【アート思考とジャズの逸脱】
デザインの限界
基本的にデザイン思考では顧客目線、つまり消費者(他者)のニーズを叶えることが求められます。ロジカル思考の利便性や合理性に消費者の個々が求める付加価値としてのデザインが施されていくことで商品やサービスが生まれます。
ただ、デザインされた社会は、どんどんコモデティー化(同質化)して行きます。消費者のニーズに答えれば答えるほどモノの飽和がはじまります。求めるものが氾濫して必要なものに満たされれば、そこに差別化要素も浮かんで来なくなります。デザインとアートの違いの一つ