草田ひよこ

子育て・絵本・家事・メンタル・毒母・結婚生活・恋愛・食べもの・旅行・小説・映画・人生、…

草田ひよこ

子育て・絵本・家事・メンタル・毒母・結婚生活・恋愛・食べもの・旅行・小説・映画・人生、その他…徒然なるままに

最近の記事

おかん

結局ね、おかんっていうのはね、いくら考えごとや悩みごとがあって食欲なくても、愛する家族の為に、ごはんを作るのね。 米を炊くの。肉を焼くわけよ。 それが、おかんなの。 そして結局夜中におなかすいて一人でこっそり甘いのとか食べちゃうってわけなのよ。

    • 30過ぎても結婚できない=欠陥人間?❷

      親や親戚からのプレッシャー 出産適齢期についてのプレッシャー むしろ結婚制度に対する疑問 自分で言うのも抵抗ありますが容姿に関しては女として色々と得をしてきたほうなので、中身(人格や性格)に重大な問題があるのでは?という自分に対する疑問 紹介やお見合いの話があれば、とにかく会ってみた 職場関係の人で好意を持ってくれてる人と食事やデートにも行ってみた 街コンみたいなのも行ってみた 全然違う 全然違う 全然違う 相手には「また会いたいです」と次回の誘いが来るけ

      • 30過ぎても結婚できない=欠陥人間?

        10代:子どもとしての(親の為の)人生 20代:自分の為の人生 30代からはダンナさんと子どもの為に生きるんだアタイは! と自分の中で決めて、20代はやりたい放題で自由に過ごした ところが、29から30なっても31なっても32なっても… 結婚相手見つからず… 焦りとプレッシャーの中どんどん月日は流れ… (つづく)

        • 弟と私

          弟は「お母さん大好きー!」と言える子どもらしくて素直でかわいい少年だった。 うちの息子もそうだから、見てて弟の子ども時代を思い出す。 私はどうしても言えなかったし、弟みたいに「お母さんおかえりー」と玄関まで走って行って抱きつくこともできなかった。 甘えちゃダメだと思ってたし、そう思い込んでた。 お母さん=弟のもの 感情はいつも隠してた。 クールでポーカーフェイスだった。 心の中は、いつもふてくされていた。 人前では絶対に泣かなかったし、メソメソ泣く弱虫や甘ったれた子が

          妊娠中のおはなし

          初めて息子がわたしのお腹を蹴った日のことを昨日のことのようにはっきりと思い出せる。 その日から、起きている時間のほとんどは、仕事中でも常にお腹を撫でていた。 もちろん寝るときは「おやすみ」朝は「おはよう」お昼前になったら「おなかすいたね、待っててね」はあたりまえ。 「寒いね」とか「暑いね」とか「喉渇いたね」とか、家に帰れば歌を歌って聞かせたり、湯船に入って「気持ちいいね、あったかいね」 とにかく自分のお腹に「誰か」がいることが、ほんとうに嬉しかった。 実家で里帰り出

          妊娠中のおはなし

          鬱とは、エネルギーを内にやどした状態

          ‪現代は、鬱=悪、といった感じですが、もともと鬱とは、そういうマイナスの意味ではありません‬。 ‪ためしに辞書を引いてみましょう‬。 ‪「鬱」の第一義は、草木の茂るさま、物事の盛んなるさま、とでています‬。 ‪すなわち、鬱はエネルギーがつよく、生命力にあふれている状態をあらわす文字だとわかってきます‬。 「気がふさぐさま」というのは、第二義の用いられ方です。 ですから、草や樹木が勢いよく生い茂り、深い森をつくっている様子を、「鬱蒼たるーー」といいます。「鬱蒼と生い茂っ

          鬱とは、エネルギーを内にやどした状態

          盲目の愛って?

          わたしは息子のパーソナリティーと容姿が好きだし、愛している。 それって「自分がお腹を痛めて産んだ子だから無条件にかわいい」というような盲目の愛とはすこし違うような気がする。 もしも娘だったら? もっとわがままだったり癇癪もちだったら?容姿が違ったり、なにか障害や病気があったら? 今とおなじようにかわいいと思えただろうか。正直自信がない。 母は、反抗期の私にこう言った。 「私はお前の母親で、お前を産んだ責任があるから絶対に見放さないけど、他人だったらとっくに関係を断って

          盲目の愛って?

