マガジンのカバー画像

生活記録

34
運営しているクリエイター

#英文学

六月某日 教材としてのヴァージニア・ウルフ

六月某日 教材としてのヴァージニア・ウルフ

私の出身高校は英語科の癖が強い。
必ずと言って良いほど、長文読解の教材が「イギリスの」有名作家の小説になる。例えば私の在学時には、サマセット・モームやロアルド・ダール、ジェームズ・ヒルトンの作品を取り扱った。グレートブリテン島の外の作家はトルーマン・カポーティ唯一であった。

今年度の題材はヴァージニア・ウルフらしい。ひょんなことからテキストを頂いて目を通したが、読後感の悪いこと悪いこと……。詳細

もっとみる