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英語学習は「継続可能」であるべきだ!

英語力は、筋肉と同じで鍛え続けなければ維持できません。悲しいことに、学習をやめれば徐々に忘れていきます。

私の経験でいうと、中高と公立の学校で「読む」「書く」「聞く」だけの英語を習い、英語を「話す」ことは大学で習いました。英語に力を入れている大学に入ったため、全体的に力は伸びたものの、依然苦手意識があり、英語の授業は避けがちでした。

そして大学を卒業後、IT企業で公共に携わる仕事に就き、英語が全く不要となった途端、あっという間に使いものにならなくなりました。英語を読むのは苦行となり、聞き取れないし話せない…。もともとコンプレックスに感じていた英語がさらにダメになり、大分落ち込みました。

この経験から私が学んだのは、

言語学習を成功させる要は「継続性」

つまり金銭的な負担が重すぎず、かつ学習が負担になりすぎないことが重要

ということでした。

お金がかかり過ぎれば経済的な余裕がなった途端続けられなくなりますし、学習が負担になり過ぎれば忙しくなった途端、英語学習の優先順位は下がり、そのうち勉強をやめてしまうのがオチです。また、頑張って根詰め過ぎると嫌になった時の反動が大きく、継続することが難しくなりがちです。

しかし一方で、上記の障害乗り越えることができれば、一生ものの言語学習習慣を手に入れ、一定以上の言語レベルを比較的容易かつ長期にわたってキープできる可能性を高めることができます。

私は「金銭的な負担と学習負担が重すぎない」方法で、2018年当時の全く日常英語を使わない状態から、外資系企業に転職して(2020年7月~)、そこまで苦労せず毎日に英語で資料を作り、それを英語で説明したり内容について議論したりできる状態になることができました(TOEICの点数も就活時の870から935にアップ) 。また、英語でビジネススキルやプログラミングのオンライン講座を受けたり、Amazon Audibleで洋書の朗読を聞いたりということが難なくできるようになりました。これにより、アクセスできる情報・知識が大幅に広がったことを実感しています。

ただし、この方法は継続性は高い一方、年単位で時間がかかります。したがって「1週間/1ヶ月で英語をマスターしたい!」のような短期集中型の方には向いておりませんので、ご留意ください。少しずつ努力を積み上げることを好む方には向いている方法です。

次回の記事から、主にリスニング、スピーキング、リーディングの学習法についてご紹介していきます。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。

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