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【コラム】よくあるご質問「ラグっていりますか?」

こんにちは!

東京都内でフリーランスのインテリアコーデイネーターとして、主に個人宅の内装や家具のコーディネートを手掛けております、小畑典子です。
1歳・5歳の娘と主人の4人で都内マンション暮らしをしているママでもあります。

さて、もう最近は毎日暑くて暑くてエアコンが欠かせないですよね!
夜も熱帯夜の日が多く、つけっぱなしで寝るという方も多いのではないでしょうか。

我が家も例外ではなく、毎日エアコンをつけっぱなしで寝てしまうのですが、(つけてないと1歳の次女が必ず夜中に起きてしまいます!)
先週あたりから、私と長女は寝室に入ると途端に咳や喉の痛み、鼻づまりを起こすようになりました。

そうです、エアコンのお掃除サボってた!!
慌てて大掃除したら、いくばくかはマシになりました。

実はうちは私も5歳娘もハウスダストアレルギーがありまして、部屋の掃除を数日怠った時や、季節の変わり目のダニが発生しやすい時期など、鼻水や咳が止まらなくなったりするんです。

エアコンはお掃除を怠ると、その中に溜まったホコリやカビを吐き出す風に乗せて部屋中に撒き散らすことになるので、アレルギー持ちには特にこまめなお掃除必須なんですよね。

娘は喘息もあるので、あまりに咳が止まらなくなると危険な状態にもなるにも関わらず、エアコンの掃除をなんとなく先延ばしにしていた自分をいたく反省したのでした。


ハウスダストってあなどれない!

このようなハウスダストアレルギー、発症するかしないかは体質にもよるようなのですが、我が家同様に悩まされる方も多いのではないでしょうか?

ハウスダストとは、家の中のチリやホコリの中でも、1mm以下の目に見えにくいものを指します。そこには、ダニの死骸やフンのほか、カビ、細菌、花粉、繊維のクズなど、人間の体から落ちた皮膚片やフケ、ペットの毛など、実にさまざまなものが含まれます。
ハウスダストは非常に小さいため空気中に舞い上がりやすく、吸い込むと、ともすればシックハウス症候群をはじめアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、喘息や肺炎に至るまであらゆる病気を引き起こす要因になってしまいます

そんな危険を孕んでいるハウスダストですが、特に小さなお子様などは、アレルギーの症状が出ても、「喉が痛い」とか「目がかゆい」などその症状をうまく説明できない場合もあり、風邪の症状と誤って捉えられてしまうケースもあるようです。
風邪の症状とアレルギー疾患とは、根本的に未然に防ぐ方法も治療の方法も異なりますので
、注意したいところですね。

とにかく、アレルギーの症状を引き起こさないためにもこまめにお部屋のホコリを除去して、吸い込まないようにすることが肝要ですね!


もちろん、寝具も畳も要注意だけど・・・

さて、ハウスダストのお話が長くなってしまいましたが、実は今日のテーマはインテリアコーディネート現場でよく話題にのぼる「ラグ」のお話。
ホコリとか、ダニとか聞くと「寝具」とか「畳」などを真っ先に思い浮かべる方も多いかと思いますが、「ラグ」についてはちょっと間違った認識を持った人も多いのでは、と感じています。

みなさんのおうちでは「ラグ」敷いてますか?

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「ラグ」と言えば、通常はソファの前などに敷くのが一般的ですが、私がお邪魔するお家では案外「ラグ」を敷いていないお宅が多く見受けられます。
そして、「ラグっていりますか?」というご質問もよく聞かれます。
クライアント様曰く、「ラグを敷くとホコリが舞いそう」とのお声も。

その答えとしては、フローリングに関しては「ラグを敷かない方がホコリが舞います」。
表面が平で滑らかなフローリングは、人が少し動いただけでもホコリが舞いやすいです。
したがって、ホコリが舞うのが気になる方は、是非ラグを敷いてください。

ラグや絨毯ってもともとは中東が発祥の地なんです。
砂の上に敷いて、砂が舞わないようにした事から使われ出したと言われています。

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ラグの表面を拡大すると、毛が上を向いて立っているように見えると思うのですが、その毛の間にホコリがはまるようにして、たまります。
そのため、ホコリが舞うのは防止してくれますが、ラグには確実にたまっていきますので、ラグに溜まったホコリを取り除く必要は出てきます。

ここで、よく表面がシール状になっていて、転がして髪やホコリを取るいわゆる「コロコロ」
を使う方も多いかと思いますが、これでは、ラグの「表面」のホコリや髪をとるだけなので掃除機でしっかりはまってるホコリを吸い取ることが重要です。
たまには、丸洗いできるともっと良いですね。

アレルギー源であるハウスダストが体内に入るということは、鼻や口からになるのですが、やはり、ホコリが舞うとその鼻や口に当然到達しやすくなりますよね。
常に大人より背が低く、口や鼻が床に近いお子様は特にそうです。
なので、健康を保つためにも是非ラグは敷いた方が良い、ですね。
その際、やはり、キャッチしたハウスダストを吸引しづらかったり、お洗濯しづらい、毛足の長いラグはあまりお勧めしません。毛足の短い、目の詰まったものがお勧めです。
そして、インテリアコーディネーターとしては、見た目的にもラグ、あった方が良いと思います。
ラグがあるのとないのでお部屋のデザインの充実度が全く違ってくるのが、下の画像でもおわかりいただけるかと思います。


ラグなし

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ラグあり

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ご自宅にそういえばラグ敷いてないよ、という方は、これを機会に是非是非検討してみてくださいね!


Profile

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Life ON interior (ライフ オン インテリア)
小畑 典子 おばた のりこ
1979年8月生まれ 京都府出身
フリーランスインテリアコーディネーター

主に個人宅のリフォーム、新築の内装デザイン、インテリアのコーディネートを手がける。
得意なテイストは、北欧のモダンインテリア。
夫・娘(1歳・5歳)の4人で、内装・インテリア全て自らデザインしたリノベマンションに暮らしている。
自宅のインテリアはinstagramで紹介中。

【blog】https://ameblo.jp/mimismom/

【Instagram】https://www.instagram.com/obata_noriko/


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動画編集 : 動画クリエーター 橋本さとこ


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