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快晴って怖い

 こんにちは、あかいです。


 快晴って、怖くない?僕は漠然と快晴が怖くなる時がある。ちょっとは曇っていないと落ち着かない。

 これは、調子が良すぎるときに漠然とした不安があることに似ていると思う。今日はかなり調子が良く、朝から筋トレとかしちゃって掃除洗濯もこなし、優雅に漫画を読んでしまっている。今から散歩にでも行こうかと思っている。


 怖い。


 今まで散々落ち込んでしまって、すごく辛い生活を送っていた。ただ、それは「辛い状態」に所属している安心感があったのかもしれない。まさに「絶望ごっこ」である。あの時は心から辛いと思っていたし、ひどい時は死を意識してどう実行するかを模索しているほどだった。でも、それはそれで自分を落ち着かせるための防衛本能なんだなと気づいた。


 うつ病をはじめとした精神疾患は、今までかなり不可解なものとして認識していた。そもそも人間は生きるために欲求があるし、そのためにいろいろ努力するものだ。それなのに、死にたいと思ったり、実際に自殺してしまうのは矛盾していると思っていた。しかし、さっきの気づきから、外的要因によって所属感があまりに満たされないことで新たな所属感を求めて「絶望ごっこ」を始めてしまうのだと思って、結構腑に落ちた。

 学術的なデータは全く仕入れてないので、この考えはとても自信を持って正しいとは言えないが、自分を納得させるにはいい考えだと思った。


 ただ、こんな戯言も調子の落ち込みによって瓦解していくわけで、今調子が良く過ごせていることにかなり不安を感じている。

 若い時の苦労は買ってでもせよなんて言葉があるけど、典型的な苦労とは外れているので余り役に立たない気もしてしまう。同じような境遇で困っている人がいたらなにか力になれればいいな、くらいしか思いつかない。

 今二週間くらい気分の起伏もなく、落ち着いて日々を楽しめているのだが、本当にいつそれが崩れ始めるのかがわからず、怖い。多分、そんなことも忘れられたときが、真の完治、寛解(薬を飲まなくても良くなること)の達成なのだろうなと思う。

 今結構薬も服用しているし、全然直ったとは言えないが、少しずつその量も減らして、社会生活に戻っていきたい。


 ちょっと眠くなってきたのでやっぱりお昼寝しま〜す。さようなら。






追伸 梅の花がきれいに咲いていました。


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