続いていく6人を見た。
私が大好きで大好きで人生の指標にしていた渋谷すばる氏が関ジャニ∞を脱退して早2ヶ月になろうとしています。
7月の何日かはもう忘れたけど、7人での最後の関ジャムは
本当に本当に素晴らしかった。
あの日は、ツイッターを開くとファンではないあらゆる友達がリアタイしてくれていて
また関ジャニ∞と関わりのあるアーティスト、タレントの方々が放送を見て激しく心揺さぶられている様をツイートしていました。
あの日披露された「LIFE」は、ちょっと今後の人生で忘れられそうにないくらい、あんなに個々人の感情が強烈にさらけ出された演奏は初めてでした。
私が好きになった渋谷すばるという人は、それはもう感情を鉛玉に乗せて直球ストレートでぶん投げてくるような歌を唄う人で
その歌声に何度も心臓を貫かれ、涙腺をぶっ壊され、
自分の感情が意識を飛び越えて行くような感覚を与えてくれた人でした。
多分この先、私をこんな気持ちにさせてくれる人はそう簡単に現れないと思います。
関ジャニ∞が好きだった。
すばるがいなくなってから見るテレビが極端に少なくなったし
今まで録画してた関ジャニ∞の番組も、なんとなく流し見て録画消して、って感じで
まぁ別にもう見なくてもいいかなって思ってました。
先日、関ジャニ∞6人で初めてのMステを見ました。
今まで関ジャニ∞のことよく知ってると思ってたけど、私は今まで渋谷すばるというパイプを通して他のメンバーを見ていたんだなって気づきました。
「私-すばる-エイト6人」
私とエイト6人を繋いでいた「渋谷すばる」というパイプがなくなった今の
「私-エイト6人」
をダイレクトに見たのは初めてだったわけですが、
感覚として私からエイト6人への距離は
「私---------------------エイト6人」
このくらい遠く感じた。
6人は変わらないのに、よく知ってる人たちのはずなのに、なぜか遠く感じた。
間にいた人がいなくなったら、距離が変わるなんて知らなかったです。
しかも縮まるどころか遠くなってしまうんですね。
彼らは何も変わらずそこにいるのに。
6人の関ジャニ∞は、最高でした。
新曲もまたこれがいい曲で
6人のハーモニーも違和感なく、前向きで力強い。
そして今までより格段に爽やか。
水たまりを蹴り上げて水しぶきが舞っているような
そんなキラキラした爽やかさと元気とちょっとした切なさが混じりあったような空気が
今の関ジャニ∞はこれだ!というメッセージと共に響いてきました。
パフォーマンスも熱がこもっていて
特に、一時はツアーの延期も決まった程体調の悪かった安田くんも
体を大きく動かして「元気だよ!」とアピールする姿を見せてくれたり
素直に、6人の関ジャニ∞いいじゃん!!
って思った。
彼らのパフォーマンスを見ながら、泣いていました。
この中にあの聞き慣れたクセの強いメインボーカルの声を空耳しなかったわけでもない。
でも私の心には未練はもはやなくて、
続いていく6人と、旅立った1人。
そういう整理はとっくに出来ていたんです。
なんで泣いたのかというと、たぶん
6人のパフォーマンスに心打たれたんだと思う。単純に。
たぶん、というのは大抵の場合私は自分の涙にどんな感情が伴っているか理解できていないことが多いからです。
見終わった感想は
これはきっと、ポジティブな感情でしょ。
もう6人でのライブツアーも何か所かまわっている中で、
段々とこの6人でのグループの形が出来つつあるのかなって感じました。
着々と時間は流れているし、進んでいるんですよね。
私は過去の思い出より未来を見ていきたいタイプの人間なので
渋谷すばるが脱退した今、これまでの関ジャニ∞のCDやDVDを保管していることに意味を見いだせなくなって全部手放してしまいました。
もはや今後エイターと名乗ることはないでしょうが、
この新しい関ジャニ∞も”結構“好きだなって思いました。
今週末は東京ドームで行われるライブに行ってきます。
たぶん、普通に楽しめると思います。
とか言ってめっちゃ号泣してたら笑ってください。(ありえる)
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