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-THE INTERVIEW- #04 国分真央(前編)


皆さんこんにちは、4 Silent Birds STAFFの晴知花です😌
1月から始まったこの企画ももう5ヶ月目に突入しており、時の流れの速さに驚いております。たくさんの方がTHE INTERVIEWを見てくださり嬉しく思います。

そして今回も連載記事の第三弾をお届けいたします!

「 THE INTERVIEW 」は実際に4 Silent Birdsのカメラストラップを愛用されている方に、インタビューをさせていただき、その方の視点や活動のお話、写真を撮る日々の中にカメラアクセサリーを取り入れる楽しさやこだわりを聞き出していく連載企画。

今回は写真家の国分真央さんにインタビューをさせていただきました!

自然の中に溶け込んだような世界観が印象的な国分さんの写真。🌔

photo by FUJIFILM X-S10
photo by Leica M8
photo by Canon autoboy



晴知花が学生の頃、写真を始めたての頃から拝見していた方でしたので、念願のインタビューでした😌
写真家としての彼女の想いなど、たくさんお聞かせいただきました!

ぜひお楽しみください!


絵を描いていた学生時代〜写真との出会い


晴ー
 国分さんの普段の活動につきまして教えてください。

国分 今はフリーランスでフォトグラファーをしております。
写真歴は今年17年目で、フォトグラファーとしてお仕事をするようになってからは8年目になります。普段は対企業でお仕事することが多くて、作品を提供して広告で使用していただいたり、企画に合わせてポートレートなどの撮り下ろしをすることが多いです。

晴ー 作品とお仕事の撮影はどのくらいの割合で行っていますか?

国分 大体6:4(作品:お仕事)ですかね。作品が後々仕事につながってきたりすることもあるので一概に言えないのですが、写真が好きなので撮りたいものを日々撮ってそれがきっかけで依頼がもらえたら嬉しいなって思いながら活動しています。

晴ー お仕事はどういう流れでもらうことが多いのでしょうか?

国分 企業さんからSNS(TwitterやInstagram)を見てオファーいただくことが多いです。

晴ー 国分さんのInstagramは私も昔から拝見しておりました。SNS活動はいつからしていらっしゃるのでしょうか?

国分 Instagramのアプリが始まった頃からずっと投稿しているので、もう12・3年くらいかもしれないです。

晴ー 写真を始めたきっかけは何でしたか?

国分 元々高校生の頃に絵を描いていて、家族に画家がいたりと絵に自然に触れる環境で育ってきたのですが、そんな時に当時使っていたガラケーで写真を撮ってみたらすごく面白く撮れて、絵は完成までにすごく時間のかかるものだと思うのですが、瞬間的に面白い絵が生まれる写真にすごく惹かれていきました。
私の学生時代はカメラってオタクの男の人がやるものってイメージがあった頃で、高校3年生くらいに「写ガール」っていう雑誌があったり、女の子も撮るよって風潮が出てきはじめてたんですね。それでHOLGAっていう中判フィルムカメラやNikonのコンデジを使って撮るようになって、専門学生になったくらいからInstagramもはじめました。

晴ー 「写ガール」懐かしいですね!結構ご家族の影響も大きかったのでしょうか。

国分 そうですね、画家以外にも父が美容関係の仕事をしていて髪のカラーチャートを見たりとか色に触れる機会が多くて、絵に興味を持った流れで写真にも興味を持っていったって感じですかね。
元々写真を仕事にしようとも全然思っていなくて、美容師になるつもりで美容学校にも行ったんですけど、今やってることも無駄じゃないよなって思っています。

晴ー 絵の感覚が写真に生きたなって感じるところはありますか?

国分 絵画で静物画を描くときに立体的に見せるために背景の色を塗ったりするのですが、そういった色のバランスを考える思考回路が写真にも通じているなと思います。
一見被写体を撮っているようで、実は全体像も大事にしているっていう意識が自然にできていたのかなって思います。


デジタルとフィルムの二面性


晴ー 普段の主な使用機材を教えてください。

国分 使っているものはこんな感じです。
Leica M8
FUJIFILM X-S10
Nikon f3
GR3x
コンパクトフィルム等々
お仕事だと基本的にはデジタルカメラでの仕事が多くて、アナザーカットとかでフィルムで撮って欲しいと言われることもあります。



晴ー カメラは総勢何台くらいお持ちなんですか?

国分 カメラは20台くらいお家にあると思います(笑)
それぞれ画角が違うので、そこを使い分けてローテーションしています。


晴ー お仕事の使い分けについておっしゃってくれましたが、作品を撮る場合にデジタルとフィルムカメラの使い分けはどのようにされていますか?

国分 ロケーションが決まっていたら、撮りに行った場所や被写体の雰囲気にデジタルとフィルムどっちが合うかなって想像して持っていく割合を決めます。私のフィルム写真のサブアカウントがありまして、そっちは自分の内面的な部分と言いますか心象的な部分がもっと深く入っていて、そういう部分を写し出したい時はフィルムを選ぶことが多いです。
メインのアカウントは企業さんにも見ていただいて仕事に繋がる部分でもありますので、デジタルで撮ったものも入れています。
正直どっちも素直な気持ちではあるんですが、デジタルで撮る自分とフィルムで撮る自分の”二面性”みたいなのがあるんですね。人って明るい時もあれば暗い時もあるので、そういう内面的感覚での使い分けになってくるのかなって思います。

晴ー なるほど。それでもカメラはデジタルとフィルム両方持ってはいくのですか?

国分 そうなんです。基本的には4台は持っていくんです。その時のテンションで使い分けられるようにしているので4台が平均値です。

晴ー 確かにあれ持って来れば良かったって思いたくないなって思って、私もいつも全部持っていってる気がします。(笑)

国分 まさにその感覚です!撮れないくらいなら私が重い思いをしてもいいから持っていきますね。(笑)


まずは前編、いかがでしたでしょうか?
国分さんのお写真の魅力に繋がる秘密をちょっと覗けたような気がしました😌

当初男性ユーザーが多かったカメラ界隈でしたが、
私も国分さんのお写真を見て影響を受けてきた部分もあったため、女性写真家・フォトグラファーとして前を進む方のお話は大変貴重でした!

さて、そんな国分さんからのお知らせです☀️

⚫️NEWoManにて、展示「君がいたから生まれた写真」が現在開催中です!
国分真央さんをはじめ、SNSフォロワー10万人以上の写真家5名による
「君がいたから生まれた写真」をテーマに、
写真を通じて大切な人とのつながりを感じられる写真展です。

場所 : NEWoMan ART wall.
4月1日〜5月31日まで開催しております!是非お越しください!


⚫️カメラのキタムラさんの「ShaSha」にて記事を連載中です📝
ちょうど連載を始めて1年経ちました◎
皆さん是非読んでいただけたら嬉しいです!


⚫️国分真央さんのSNSはこちら!
Twitter

https://twitter.com/eau849

Instagram(メインアカウント)
https://www.instagram.com/mao_kokubu/

Instagram(フィルムアカウント)
https://www.instagram.com/___elilis/


後編の記事ではカメラストラップのお話はもちろん、
国分さんの写真家としてのこだわりや大切にしていることなど
さらに深いところまでお聞きしていきます🕊


次の記事もお楽しみに✨

後編記事はこちらから!

過去のインタビュー記事はこちらから!





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