坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

恋に落ちた私が悪い

なんて、そんなことを考えてしまうことがある

離婚したてのあるあるだろうか

(実際そんな可愛いもんじゃあない)

2017年夏

私は一人で、趣味である高校野球の地方大会観戦に向かった

そこに彼はいた

なんと隣にいた

しかも超絶イケメンに見えた(その時は)

しかも父母揃っていた

弟の試合を家族で応援しに来たらしい

運命だと思った

そりゃそうだ

何百とある地方大会の試合で、あの試合だけ、アルプススタンドにイケメンがいたのだから

竹内涼真似の彼が私に微笑みかけ、また明日も一緒に応援しようと言ってくる

いやそんなことありますのん

地味女の私にとって、目眩がしそうなほど嬉しかった

当然次の日も一緒に応援した

試合より彼の顔を横目でみる方が忙しかった

それからあっという間に付き合った

ちなみに告白する時、花束を持ってくる男には注意したほうがいい

花をあげれば女が喜ぶと思っている

(まぁ当時の私は案の定喜んだ)

デレデレだったのだ

それから3年ほど付き合った

3年間、彼は今日も愛してるよ、今日も綺麗だよを毎日繰り返し、ある時は花束、ある時には手紙をくれた

ただ、私に結婚という文字が浮かばなかった

彼のご実家はお寺で、副住職といえどまだ半人前

当時は仏教学校に通う学生だったということ

そして私には経営者として大きな目標があり、仕事に振り切るため結婚を優先していなかったいう理由が大きい

こう思っていた矢先、しれっとプロポーズされてしまう

結婚は考えていないことを伝えていたので正直今?とは思ったが、やはり愛している人にプロポーズをされるのは嬉しいもので、入籍日は先になることを了承させてOKした

ちなみにプロポーズは100本の薔薇だった(気がする)

膝をついてのコテコテなやつだ

(花束やディナーに使用したカードは私の管理するカードだったのであとで明細が出てきた時にはさすがに呆れたw)

そんなこんなで、3年ちょいの交際を経て

2020年2月に入籍した

よく聞くけど、結婚なんて頭お花畑のハッピー野郎の時に勢いでしたほうがいい

慎重に考えていたら一生できやしない

ということで地味女はイケメン坊主と結婚した

がこの2ヶ月後にW不倫発覚

私の精神が一気に崩壊する

自殺未遂にまで追い込んだ煩悩坊主のネタのようなホンマの話し

乞うご期待です



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