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『ゴールデンカムイ』感想まとめ

『ゴールデンカムイ』アニメ、本誌、単行本感想をまとめました。無料分が長いので投げ銭感覚でどうぞ。武将ジャパンに掲載していました。歴史ネタでより楽しめることをめざします。
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#日本史

『大奥』みていますか?

 NHKドラマ10『大奥』をみていますか? シーズン2からはいよいよ江戸後期。ゆえにアイヌの歴…

アイヌのポテンシャル? 和人がそんなこというなよ

 アイヌを観光に活かそう。アイヌの伝統はお金もうけに使える。そのポテンシャルを活かしてい…

樺太のこと

 画像はフレップのシロップ。こちらの記事のことでも。 チカパシと谷垣が再会できないのはな…

アイヌの博物館に漆器があって何が悪いのか?

 アイヌの料理にカボチャやジャガイモを使ったものがあるとか。アイヌの博物館に漆器があると…

ゴカムブッククラブ山本和重『北の軍隊と軍都: 北海道・東北 (地域のなかの軍隊 1)』

 これはマガジンなのですが、ゴカムブッククラブをふまえているため、有料部分は実質的にあり…

それでも『ゴールデンカムイ』はまだ……

 『ゴールデンカムイ』と関係ないかもしれませんが。 日本のフィクションで満洲を扱うこと …

『ゴールデンカムイ』30巻

 はじめに私事から。  最終回以降、ファンダムの差別意識が表面化したことや、『ゴールデンカムイ』展がらみの不信感ゆえに作品を楽しむ気持ちすら薄れていました。単行本発売のワクワク感もないまま、届いた31巻ですが、加筆をふくめて感想などを書きます。 鯉登父子の心情加筆、嘘を見抜く鯉登 今回は鯉登関連の加筆が目立ちました。いや、鯉登の加筆は多い方だと思います。彼は言動が独特かつ感情表現が特殊です。ゆえに加筆が目立つと思えるのです。  父を巻き込んだこと。鶴見への不信感。それが炸裂

『ゴールデンカムイ展』は始まりに過ぎない

『ゴールデンカムイ展』に行ってきました。どういけばいいのか、どんなグッズがあるか、推しの…

『ゴールデンカムイ』第29巻加筆箇所覚書

この巻は無料公開中ですので、加筆箇所の修正が容易。かつ、本作の根幹にあるテーマが見えるも…

『ゴールデンカムイ』#297 五稜郭脱出

 五稜郭では脱出劇が展開中。ロシア人パルチザンたちはソフィアを庇い、肉片になって飛び散り…

【読書】茅辺かのう『アイヌの世界に生きる』

 『ゴールデンカムイ』読者の皆様は、アイヌのことをもっと知りたいと思っていることでしょう…

【読書感想】『アイヌ通史』近代国家日本成立の“影”とされた“本質”

 本書が書かれた時代は2000年代の手前にあたる。それから20年以上を経て、BLM運動が起こり、…

『ゴールデンカムイ』#288 爽やかな男

 表紙にてこれまでの流れが振り返られます。鯉登は1885年、明治18年生まれと再確認。アジア・…

『ゴールデンカムイ』#287 門倉の馬

 門倉とキラウシは馬で五稜郭を突っ切ります。防風林まではなんとかなると駆けて行く門倉。この男、父譲りの無鉄砲さがあるのでは? 「種」は残した 門倉はギャグっぽい描き方ではありますが、やっぱり会津藩士ルーツが一番可能性としては高いのではないかと。会津藩装備が劣っていたことはそうです。それでも得意の槍術をこなす槍兵の威力が警戒されていました。どんな状況でも突っ込んでいく武勇が脅威的だったのでしょうね。  陸奥かつ土方の進軍ルートを踏まえて仙台藩ルーツも可能性としてはあるけれども