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鬱になった太陽神と伝説のストリッパー(ワイ的歴シ4)®️18指定


またまた前回の続きでございまする。
今回は前回最後でイザナギが黄泉国から帰宅した後、黄泉の国でのけがれを落とす為禊をし、その時産まれた三貴神 
天照大御神(アマテラス)月読命(ツクヨミ)須佐之男命(スサノオ)
が主軸となり話はスタートする。          ※尚、月読命(ツクヨミ)は古事記では詳細を詳しく描かれていない。これはまた別の会で考察していきたいと思う。


イザナギとイザナミ篇


〜〜〜〜〜前回までのあらすじ〜〜〜〜〜

天地の始まり 高天原 に神々が現れ、そこから産まれたイザナギ(男) イザナミ(女) 夫婦。彼らは神々から国産み・神産みを命じられ責務に励むのだが、イザナミが火の神を産んだ時、亡くなってしまう。寂しさのあまりイザナギは黄泉の国へ向かい、イザナミを連れ戻そうとするのだが変わり果てたイザナミを見て逃亡を試みる。命かながら地上まで辿り着いたイザナギだったが、黄泉の国と地上を繋ぐ穴を大きな岩置いて塞いでしまう。なんとか無事に天界へと帰ってきたイザナギは黄泉の国でのけがれを禊によって清めた時、三貴神(アマテラス、ツクヨミ、スサノオ)が誕生日したのであーる。


天照大御神と須佐之男命

なんとか無事に黄泉の国から帰還したイザナギ。
彼は汚れた体を禊によりキレイキレイにするのだが、最中に神々がたくさん産まれた。そんな中から生まれたのが

天照大御神(アマテラス)

月読命(ツクヨミ)

須佐之男命(スサノオ)

イザナギ「あれ?なんか特別な優秀そうな奴ら生まれたじゃん!こりゃ、ワイも隠居だな。君たちに早速任務を与えよう!ワシも隠居したいし、アマテラスは天界、ツクヨミは夜の世界、スサノオは海をおさめてくれ!できるかな?」

アマテラス「勿論でございます!お父様!!」
ツクヨミ「喜んで!お父様!!」
スサノオ「うっーす。」
イザナギ(おいおい、最後のやつ大丈夫かよ💧💧)

そんなこんなで三貴神は任せられた担当区をおさめるようになったそうな。
そして時が経ちある時、
「イザナギさーん、ちょっと見てくださいよー!泣」
1人の神がイザナギを訪れた。
イザナギ「一体どうしたというのだ!」
神「地球見てくださいよ!海が荒れに荒れ狂っていてんすよー!スサノオさんちゃんと仕事してますー?💧💧」

これを聞いたイザナギはすかさずスサノオを天界に呼び出し、説教タイムが始まる。
イザナギ「おい、スサノオ!これどーなってんのぉ?!!お前海おさめろっていったじゃん!ふざけんなよマジおい。」

スサノオ「親父、1つ言っていい?」

イザナギ「なんだね?」

スサノオ「俺ね、海なんかおさめたくねぇ!!てかさ、俺も自分のかーちゃんに会いてえよ!!泣   うわーーーーん、かーちゃんに会いてえよ!!!」

イザナギ「はーーーー!?お前どれだけ俺苦労して黄泉の国から帰ってきたと思ってんだよ!!ふざけんなマジ、お前聞き分け悪いからずっと地上いとけよもう」
聞き分けの悪いスサノオに愛想尽かしたイザナギは、なんとスサノオを天界から追放してしまう。


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・「うけい」の儀式

天界から追放されたスサノオは途方に暮れていた。
スサノオ「さて、どーしたもんか。。。とりあえずかーちゃんには会いたいしな、、、あっ、とりあえずねぇーちゃんのところに挨拶にでも行くか🏃‍♂️💡」

アマテラスに会いにスサノオは天界にむかうのであった。


一方その頃……

「アマテラスさーん!あのぉ、、スサノオさんが此方に向かってきていると情報があったのですが……」
アマテラス「ホント!?えー嫌だなあいつ来るの。だって父上に海原見とけって言われていたのに、あいつ反抗して 根の堅洲国(母に会いに)に行きたい言って駄々こねて天界追放されたんでしょ!?なんでこっち来んのよ〜」
アマテラス含め他の神々もスサノオが高天原に来ることに対していい顔をするものは誰1人としていなかった。イザナギとの悶着もあっという間に高天原に噂は広がっていたのである。


そしてとうとう奴がやってきた。
我らが須佐之男命、高天原に降臨する!

スサノオが高天原に到着する少し前、アマテラスは神々に武装を固めさせていつスサノオが暴れてもいいように準備を整えていた。

アマテラス「あいつはマジで何しでかすかわからんからねー抜かりないようにねーーー!!スサノオのことだから海原(地球)治めるのが嫌だからって高天原を乗っ取りに来てる可能性もあるからね。」
天界はかなりピリピリしている模様だ。

