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受けたいセミナーを考えよう。

人事部で働き始めてもうすぐ1年が経とうとしている。転職し営業からの人事職へ。

1年のうち、ここ1ヶ月はコロナの影響で在宅勤務となった今は、子供との戦いの日々でもある。1時間に1回の「構って」タイムによる業務中断。

そもそも社労士の資格や労務知識があるわけではない、まさに挑戦も挑戦。やる気と想い先行で転職した。本当にゼロからのスタートで、過去に取り組んできた組織開発の歴史も組織にある慣習や文化も、セクショナリズムとなる関係性、さらには自部署の上司部下の関係性も手探りかつ体当たりで学ぶ。

そんなこんなで1年が経った上で思うことは、人事の勉強がしたい!基礎となる型を学びたい!という気持ち。

しかし、自己啓発として個人負担で賄える予算で受けられるセミナーの少なさ。就業時間後で開催されるセミナーの内容の薄さ。そもそも求めるものとの相違があるし、大体が自社商品の紹介のために、人事に求められる情報をおまけ程度で提供しているのが大半。

読書にしても、学ぶ領域は広い、そして深い。

約1年間、もがいた中で思うことは、

メンターをつくることの重要性と自分の興味がある領域を見出すこと。

人事の領域は広く深くそして、いろんな人が自論を言える世界である。だからこそのメンターである。運良くご縁に恵まれて3人のメンターと出会い、精神的な悩みや辛さ、テクニカルな対応にも相談できる分、楽になっていく。

しかし、課題となる学ぶことやどうやって人事として付加価値を出せるのかは、手探りなので効果的な学び方としては足りない。

だからこその、自分の興味のある領域を見出し、そこのプロになること。大体のトレンドの領域は他の社員が担っている。採用、教育、タレントマネジメントなどの主要ではなく、未開拓であればあるほど良い。

労務トラブル、メンタルヘルス、ハラスメントは手間だしやりたがらない。

自分が働くうえで、世界や社会の問題の何を引き受けて解決したいのか?という視点かつ企業内でも求められる領域が、未開拓の領域と重なれば、覚悟を決めてやり切るのみ。

そして、受けたいセミナーを探すのではなく、どんなセミナーに参加したいのか、そのカリキュラム構成を自ら作り、インプットすることが近道ではないか。

少しだけ道が拓けた気がする1年目の終わり。




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