アポロ杯・夏の宿題 ㈢
夏の俳句大会を振り返って居残り自学。
肩肘張らずのろのろ書きます。
ぼくならこうするのだ〜という気持ちで、例をお付けしたりしなかったりします。
あくまでも作品に対する、個人の感想です😂
※応募着順 (大会役員・かっちーさんDATA)
※詠人の敬称・肩書は省略 (投稿時の名前)
※句中の絵文字等は省略
※五七五の文字間はあけずで統一
※入選句は発表済み記事の感想を転載
闇の中心火けしかけ早星 志彌
季語ひでりぼしをよく探し出しました!夏の星の異称です。
やみのなかこころびけしかけひでりぼし
と読めます。
句の真意が伝わりにくいですか?
その点は作者ゆきみさんも認めるところ。
この作品のミステリーを解き明かすには、説明が必要です。
その仕事は下記リンクのご本人エントリー記事にまかせるとして。
せっかくだから少し手直しさせてください。
(推敲例)
▶けしかけるものの嫉妬よアンタレス
▶暗闇が憧れている旱星
これで詩として整いました。
アンタレスは季語ではありませんが、季語に準ずる夏らしい星の名です。
チャレンジありがとうございました!
(ゆきみさんエントリー記事↓)
遠目にす騒ぐ人々夏夜空 美味しい蒸しエビ
とおめにすさわぐひとびとなつよぞら
俳句初心者のエビちゃんが575ピッタリの作品を提出してくれたことが嬉しいです。
このリズムをはみ出さないことは習い始めのうち、かなり大事なことなんです。
へたっぴでもいい。575で詠む・書くことのささやかな心地よさ、言葉パズルの楽しさを体感してください。そのうちに俳句らしい俳句を「出したくなる」
内側から学ぶ意欲が湧いてくると思います。
他にどんな言葉、語順が考えられるか、どんどんメモに書き出すといいです。そのうちに「ぴたっ」とはまる感じのワードが出てきたり、別のアイデアが浮かんだりします。
声にだしてみると、句としてイケてるかイケてないか、分かりやすい。
技術は俳句仲間と交流するうちに自然向上しますから焦ることありません。
(推敲例)
▶騒ぎをる人々遠し夏夜空
▶夏夜空とおくに騒ぐ人の群れ
※騒ぎをる は 騒いでおる という意味。遠し という古典的表現に対し無難に合わせた。
※とおく はひらがなで。
理由①漢字が連続するのを嫌った。
理由②詩情の広がりを出すにはこっちの方が良い感じ。
(美味しい蒸しエビさんエントリー記事↓)
あついなぁそらみあげたらクラクラリ もんちゃん
スーパーストレートな一句ありがとです。
もんちゃんの天真爛漫なつぶやきですね。
これって俳句なの?という問いかけがあるとしたら、ぼくは胸を張って(首イテテ)
「100パーセント俳句です」
と言わせていただきます。
〇あついなぁ 上五で口語調の独白
〇そらみあげたらクラクラリ 中七で状況の描写・下五で感覚のオノマトペ
(こうごちょう▶はなし言葉、普段使う日常の言葉使い)
(どくはく▶ひとりごと、つぶやき)
(おのまとぺ▶擬音語・擬声語。音を言葉に変換した語のこと)
しっかり伝わりますよね。熱中症かしら?!
暑い はもちろん夏の季語です。
クラクラ だけで倒れそうなのに、クラリとまで言われるといよいよ危険そう。
(もんちゃんさんエントリー記事↓)
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