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スサノオは高天原に到着するやいなやすぐ、アマテラスの所に向かった。
スサノオ「よぉ!ねぇちゃん(アマテラス)!根の堅洲国に向かう前に挨拶に来たぜ!」
アマテラス「へぇ、そう。もう挨拶は済んだわよね?さっさと根の国でも黄泉の国でも向かったら?」
スサノオ「それでなんだけどさ、1つお願い事がございやして……」
アマテラス「なに?」
スサノオ「ちょっと間、僕を天界に住まわせてもらえやしないでしょうかねぇ〜?親父に追い出されちゃってさー!地上治めるとかかったりぃーし辞めてこっち来ちゃったよへへへ」
アマテラス「………厳しいわね。」
スサノオ「どうしてさ!!大人しくするって」
アマテラス「絶対しないでしょ!!あんた国乗っ取るつもりでしょ!?さっさと下にお帰り!!!」
スサノオ「絶対そんな事しないって!!ほんと頼むよー泣 どこ行っても寝床もないし食い物もないしでさぁ、ホント後生の頼みだよマジ」
アマテラス「へぇ〜、でも何を見て何を信じればいいって言うの?」
スサノオ「じゃあ"アレ"やろうぜ!?」
アレとは…
お互いが持ってる物を交換してそれを媒介に神々を産むという方法である。(なんかよくわからんが今でいう占いみたいなものと思ってもらえれば良い)
詳しくは下記に

その神産みの結果なんやかんやでスサノオは高天原に居座れるようになってしまった…


天の岩戸隠れ


だが時間を経たずして問題は発生する!
スサノオのことである、やはりそうであった。
天界にある田んぼやら宮殿やらに糞尿ばら撒いたり、女ヤリまくりだしで散々だった。
「あいつなんなんだよ、最悪!!」
とは思っていても相手はあの暴君スサノオ。
しかも、一応「うけい」なる儀式を設けて正式に天界にいれるようになってしまってるので他の者は口出しできなかった。
しかし、アマテラスの元には苦情が殺到していた。
「どーにかしてくださいよ!スサノオさんには参っちゃいますよ泣泣」
アマテラス「ひょっとしたらスサノオも、何か考えあってのことかもしれません。もう少し様子をみましょう」
なんて懐の大きさ!
流石「太陽神」といったところである


だかしかし!
とうとう事件が起こる!!
天界の神々の服を作っている機織小屋にスサノオが襲来したのだ!!
スサノオ「ひゃっほーーーっ!!スサノオ様の登場だーい!!」
天の服織女「ぎゃーーーーーーっ!!!!!」
そしてスサノオは機織小屋の屋根をブチ破り、何を思ったのか皮を剥いだ馬を小屋にブチ込んだのだ。
馬が上から落ちてきて機織の機械が壊れ、その壊れた梭(ひ)が服織女の陰部にぶっ刺さりなんと絶命したのだ!!

それをみたアマテラスはとうとう心を病んでしまい、「天の岩戸」という洞穴に引き篭もってしまった。
これがまさに有名なアマテラスの
「天の岩戸隠れ」である。
これにより高天原と葦原の中国は暗闇に包まれるようになった。(今そんなこと起こったら世間はこの世の終わりだ!と言うくらいに暫く暗闇の世が続く)

天界の八百万の神らが、引き篭もったアマテラスを出て来るように説得を促すも話も聞いてもらえないような状況が続いたので、八百万の神らは天の安河の川原に集まりどーしたものかと相談しあった。
そこに八百万の神の1人 思金神(オモイカネ) が作戦があると言い出した。
オモイカネ「アマテラスに出てきてもらう為、宴(儀式)を行う!よって今から言う物を用意せよ!!後、其のもの!お主は岩戸の前でいつでも動けるようスタンバイしといてくれ。」
用意させた 八咫鏡(ヤタノカガミ)ミスマルノタマ を枝に備え付け、八百万の神がそれを振り回し、また別の八百万の神は祝詞を唱え、岩戸の前でスタンバイ完了している八百万の神も準備万端だ。

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オモイカネ「さて、そろそろあいつを呼ぶか!」
宴は賑やかに始まりながらも八百万の神らは、アマテラスに出てきてもらわないとまずいということもあり、不安な様子を隠し切れないでいた。と、その時、
???
「お待たせいたしやしたー!!」
1人の女が岩戸の前に現れた。

オモイカネ「おー!待っておったぞ!!ささっ、早速踊ってくれ踊ってくれ!💃」

そう、この女性こそが「芸能」「祭りごとの神」
「伝説のストリッパー」
として有名な
 アメノウズメ である!!

アメノウズメがうつぶせにした槽の上に乗り、背をそり踊り出したかと思うと、オッパイをあらわにし、さらには陰部も見えそうになるくらいに激しく力強く、尚且つエロティックな動作で踊り出すではないか!!!

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これには八百万の神々も大爆笑も大爆笑だったそうな。
大笑いする声が岩戸の奥まで届き、アマテラスの耳にも聞こえた。
アマテラス「私がこんなに躁鬱患って、洞窟篭りしてんのにあの男共は何がおかしくて笑っておるのだ💢」
気になったアマテラスは岩戸をずらし顔を出した瞬間、
八百万の神A 「今ダーーーーッ!ひっぱれーー!」

腕を掴まれたアマテラスは岩戸の外に引っ張り出されたのだ。
その瞬間高天原と葦原の中国は太陽に照らされた🌞

八百万の神の集団「やったーー!!!ヒカリが取り戻されたぞー!!!わーいわーい!」
こうして伝説のストリッパーこと、アメノウズメのお陰でアマテラスは元気を取り戻し、その日は飲んで食って騒いで宴を楽しんだそうな。
このようにしてアメノウズメは伝説のストリッパー、芸能の神、お祭りごとの神、として祀られるようになったのである。

さて、地上界、天界共に平和を取り戻したのだが、問題はまだ残っていた。
そう、スサノオの処遇である。
一体彼はどのように裁かれるのか?

それはまた次回のお楽しみである💚

次回更新したので貼っておきます🐍👺

チャラ男、徳を積むの巻

白ウサギは5次元の入り口編


オマケ
めちゃくちゃ面白かったのでシェアします!
あなたは太陽派?月派?人派?
血液型からわかる先祖占い!





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