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チャンスをつかむのは運じゃない?!  知名度0、人脈0、講演経験0の普通の会社員が講演チャンスを掴むまで

みなさん、こんばんは!
ミレディ0期生のちこです^^

私は都内IT企業で会社員をやりながらミレディ0期生として活動している27歳です。
私がミレディ0期生になるまでの経緯はこちら


突然ですが、、、みなさんチャンスは運だ!と思っていませんか?
正直、私は今までほぼ運だと思っていました。

が!!!

知名度0、人脈0、講演経験0の、普通の会社員の私が、50名の前で講演するチャンスを掴んだ経験を通して、チャンスは自分で引き寄せられるものだということを身をもって感じたので、今回は、「チャンスの引き寄せ方」についてシェアさせていただきます。

☆ポイントは3つ☆
1 役に立てる場所、ポジションを理解する
2 自分が何ができるのか整理する
3 想いをもって「行動する」


1 役に立てる場所、ポジションを理解する

現在所属している会社で自分のインタビュー記事を作っていただいたのがことの始まり。
書いていたのは「私の仕事の選び方」と「今後実現したいこと」。

私のキャリア観としては、「20代のうちにどれだけ成長できるか」を大切にしています。
私の地元、青森では大手企業に勤めること、公務員になること、医者になること、これこそが「安定」この一点張り。

ただ、どうしてもこの変動が激しい時代背景の中で「安定」とは
安定しているように見える大手企業に所属することではなく、
自分が成長して、その経験やスキルを世の中に還元することで対価が得られる人材になることなんではないかと漠然と思っていました。

つまり、自分の「市場価値」を高めて、「選択肢の多さ」をどれだけもてる自分になるかがこれからの時代を楽しく自分らしく生き抜くために必要不可欠なのでは?
自分で自分の人生をデザインできる。これが本当の意味での「安定」なのでは?と考えています。
そのため、私は転職を経験しましたが、1社目も2社目も職種は違えどベンチャー企業を選んできました。
そして、今後は同じようにもやもやしている地元の学生や若手に市場価値を高めることの重要性を伝えていきながら自分らしい人生を歩む。そんなことを伝えていきたいと思っていました。


ざっくりこんな感じのインタビュー記事が出来上がったのです!
そしたら、想像以上にインタビュー記事をみて連絡くれる方がいて、
ある女性は、高校の同期だったけど一度も話したことがない方。
私の友達のtwitterを見て、連絡をくれたのだとか。

すごく仕事選びに悩んでいた彼女はまさしく、地元あるあるの両親が求めている「安定」という部分と「自分がやりたいこと」との葛藤をしてました。
私には、この仕事がいいよとかそんなおこがましいことは言えないけど、
自分がどういう意思決定のもとに今があるのかという話と就職活動市場や転職活動市場については仕事柄知っていたということもありお伝えできることはこれでもかと話をしました。

その日も、十分すぎるぐらい感謝されてちょっとウキウキしていたのですが、2か月後ぐらいに実は会社が決まって!と連絡が!

「自分がやりたいこと」を実現していた彼女からの連絡に、
すごく嬉しくなりました^^

そして、「実はこの前、話を聞いてもらったことで肩の荷がおりたというか、親の人生を歩んでいるのではないから自分がやりたいことをどうやったらできるのか考えてたらすごい楽になった!しかも入りたい企業に入れる!本当にありがとう!」と。

すごく嬉しすぎて、
人の役に立てる瞬間ってこんなに心があったかくなるんだなと思ったのを覚えています。

この経験を通して、頑張らなくてもありのままの自分が
他者に対して価値を提供できるのだというのを身を以て感じたのです。

「人の話を聞くこと」
「自分のキャリア観」
「意思決定の仕方」

このあたりが、自分が当たり前にしてきたことであり
相手に価値を提供できるものかもしれないとこの時気がついたのです!


自分が当たり前にできていることは、もはや当たり前すぎて
強みだと忘れることが多いんですよね。
なので、みなさんも友人やご家族に自分の強みを聞いてみたり
よく褒められること振り返ってみてほしいです。
それが案外、自分の役に立当てる場所やポジションを見つけるきっかけになるかも知れないです!

