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【歴史のパラダイムシフト(大転換)に生きている】

明けましておめでとうございます。
2020年は、コロナ禍にあって、
まさに歴史のパラダイムシフト(大転換)が始まった年でした。
そんな、大きな歴史の節目に生きていることを感じながら2021年を迎え、風の時代へ。

アート思考
「アート思考」というテーマで2019年の4月からセミナーの講師をはじめて、最初は自分の話にお金を払う人がどれだけいるかと思いましたが、のべ2000人以上の受講生の方にセミナーを受講して頂きました。
そこから新しいつながりも生まれ、受講生の皆さんの応援もあってストリートアカデミーの優秀講座賞に選んでいただいたり、ロレアル化粧品様他の企業のセミナーやUdemyの講座(↓1/7まで1200円でいつでも受講可能)まで開設しました。

逗子アートフェスティバル2020
逗子市では3年ぶりの「逗子アートフェスティバル2020」のプロデュースを任命して頂き、オンラインとオフラインのハイブリッドな運営とアーティストの自立をコンセプトで進めました。深刻な人口減少と少子高齢化はこれから日本のどの地域でも加速していきます。人口6万人の逗子市も県下で2番目の少子高齢化率です。8年近く逗子の地域デザインに関わってきました。行政と協業して自ら町をデザインする自立した市民の形がやっと見えてきました。人口減少の中、逗子はこれからクリエイティブな移住者も増え新しい町のコミュニティーを作っていくでしょう。地域創生の為に毎年皆さんの税金が1000億円以上使われ、その多くが失敗しているなかで、逗子のアートを活用した地域デザインのロールモデルはこれから注目を浴びると思います。


ローカルミュージック
音楽の面では、苦渋の選択を迫られましたがコロナ渦の中、できる対策は全て施し「FreedomSunset」@オッパーラと文化庁の継続支援事業の補助金をいただき「夕陽と海の音楽会」の2回を開催できただけでもよかった思います。スタッフと出演者、お客様に心から感謝申し上げます。90年頃日本にはじまったクラブミュージックシーンも独自の形態を歩み始めています。18年続けてきたクラブでもレイブでもない夕陽と海という環境と音楽をコンセプトにした音楽の場作りが日本独自の音楽の現場として定着しました。

また、地元藤沢の音楽シーンも盛り上がってきています。2月には地元の60、50、40、30、20代の各世代のDJが参加するイベントの開催を予定しています。これからはローカルミュージックシーンの時代が来ると思います。借り物ではない本当の意味での音楽カルチャーがやっと生まれ始めています。

そういう意味では、コロナ禍という異常事態にたくさんの覚悟をし、工夫をし、同時に新しいことに挑戦することができ、とても充実した1年でした。


レジリエンスの時代
2021年、レジリエンスが力が問われる時代です。

レジリエンスとは、、
『社会的ディスアドバンテージや、己に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを対応させる個人の能力と定義される』(Wikipedia)


個人の能力が問われています。今、次の出来事を予想し、自信を持って人を導ける人がいない時代です。物事が複雑化し、価値観が多様化した中でSNSでは様々な意向が露呈しています。どれだけ多くの情報を手にしてもそれが正しいかの判断は、最終的に自分にしかできません。

アート思考の基本は<自分軸>です。アーティストは自分の内面から自分にしかできない作品を生み出します。人と同じものしか作れないアーティストに存在価値がないように、自分の答えと行動に重きが置かれる時代です。
自分のだけの答えを探して、しなやかに、柔軟に2021年の風に乗っていきましょう。
Photo by Taro Motofuji


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