる、”腰痛改善特集”

おはようございます。ミズガエルです♪
仲良くしているクリエイターさんにKisouさんという方がいます。
椎間板ヘルニアがあり、歩行困難になるほど腰が痛いそうです。

その痛みに対して少し前のKisouさんは何をいっていたかというと、

現在はあまりに痛みがひどいので、鎮痛剤を常用してやり過ごしているそうです。
そんなわけで今回は、

こんな方に向けて書いてます。

では行きましょう♪


1、痛みと腰痛は関係がない?

今回の記事を書くにあたって、衝撃を受けた事実。

「1995年に、痛みのない人の76%に椎間板ヘルニアが見つかったという論文が発表」

「人生を変える幸せの腰痛学校」P80

椎間板の一部が飛び出している症状を椎間板ヘルニアというそうですが、同じ骨の構造を持っている人でも、痛みを感じる人もいればまったく感じない人もいる。

この事実が意味しているのは、

今痛みに苦しんでいる人に怒られそうですが、続けます。
人間というのはとてもシンプルにできています。

人間の構成要素は「体」と「心」。

体に問題ないとするなら、消去法で残るのは”心”。
だから心に対してアプローチをするのは有効な手段だと思います。


2、【おすすめ本】人生を変える幸せの腰痛学校

まず最初のおすすめ本はコチラ。

どんな本かというと、
作者のこの言葉にすべてが要約されています。

「頭痛持ちの人は、自分のことを『頭が悪い』とは言いませんよね。でも、腰痛をかかえている人は、よく『腰が悪い』って言いますよね。その腰が悪いという思い込みが腰痛をつくるんです

さまざまな側面から「腰痛」をとらえることによって、この”思い込み”を修正していく小説形式のお話です。
(思い込みを修正することを「認知行動療法」というそうです。)

具体的にはこんなアプローチが書かれていました。
・「痛み」を好きになる
・痛みだけに意識を集中させない
・「できない」と「やらない」は違う
・腰痛がなにかを教えてくれたとしたら? など

「腰が悪い」という思い込みを修正していくという方法は、とても有効な方法だと思います。
「腰が悪い」発言はいわば、自分の体へのダメ出し。
それ以外にも、例えば体調が悪い時に体に対して文句をいうのもそう。

私はこれを経験してきたからわかるのですが、

よく体と心をこんな風に例えたりします。

”体は乗り物で、心は操縦者。”

体と心が一体となりベクトルが揃うことで、やっと100%の力で望む人生に向かって動き出せるようになると思うのです。

もう一つ確信を突いた質問がありました。
先ほども出しましたが、

腰痛がなにかを教えてくれたのだとしたら、それはなんだったんでしょうか?

(P219)

これも腰痛に限らず、すべての病気に対して有効な質問だと思います。
私なら、

答えはもう出ています。
・病気の人の痛みや悲しみを理解する
・自分を大事にする

「人生を変える幸せの腰痛学校」。

正直この本1冊で腰痛は解決するんじゃないかというほど良質な本でしたが、

すでにご存じでした。

さぁ、気を取り直して次行きましょう♪


3、【おすすめ本】腰痛放浪記椅子がこわい

ミステリー作家・夏樹静子さんが原因不明の腰痛に苦しみ、さまざまな治療法を試みて、最終的には「心身症」と自覚し、自身の抱えるストレスと向き合うことで痛みを昇華するという壮絶な腰痛体験記です。

私がとても驚いたのは、

痛みのメカニズムの説明として興味深かったのは、こんな医師の説明でした。

ごく初期の心因反応は、
①心因→②心因に対する反応→③症状発現
という図式をとりますが、これが長期化してくると、①②の部分がふっとんでしまって、症状のみが出現しているように見えてきます。

(P152)

朝目覚めると同時に、その時の悩みとかイヤなこととか、いわゆる心因のあるなしにかかわらず、痛みという症状があたかも条件反射的に生じてくるのです。自分の意思とか感情とか無視したところで、勝手に症状のみが出現するわけです。

(P152)