2 自分が何ができるのか整理する

自分の経験や価値観を話すことで、誰かの役に立ちたい!そう思って、多くの人へ自分の想いを届けられる「セミナー講師」をやってみようと思いました。それを実現するために、自分を売り込もう!と思ったのですが、、、
名も知らない私にセミナー講師の依頼なんて、どんな話をしてくれるかとかどんな人柄なのかとか分からないことが多すぎて自分が依頼主側であればしないなと思ったんですよね(笑)

そこで、自分がセミナー講師として登壇することで

✔どんな人に(ターゲティング)
✔どんな話ができて(提供できる価値)
✔依頼主側にどんなメリットがあるか(依頼主側の利益)

この3つを整理することから始めました。
最初はざっくりですがこんな感じで洗い出しました。
人様に見せるのが恥ずかしいぐらい稚拙ですが(笑)、参考になればと思います。

✔どんな人に(ターゲティング)
・大学生~20代の仕事の選択の仕方に迷っていたり、現職に悩んでいる方
・大学生~20代で漠然とした将来の不安を感じていたり、もやもやした気持ちを持っている方
✔どんな話ができて(提供できる価値)①
・仕事の楽しみ方(=自分のマインド次第で人生が豊かになる方法)
人事の仕事を通して、仕事はお金を稼ぐもの・辛いものと思っている方があまりも多い印象。人生を豊かにするためにも仕事の楽しみ方や仕事の選び方が重要であるということ。
✔どんな話をできて(提供できる価値)②
・私自身のキャリア観や意思決定の仕方
青森から東京にでることやベンチャー企業を選択したこと、そこから人事を目指したきっかけなど、いわゆる一般的な「安定」とはちょっと違った意思決定をしてきている理由について。
✔依頼主側にどんなメリットがあるか(依頼主側の利益)
・お金がかからない
※セミナー講師として登壇したことがなかったのでボランティアという立ち位置でもいいからお話を伝える先を見つけたかった。
本気で考えても最初はこれしか思い浮かばなかったです・・・(笑)

こんな感じで、ざっくり書き出してから
この話ができるセミナー依頼先はどこがあるか調べてたどり着いたのが商工会議所でした。
そこからまた商工会議所にとって自分が登壇することでのメリットなどを考えて、「誰に」「何を伝えることができて」「依頼主側にどんなメリットがあるか」をブラッシュアップしていきました!

3 想いをもって「行動する」

やっと準備が整って、メールを送ったのが2019年の3月。
メールを受け取ったという旨の連絡はいただきましたが、お返事は全然きませんでした。
まあ、こんなものか・・・と思っていたそんな矢先の7月!!
送った相手とは別の商工会議所の担当者の方から『ちこさんに、講演をお願いしたいです。ただ、ちこさんのお話できる分野とは少し異なるかもです・・・』と、お返事が来たのです!
ものすごく嬉しかったのですが、ドキドキしながら依頼の内容を確認すると
やはり自分が話せる内容とはちょっと違う、というより全然違う・・・(笑)

チャレンジしたかった講演のチャンス、このまま引き受けることはできるけど・・・
セミナー講師をすることが目的ではなく、自分が伝えられることで誰かの役に立つことが目的。

今回の依頼背景などを踏まえた上で私も話が聞きたい経営者の方にセミナー講師の打診をし、まさかまさかの共同でのセミナーという形で見事、セミナー講師としての登壇が決まるのでした!


こんな感じで決まったので、チャンスは運ではなく、自分でたぐり寄せるものなんだなと本当に実感しました。
みなさんも、ず~っとチャレンジしたいと思っていること、チャレンジしたかったなと思っていることあるのではないでしょうか。始めるのはいつでも遅くないと思います!
今回の体験談がみなさんの一歩を踏み出す参考になればと思います!

私は今月末にセミナーがあるので、またその体験レポートもシェアさせていただきますね!

Write by:ミレディ0期生ちこ