          夕暮れ

          作詞・作曲:甲本ヒロト はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい ぼくたちは なんとなく しあわせになるんだ 何年経ってもいい 遠く離れてもいい ひとりぼっちじゃないぜ ウインクするぜ 夕暮れがぼくのドアをノックする頃に あなたをギュッと抱きたくなってる

          ハンドソープって、ボトルの底から湧き出る泉じゃないんやで

          ハンドソープだけじゃないけどね、シャンプーとかトリートメントとか、洗濯洗剤も食器洗剤も、空っぽになる前に(又は空っぽになったタイミングで)「誰か」が補充なり、買い足ししてボトル交換なりしてくれてることを忘るるなかれ。

          ハンドソープって、ボトルの底から湧き出る泉じゃないんやで

          君看よや双眼の色、語らざれば憂いなきに似たり

          双眼は二つのまなこという意味です。あの人の眼を見てごらんなさい、いつも静かに微笑んで、つらいとか苦しいとか、こんな目にあったとか、大げさにいろいろ述べたりしない。だけど、そうであればあるほど、その人が心の中に蓄えた憂いというもの、あるいは苦しみや悲しみというものは、こちらにも惻々として伝わってくるではありませんか、と、長ったらしい解釈をすればこういうことになると思います。 【君看よや双眼の色、語らざれば憂いなきに似たり】 この【語らざれば】というところがなんとも、心にじん

          君看よや双眼の色、語らざれば憂いなきに似たり

          5歳までに一生分の親孝行

          「子どもは5歳までに一生分の親孝行をする」と聞く。 私は子育てをしながら、ほんとうにその通りだな、と常々感じている。 こんなに愛くるしく、こんなにも愛しい存在がほかにあるだろうか。 もしも6歳からその先ずっと反抗期が続いたとしても構わない。 お腹に宿っていることが分かったあの日から今日までに、息子が与えてくれたかけがえのない時間と幸福感を、私は死ぬまで忘れまい。

          5歳までに一生分の親孝行

          二人目を作る勇気がなかった理由

          一人息子を育てている。 夫は4人兄弟で育った為、子どもにも兄弟を望んでいた。 私も弟と2人兄弟で、もちろん子どもの頃は姉弟喧嘩もたくさんしたけれど、大人になってから「弟がいて本当に良かったな」と思うことばかりなので、一人っ子で育った場合、いつか寂しさを感じることがあるだろうな…という思いがあった。 しかしながら、私の中で、どうしても「ある呪文」が解けていなくて、下の子が出来たら、上の子に我慢させてしまうシチュエーションが必ず出てくるであろうこと、そして、愛情が分散される

          二人目を作る勇気がなかった理由

          境界線はギリギリ

          つらい時に「助けて」って言えるか そしてその手を掴んでくれる人がいるか 何も言わないけどいつも温かく見守ってくれてる人がいるか この人のことを絶対悲しませたくない(悲しませてはいけない)と思える人がいるか 心から一緒に笑える人がいるか 大丈夫だよって言ってくれる人がいるか

          境界線はギリギリ

          川の水は、ときに澄み、ときに濁る

          昔、中国に屈原という役人がいた。「世の中で一番大事なのは正義だ」 世間から反感を買い、国を追放されてしまう。川のほとりで 「今の世の中は汚れきっている。なぜわたしが非難されなければいけないのか。こんなことなら川の魚の餌になったほうがマシだ」すると通りかかった一人の漁師が、(つづく) 「川の水は、ときに澄み、ときに濁る。もしも水が綺麗なときは冠のヒモを洗うがよい。もしも水が濁っていたらそのときは自分の足を洗えばいいことだよ」と言って去って行った。 世の中は、ときに澄み、ときに

          川の水は、ときに澄み、ときに濁る

          授乳期の睡眠不足と鳴る電話

          哺乳瓶の煮沸中にダイニングテーブルでうたた寝してしまうほど寝不足だった授乳時期に、「急用でない限りはLINEでお願い」と何度もお願いしてるにも関わらず当時現役バリバリの母は「あんたは三食昼寝付で幸せね」とイヤミのひとつも交えながら「LINE打つの面倒なんだもん」とどうでもいいことでも毎回TELしてきたっけな… キツかったな…

          授乳期の睡眠不足と鳴る電話

          父の鞄

          息子のランドセルの話から、 私「パパが小学生の時ってランドセルだった?」 父「みんなはランドセルだったよ。でもパパのだけ叔父さんが特注で作ってくれた軍事用の茶色の本革の重たい鞄でな。それがほんとに嫌でな(笑)」 私「(笑)今なら相当カッコいいよね」 父「そうだな、今ならカッコいいだろうな。でも当時はみんながピカピカの黒のランドセルなのに、パパだけ茶色。お祝いに作ってくれたものだし、高かっただろうし、他に選択肢はなかったしな。ほんとにイヤだったなぁ」 知らなかった父の