私はその日が楽しみで仕方ない

2018年5月2日。つまり去年の今日は、自担・堂本剛くんがソロプロジェクト、ENDRECHERIとしてアルバム『HYBRID FUNK』を発売した日だ。
4月に新入社員として今の会社に入社して、3ヶ月ほどは研修期間だったため、自由に休みを取ることは出来なかったのだけれど、このアルバムの発売の日は偶然にも休みだった。
これは剛くんが私にアルバムを聞くチャンスを与えてくれたのかもしれない、なんて喜んだ記憶が残っている。
だからこそこんなにも鮮明な日付を覚えているのかもしれない。
5月1日の勤務後、最寄りのセブンイレブンに立ち寄り、『HYBRID FUNK』を受け取ったときの喜びは、言葉では言い表せなかった。やっと剛くんのソロに向かい合うことができると思ったのだ。

剛くんは2001年に『街』を発売して以来、様々な名義で自身のソロ曲を発売している。
私は2017年にKinKi Kidsのファンになったので、ファンになって初めて触れた剛くんのソロプロジェクトが、この『HYBRID FUNK』という作品だった。
ファンになったばかりの頃は、剛くんのソロプロジェクトの独特な世界観にただ圧巻されるばかりで、私には何年かかっても理解のできない世界だと思い込んでいた。なんなら遠ざけていたこともある。
だけど、この『HYBRID FUNK』を聞いたとき、生まれて初めてファンクミュージックとはいかなるものか、体感できたのである。

聞いているだけで胸がワクワクして、踊りだしたくなるような、じっとしていられなくなるような、そんな音楽。
とくに『YOUR MOTHEI SHIP』と『Crystal light』がそんな音楽だと思っていて、もしも私が3歳~6歳くらいの子供だったらきっと聞いたとたんに体を動かして歌い踊っていただろうなと思った。

簡潔に言うなれば、グルーヴ感がすごい。
と言いたくなる。
音楽なんて全く知らないくせに。グルーヴなんて言葉、使ったこともなかったくせに。
剛くんが、ライブ中にグルーヴィングと煽ってきてもグルーヴってどういう意味だよと思っていたくせに、その2曲を聞いたときに、グルーヴってこういうことか、と瞬時に理解できたのだ。
蛇足だけれど、今 アルバムを再生していてこの2曲が流れてくると手なり足なりで地味にリズムを取りたくなってしまう。それくらい大好きな2曲だ。

生まれて初めて、剛くんのソロプロジェクトの楽曲を、世界観を、理解できた気がした。剛くんの世界に、触れられた気がした。
また、一段と剛くんのことを好きになった、そんな素敵な思い出が、去年の5月2日にある。

あれから1年。私は今、来るENDRECHERIのライブに向けて、まさに『HYBRID FUNK』を聴き込んでいる。早くライブの当日にならないかな、とワクワクしながら。

初めて剛くんの世界に触れてから1年、さらにいくつかの剛くんのソロプロジェクトの楽曲に触れた私は、絶対にライブを楽しめるはずである。
なんなら、さぁ早く来い当日。楽しむ準備はできているぞ、という若干の喧嘩腰で待っている。
きっとライブを見たあとは、もっと剛くんの世界を理解できていて、もっと剛くんのことを好きになっているだろう。

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