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【レポート】哲学Bar「たのしみ」

毎月第3日曜の夜に京都・三条にあるバーVOGA foyerにて哲学Barを開催しています。
哲学Barはお酒を飲みながらテーマについてお話しする時間で、ルールは「飲みすぎない」「しゃべりすぎない」「ケンカしない」の3つだけと昼間に開催する哲学カフェよりもシンプルなものにしています。哲学Barでは参加者とそうでない人の境界を曖昧にしていて、普通のお客さんも話の内容を聞いていたり、途中で話に参加してきたりと、自分が開催している中でもかなりオープンな場になっています。

今回のテーマは参加者の提案で「たのしみ」にしました。こどもの頃は遠足や運動会が楽しみだったという話から始まり、大人になってからの楽しみとの違いについて考えていきます。大人になってから楽しみなことは、何かそこで起こる具体的な結果を期待しているような気がするが、こどもの頃の楽しみは出来事全体を楽しみにしていたような感覚がある、という意見が印象的でした。その後は、色々ある「楽しみ」の種類や「愉しみ」との違いについて話題が展開していきます。個人的には吉本新喜劇のような、定番の流れがあるエンターテイメントの楽しさについての話が興味深かったです。結果が予想できないような楽しみと何が違うのだろうと、考えを巡らせる時間となりました。

次回の哲学Barは12月17日(日)の19時30分から開催です。詳細はVoga foyerのFacebookページをご確認ください。

(おわり)


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