そしてそれがもたらすことについても、こう続けます。

一方頭の中はたえず神経をとがらせ、身体中をチェックしていますから、わずかな異常感に反応し、「あぁ、やっぱり今日もダメだ」という気持ちとあいまって、身体の不調は増悪し、増悪することによってますます絶望的になり、悪循環の輪がつくられ、(これは一瞬のうちに出来上がります)本当に痛くてたまらないという身体症状が形成されるのです。

(P152-153)

これを聞くと、

感情の流れをすっ飛ばして痛みだけが出てきたら、感情面から理由を探すのは難しいですよね。

結局はこの本も、「心」や「潜在意識」が関係していました。
人間心理というものを熟知しているであろう作家さんでさえ、自身の内面を自覚するのには時間がかかるようで、原因特定から解決まで3年かかっています。
そう考えると、心の問題であると自覚できても、深層心理にたどり着くのはそれなりの時間が必要かもしれません。

夏樹さんのこの体験記から教訓を得るとするなら、心身症の可能性をさっさと認め、内観していく(または誰かに話を聞いてもらう)ことだと思います。

乱暴な表現になってしまうけど、心身症も精神疾患も私の持病の膠原病でさえも元の原因はストレス(心)といわれています。
すべての解決策が心の在り方を正位置に戻すということであるなら、精神や内観について書かれたすべての本や情報が参考になると思います。


4、エドガー・ケイシー療法の「ひまし油湿布」

…とはいえ「心が問題だと思っていません、私は腰が痛いんです。」って人もいますよね。
なので、体に対するアプローチ法も紹介します。

ケイシーさん(1877-1945)は、催眠透視によって多くの病気の原因とその治療法を特定していたようです。

参考本はコチラ。

この本によると、「座骨神経痛」に関してこんな記述がありました。

座骨神経痛にも、ひまし油パックが意外に効きます。腰のところとか、あるいは鼠径部とか、痛みを特に強く発するところにひまし油パックをやります。おそらくそれによってリンパの働きが活発になり、リンパの働きが活発になることによって自然治癒力が引き出される。あるいは自然治癒力がよりよく働くようになる。

(P102)
ひまし油。私も買いました。

このひまし油湿布というのは、慣れるまでは少し手間がかかりそうです。
正式なやり方ではフランネルという布にこのひまし油をしみこませ、患部に貼り温熱ヒーターで温める。

正式なやり方でやってみたという方のブログ記事があったのでリンクを貼っておきます。


実は日本エドガー・ケイシーセンターというものがあります。
気になる方は以下のサイトをチェックしてみてください。

「心因性かもしれない」
内観も大事だと思いますが、それは痛みが取れて少し心が軽くなってからでいいと思います。
辛抱強く「教えてほしい」と心に向き合えば、時間はかかるかもしれないけれど、ヒントになる何かを見つけられるはずです。


5、とても大切な「心持ち」の話

最後に私が大事にしている考え方についてです。

実は腰痛を含めた医療の世界というのはビジネスです。
ニーズがある(多くの患者さんがいる)から成り立っています。

医師や接骨院の先生などの話をいたずらに受け入れるのではなく、「この先生はこんな風に考えているんだな」と受け取ることが大事だと思います。
「治してもらう」ではなく「自分で治す」という意識。
「自分で治すんだ」という意思を持った上でサービスとしてそれらを利用する。

病気も人生もすべて自分で選び取っていく。
そんな風に生きていきたいなと思っています。

Kisouさん含め腰痛持ちさんの何かヒントになるような記事が書けていたらうれしいです。
みなさま、どうぞお体ご自愛ください。


6、【おすすめ記事】親の決断は、我が子の存在そのものを左右する

Kisouさんの次男ちゃん(3歳)の生まれてくる前の話でした。
妊婦検診の際「心臓が動いていない」といわれたそうです。
こういう時、直感が研ぎ澄まされ人間の真価が発揮されるような気がします。
Kisouさんが何を思い、どんな判断をしたのかが書かれているのでぜひ読んでみてください。^^


7、【今週の出来事】すみだ水族館へ

木曜日にオットさんが休みを取ってくれたので、家族ですみだ水族館へ行ってきました♪

クラゲの美しさに見入ってしまいました。


金魚の展示ブースではこんな提灯が。粋ですね。✨

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。^^

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