【10冊目】21世紀の資本の『r>g』は、お金持ちがよりお金持ちになる法則
どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。
このマガジンでは毎日1冊、本を要約して紹介していきます。
忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。
※マガジンは初月無料で、2ヶ月目から月500円になってます。
1日単位で計算すると16.6円で1冊読めることになるので、是非1ヶ月無料で試して頂いて、もし価値を感じて頂ければ継続してもらえたらなと思います。
-----✂︎-----✂︎-----✂︎-----
目次概要
⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本?
⑶なぜ、その本に興味を持ったのか?
⑷要点まとめ
⑸考察
-----✂︎-----✂︎-----✂︎-----
⑴21世紀の資本
≪資本収益率が産出と所得の成長率を上回るとき、資本主義は自動的に、恣意的で持続不可能な格差を生み出す≫ 経済的格差は長期的にどのように変化してきたのか?
資本の蓄積と分配は何によって決定づけられているのか? 所得の分配と経済成長は、今後どうなるのか?
決定的に重要なこれらの諸問題を、18世紀にまでさかのぼる詳細なデータと、明晰な理論によって解き明かす。
格差についての議論に大変革をもたらしつつある、世界的ベストセラー。
10冊目は21世紀の資本です。
聞いたことはあるけど、小難しい印象ですよね。
このnoteでは、ザクっと中身を紹介していきたいと思います。
この本で伝えてることは『r>g』に尽きるので、そこさえ理解すればOKかなと。
-----✂︎-----✂︎-----✂︎-----
⑵資本主義社会で生きる大前提のルール
この本を一言でいうと、資本主義社会で生きる大前提のルールが記されてる本です。
世界がどういう仕組みで動いてるのかを知っておくことは、この世で生きていくうえで当たり前に重要ですよね。
ちなみに、現在運営してるトークンハウスは「資本主義をアップデートする」という魂胆もあります。
それは、世界を変えるという意味ではなく、僕らが運営する『トークンハウスコミュニティでは、資本主義ではない価値観で文化を醸成しよう』という動きです。
だから、法定通貨に換金できない仕組みでコミュニティ内のみで使用可能なトークンを使ってるというわけです。
-----✂︎-----✂︎-----✂︎-----
⑶とは言え、現代は資本主義で成り立ってるから
とは言え、現代は資本主義です。
そこから目を背けていては、前に進むことは出来ないなと。
それこそ、ただの現実逃避になってしまうので。。。
ちなみに、資本主義は本当に良くできた仕組みです。
だからこそ、理解して攻略していく努力は必要不可欠ですよね。
-----✂︎-----✂︎-----✂︎-----
⑷要点まとめ
▶︎r>gを一言でいうと?
r>gを一言でいうと『お金持ちがよりお金持ちになる法則』です。
rとgを噛み砕いて解説すると、こんな感じですね。
r=不労所得(お金でお金を稼ぐ)
g=経済の成長率(労働でお金を稼ぐ)
要は、必死に働いて労働で得るお金より、投資などのお金でお金を稼ぐほうが大きいということなんですが、これって、つまりは『お金持ちと庶民の差は拡大する一方』だということですね。
極端な話、生まれながらに大富豪の家に生まれた子どもと、一般家庭に生まれた子どもでは、明らかに不平等じゃないですか?
両者は偶然生まれ育った場所が違うだけで、スタートラインに圧倒的な差があります。
富士山で例えるなら、Aさんは1番下からスタートするけど、Bさんは5合目からスタートする感じです。
さらに、Bさんは登山家も一緒につけて登れるけど、Aさんは自力で登らないといけない的な。
▶︎累進課税は悪か?
そして、格差を和らげる手段として資本に対する累進課税があげられています。
要は、『富の再分配を推進しよう』ということですね。
ただ、ご存知の通りこれは全世界で統一しないと、あまり意味をなさないですよね。
それこそ、日本だと所得税が最大40%かかるけど、タックスヘイブンなら0%です。
もちろん、その対策として、タックスヘイブン対策税制などはありますが、非居住者になって、PEも国内に有さなければ日本の税制は関係なくなりますからね。
じゃあ、「全世界共通で累進課税をしよう!」と大国が推し進めたとしても、それは限りなく不可能です。
そもそも、なぜタックスヘイブンが存在するかというと、国に観光資源もなければ経済的な強みもない小国が生き残る唯一の術がタックスヘイブンとして国外から富裕層を誘致することです。
つまり、タックスヘイブンが一切排除されると、生き残れない国が出てくるわけですし、そもそも世界的に資本主義の現代では基本的にお金持ちが権力を持ってます。
そのお金持ちが、自分たちに有利なように世界のルールを決めていくわけですから、わざわざ自分たちの首を絞めることはしませんよね。
-----✂︎-----✂︎-----✂︎-----
⑸世界に飼い殺される大衆
ここから先は
¥ 300
普段カンボジアのカフェで1杯3ドルのコーヒーを飲みながらnoteを書いてます😌受け取ったサポートは全てコーヒー代に充てさせて頂いてます。いつもサポートして頂いてる方に感謝です🙇♂️